《utoの自己紹介》
不思議で不気味な世界観の作品が好き。とくに幽霊をこよなく愛しすぎていて、もはや一緒に住みたい。王道なオチもどんでん返しも大好き。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス
好きなジャンル:ホラー、サスペンス、ノンフィクションなど
まずは映画から? それともゲームから? それぞれをご紹介!
音を立てられない緊張感! 『クワイエット・プレイス』
ホラー映画と言えば、“独特の緊張感”が楽しいですが、こちらの映画『クワイエット・プレイス』も緊張感抜群の映画です。
視聴中は思わず息を止めて観てしまうほど、静寂=緊張感!
だからこそ、音を立ててしまったときには絶望……。こちらは安全な室内で視聴しているはずなのに、登場人物と一緒になったハラハラドキドキがすごいです!
その一方で、家族との愛情、そしてそれゆえの葛藤が描かれていて、ただのホラーで終わらないのがこちらの作品。怖いだけじゃなく、家族を守りながら生き延びようとする強さを感じることもできるので、家族愛ものがお好きな方もぜひ!
あ、幽霊は出ないのでお化けの類いが苦手な方もぜひ!(笑)
ゲーム『A Quiet Place: The Road Ahead』
原作映画でも家族との愛情や葛藤が描かれましたが、ゲームでも同じように家族とのそういったことが描かれています。クリーチャー相手の終末世界という舞台で、ひとりの女性となって生き延びていくのが目的です。
こういったクリーチャーを相手取ったホラーでは一般人が強すぎるという事態になりがちなのですが、このゲームでは一般人がちゃんと弱いので、しっかり”音を立てない緊張感”が味わえます。
いわゆるステルス要素(隠れながら危険を回避するスタイルのこと)の強いゲームです。時には道具を使いながら、いかに音を立てないようにするかがかなめ!
見つかってしまったら……!? ぜひゲームもプレイしてみてくださいね!
A Quiet Place: The Road Ahead - Story Trailer | PS5 Games
youtu.be試されるゴア耐性! 『悪魔のいけにえ』
『悪夢のいけにえ』(2016)という似たタイトルの映画もありますが、こちらは『悪魔のいけにえ』。原題は『The Texas Chain Saw Massacre』。「テキサスでのチェーンソー殺戮」というくらいの意味です。
こちらの映画に登場するのは、レザーフェイスにチェーンソーという怪人的存在。ホラーアイコンとして絶対的な地位を築いています。
「レザーフェイスにチェーンソーは『13日の金曜日』シリーズでは……?」となってしまうかもしれませんが、そちらに登場するジェイソン、じつはチェーンソーは使ったことがないそうです。
こちらの映画ではチェーンソーが大活躍しますが、そのおかげか(?)けっこう残虐なシーンが多く、個人的にはゴア耐性が問われる映画でした……。
映画『悪魔のいけにえ』に登場する殺人鬼・ババ・ソーヤーは実在した殺人鬼をモデルにしていて、確かに映画で描かれる彼の特徴は、実在のそれとけっこう似ています。
そんなババ・ソーヤーは映画の後半ではちょっとかわいい? 一面も見られますが、残虐表現が苦手な方は要注意です……。
ちなみにこの映画に登場する殺人鬼はババ・ソーヤーだけではありません。ふふふ……。
ゲーム『The Texas Chain Saw Massacre』
キラー(殺人鬼)3人 対 生存者(逃げる側)4人という、ホラーゲーム『Dead by Daylight』みたいな感じもちょっとあるゲームです。
プレイヤーが自分ひとりだけではなく、複数人で“生存できるか/キルできるか”のやりとりをするシステムで、マルチプレイ対戦ゲーム(複数人でマッチングして遊ぶゲーム)の一種。
ひとりで緊張しながらストーリーをクリアしていくと言うより、みんなでワーキャーしながら知恵を絞って相手を追い詰めていくゲームなので、みんなで楽しみたい! という方にはおすすめ。
キラーも3人という複数人なのが珍しいです。通常こういった鬼ごっこ風のゲームではキラーは1人のことが多いのですが、原作に則って複数人配置されるところがポイント高いのではないでしょうか?
