《utoの自己紹介》
不思議で不気味な世界観の作品が好き。とくに幽霊をこよなく愛しすぎていて、もはや一緒に住みたい。王道なオチもどんでん返しも大好き。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス
好きなジャンル:ホラー、サスペンス、ノンフィクションなど
元気いっぱいのゾンビとアリスの最強感がすごい!
初めて映画『バイオハザード』を見たとき、「あれ、なんかゾンビ元気すぎるな?」と思ったのですが、いざ見返してみたら……、
やっぱりゾンビ元気すぎるな?
原作ゲームもシリーズが進むごとに素早い敵も登場したりしますが、なんかもうゾンビの密度とパワフルさがすごい。そしてそれを颯爽とのしていくアリス。アクション映画として完成されすぎてて、もう画面が気持ちいい。

狙ったら大体当たるアリスの銃口。ゾンビたちに幸あれ
原作ゲームを知っている方にしてみたら、あまりにも原作から逸脱しているので受け入れにくいところもあるかもしれません。が、これはゲーム「バイオハザード」の設定を少しだけ引き継いだ世界観で語られる、最強主人公・アリスの物語。これはこれ、という気持ちで見るのが良いと思います。
つまり、原作に忠実じゃないとちょっとな……という方でなければ、ゲームとはあまりにも別物なので、原作を知らなくても楽しい映画とも言えます。

これだけ銃身が長くてもアリスであれば片手で撃ちこなせます。超人過ぎる
とくに、主人公が最強の映画が好き! という方は、強すぎるアリスに満足できるのではないでしょうか。
ピンチになったりするシーンもありますが、それすらも最強への布石にしか見えません。
ここまでで「えっ、原作ゲームがホラーなのだから映画もホラーなのでは?」と思われた方。イメージと違うかもしれませんが、ホラーとして見るにはアリスが強すぎるんです。ゾンビよ、安らかに眠れ……。
だってアマプラでつけられているジャンル、『バイオハザードⅢ』にいたっては「気分爽快」ですからね。ええ、確かに間違ってない。

『バイオハザードⅤ リトリビューション』ともなると開幕からこれです。派手!
とはいえアクションばかりでもありません。SFあり、人間ドラマあり、ゾンビあり、盛りだくさんで豪華な映画シリーズとなっております。やっぱりゾンビがいないと始まらないですよ、ええ。
そして原作ゲームで主要人物を務めてきた面々も数多く登場します。ジル、クレア、クリス、エイダ、レオンなどなど(映画登場順。ゲームでは違った順序で登場します)。アンブレラ社側の人間としておなじみの人たちも登場! これは原作を知っているほど楽しめます。
また、『バイオハザードⅡ アポカリプス』は原作ゲーム、とくに「バイオハザード3」を知っているとより楽しめる要素が多く、ジルの再現度がすごすぎるとか、いまの市民のセリフ聞き覚えあるな? とか、原作ゲーム好きの方も観てみるとおもしろいかもしれません。
筆者個人としては、『バイオハザード:ザ・ファイナル』が印象的です。自分の正体を知った後のアリスの最後の選択と、ラストに向けての美しいシーンに注目してほしいです。すごく感動的でした……。
いろいろな要素が盛りだくさんな映画『バイオハザード』シリーズ、ぜひ楽しんでくださいね!