演奏にアートと、日頃から芸術にどっぷりと浸かっている筆者utoが、ひとりでゆっくりと楽しめる企画展をご紹介。今回は番外編として、アートウィーク東京のメディアツアーに行ってきたので、そのレポートをお送りします。わくわくが詰まったアートウィーク東京、ぜひご注目くださいね!

記者発表会で分かった「アートウィーク東京」への熱い思い

10月30日(水)におこなわれた、「アートウィーク東京」の記者発表会と、そのあとのメディアツアーに参加してきました。

そのなかで、記者発表会では主催される皆様の、このイベントに向けた熱い思いを聞くことができました。

「アートウィーク東京」は世界的に見ても大規模な現代アートの祭典になっていますが、その開催の目的はふたつあります。

ひとつは、国際社会と日本のアートシーンを繋ぐこと。もうひとつは、日本の皆さんにアートを身近に感じて楽しんでもらうこと。

海外でもアートイベントは数多くありますが、その開催方法は、大きなイベント会場を借りてその屋内でおこなうという、閉じた空間でのものです。しかし、「アートウィーク東京」は巡回バスAWT BUSで数々のアートスペースを自由に回ることで、東京の街も楽しむことができるという、珍しい方法をとっています。

画像: アートスペースを繋ぐ巡回バスのAWT BUS

アートスペースを繋ぐ巡回バスのAWT BUS

アートウィーク東京には中心となるアートスペースはなく、東京の街に分散して存在するそれぞれのアートスペースを楽しみ、人々を繋ぐイベントでもあります。

会期は11月7日(木)から11月10日(日)の4日間で、その中でおこなわれるイベントプログラムは下記の4つ。

  • AWT FOCUS:作品鑑賞×「買える展覧会」
  • AWT VIDEO:13組のアーティストが参加する映像作品
  • AWT BAR:フード・カクテルだけでなく建築やサウンドなども楽しめるコミュニティスペース
  • AWT TALKS:現代社会のアートの位置付けを討論する教育プログラム

アートスペースを巡り、東京の街を楽しみながら、アートを身近に感じて生活に取り入れてみる。そのようなきっかけとなるアートウィーク東京、ぜひご注目ください!

メディアツアーでそれぞれのアートスペースを体験

記者発表会で熱い思いを聞いたあとのメディアツアーは、アートウィーク東京の一部を存分に体験できる催しでした。

AWT BAR

画像: 乗ることができるアート作品にも注目

乗ることができるアート作品にも注目

まず最初に、プログラムのひとつであるAWT BARへ!

AWT BARでは、3種類のカクテルと2種類のフード、そして大地や自然など、世界を構築するランドスケープのひとつを表現したアート作品と、AWT BARを満たすサウンドを楽しめます。

3種類のカクテルは、荒川ナッシュ医小泉明郎束芋の3名のアーティストそれぞれが考案した、見た目にも味覚にも楽しいものとなっています。

今回試飲した荒川ナッシュ医の「旅立つ秋」は、柿のリキュールを使用した、すっとした後味のさわやかなカクテルでした。

フードは延命寺美也が手がけた見た目も美しい小さなケーキで、新ゴボウの風味が大地をイメージさせる新ゴボウとベーコンのケークサレと、紅玉リンゴと和栗のクリームを花びらのように絞ったタタンモンブランのふたつ。

画像: カクテルとの相性も抜群

カクテルとの相性も抜群

どちらも試食しましたが、ケークサレはさっぱりとした軽い口当たりで、タタンモンブランは甘すぎない味わいでした。どちらも何個でも食べられてしまいそうなおいしさで、見た目も工夫されていて楽しく、ぜひ五感で楽しんでほしいバーとなっていました。

こちらのAWT BARは、会期中ライブパフォーマンスもおこなわれますので、イベントスケジュールをご確認の上、足を運んでみてくださいね。

AWT BARについて詳しくはこちらをご覧ください。

ほかのアート情報はこちら

This article is a sponsored article by
''.