みんなでわいわい遊びたいよ! という方はぜひ!
The Texas Chain Saw Massacre - Launch Trailer | PS5 & PS4 Games
youtu.be台湾ホラーで一番怖い!? 『呪詛』
怖すぎる! と話題になった映画『呪詛』。
こちらの映画の特徴は、その画面のほとんどが一人称視点で進むこと。
取っている形式は、通称「ファウンド・フッテージ(発見された未編集の映像)」と呼ばれるもの。このジャンルは、誰かが発見した映像をそのまま流しているという設定のもので、モキュメンタリー(擬似という意味のモックとドキュメンタリーを合わせた造語)の一種です。
ホラーが多いこの形式ですが、この映画ももちろんめちゃくちゃ怖いです。何が怖いって、虫・集合体・生理的気持ち悪さの連続であるところ!
思わず声が出ること請け合いです。苦手な方は注意しながら観てほしいですが、これらが得意な方はそれに加えて精神的恐怖も楽しむことができるでしょう……!
娘を守ろうとする母親を待ち受ける結末、ぜひご覧くださいね!
ゲーム『呪詛 Incantation』
映画『呪詛』も怖いですが、筆者個人としてはゲームのほうが怖かったです……(笑)
こちらも映画と同じく一人称視点で進めるゲームなのですが、とにかく静かに忍び寄る恐怖演出が怖い!
とくに、マネキンや人形などの人を模した造形物が怖い方は、とてつもない恐怖を感じることができるでしょう……。
突然「わ!」とびっくりさせてくる部分もありますが、どちらかと言えば、そっと配置されているオブジェクトがじつは敵だったりとか、明らかに襲ってきそうな存在がおとなしかったりとか、何がゲームオーバーに直結するか予測できないところが多いです。
恐怖を闇鍋にしたようなこちらのゲーム、勇気があったらぜひ……!
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youtu.be笑っちゃうほど幽霊が出る!? 『呪怨』
最後に、ジャパニーズホラーのアイコン的幽霊と言えば! の伽椰子が登場する映画をご紹介します!
こちらの『呪怨』シリーズは劇場版も有名なのですが、どちらかと言えばビデオ版が原点かもしれません。
この映画の特徴のひとつは、“幽霊がひんぱんに登場する”というところではないでしょうか。
『呪怨』の監督・清水崇は、「笑っちゃうほど幽霊が出る」をこの映画のコンセプトにしていたらしく、その通りに幽霊が頻出! しかもけっこう輪郭のはっきりとした幽霊です。これくらいはっきりしていると、生きている人間と見分けがつきません!(笑)
しかもどの幽霊も恐ろしい外見をしており、伽椰子のみならず、猫の霊と融合していると思われる俊夫も、「ニャー」と言ってしっかり怖がらせてきます。
何より怖いのは、”呪われた家”に関わった人間が次々に呪われていき、『呪怨』シリーズを通して無事な人間がほとんどいないことです……。
ゲーム『恐怖体感 呪怨』
冒頭でもご紹介した『恐怖体感 呪怨』。
その操作は独特で、Wiiリモコン1本だけで完結します。ライトユーザー向けなのか操作がシンプルゆえにマップを動き回るのが難しく、歩くのも遅いのでちょっとやきもきした記憶があります。
しかし、その恐怖度はおそらくWiiのホラーゲームのなかでも屈指ではないでしょうか? 雰囲気に気圧されると一歩も動けないです。
ストーリーはある一家についてのオムニバス形式。オムニバス形式なのも映画『呪怨』と似ています。
懐中電灯が生命線であり、電池を拾って懐中電灯の明かりを維持しながら進みます。電池切れ=ゲームオーバー。しかも電池の減りがめちゃくちゃ早いので、そういう面でもハラハラが楽しめます。
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youtu.be今回ご紹介した映画はそれぞれに魅力がありますので、ゲームとあわせてチェックしてみてくださいね!