ドレスはいつ着たって良い。ソロ活にもおすすめなソロウェディングの魅力

ソロウェディングプランへのこだわりをインタビュー

スタッフの方にインタビュー。実際に、どんなところにこだわっているのか伺いました。

──ホームページにもソロウェディングの寂しいイメージを払拭したいという思いが記載されていますが、改めてソロウェディングの魅力を教えてください。

ソロウェディングは2018年から始まったのですが、その経緯からお話ししたいと思います。

このプランは、一人の女性スタッフによる「一人の女性をキレイに撮影したい」という、フォトスタジオならではの提案から始まりました。

結婚しないとドレスを着てはいけないという前時代的な考えを払拭するような、ドレスを着るというところに焦点を当てたプランなので、既婚未婚問わず人気があります。

ただただドレスを着たい。ダイエットしてきれいになった自分を残しておきたい。そんな需要を叶えられる点が魅力です。

ソロウェディングのほかに婚礼・成人・卒業とプランがあるのですが、ソロウェディングは3〜4割とかなり多くの割合を占めています。

ソロウェディングは誰かと日程を合わせる必要がないので、趣味の一環として思い立ったら即行動、気軽に撮影を行える、という点でも人気がありますね。

──ドレスを着る機会も、きれいな写真を撮ることができる機会も少ないので、需要が高いのも頷けます。年齢層としては、どのような層に利用されているのでしょうか。

年齢層は、15歳の誕生日記念から、還暦の記念までさまざまです。

ウェディング感を出さずに撮影をしたい場合にはカラードレスがおすすめで、どのような撮影を希望されるかお話を伺いつつ進めます。

女子会プランもあるので、ご友人と一緒にドレスを着たり、推し活として撮影したりするのも人気があります。

さまざまな需要に応えられるので、年齢層も幅広くご利用いただいています。

──そんなに幅広い年齢層に利用されているのですね！ 利用時の流れについても教えてください。

まずは「1st スタジオ」かオンラインでカウンセリングを行い、プランの説明をします。カウンセリングの後にすぐドレスの試着も行えるのですが、1日だけだと試着できる数も限られるため、別日に打ち合わせ日を決めて試着だけ行えます。

お好みのドレスを決めていただいたら、プランと撮影するスタジオをお選びいただきます。

撮影時はヘアメイクルームでお支度したあと、プロによる撮影を行います。

撮影時間の目安としては、プランによって異なるものの、1背景につき30分ほどなので、お仕事終わりのタイミングに来られる方も多いです。

──撮影環境もこだわっているのでしょうか。

ライティングから背景、ポージングまでかなりこだわっています。自然光のようなライティングも作り出せるため、いつでもクオリティは変わらず撮影を楽しむことができるんです。

背景も「1st スタジオ」が36背景ほど、「2nd スタジオ」は35背景ほどと豊富なため、バリエーションに富んだ撮影ができるようになっています。

ドレスとヘアメイクに合わせて背景を選んでいるので、例えばベージュ系のドレスであればライティングも含めて暖色系に統一するようこだわっています。

ポージングに関しても、顔の角度から指先まで細かく指示しているため、撮影後に「しっかりとポージングの指示をしてもらえてありがたい」といったお声をいただくことも多いですね。

──ポージングがぎこちなかったらどうしよう、という不安も解消されますね。最後に、衣装のこだわりについても教えてください。

Bクラス・Aクラス・Sクラスと分かれた衣装はどれも人気が高いのですが、Sクラスに該当するオリジナルブランドの「Fazie」も人気です。デザイン性が高いのが特徴で、パールビスチェがついていたり、チュールをふんだんに取り入れていたりと、おしゃれなドレスばかりなんです。

最近はブラックドレスも人気で、お式で着ることができなかったカラーのドレスを選ばれる方も多いですね。

アクセサリーなどの小物も細部までこだわったものをご用意していて、なかでもヘッドドレスは、手作りの一点物です。

プリンセスのように撮りたいという方にはティアラが人気で、最近は韓国風のベロアのリボンも人気があります。

一人一人に合わせたトータルコーディネートができる点が魅力ですね。どのような衣装があるかもお見せできるため、ぜひ一度カウンセリングをご利用いただければと思います。

自分らしいスタイルを楽しんでみては

筆者もソロウェディングを知るまでは、結婚しないとドレスは着られないと思い込んでいました。ドレスを着るためにウェディングフォトを撮るという新しい選択は、とても魅力的です。

ドレス以外にもジャケットスタイルや和装の撮影も可能なので、自分だけのこだわりが詰まった写真撮影ができます。1人でも、2人でも、推しとでも。ソロウェディングの形は人それぞれなので、自分がもっとも輝いている今の姿を、ぜひ残してみては。