週末のまとまった時間を使って一気見(=マラソン)したい、シリーズものや関連する映像作品をご紹介する連載【週末シネマラン】。アマプラ(Prime Video)やNetflixなどの配信サービスを使って観ることができる映画・ドラマ・アニメの中から、singles編集部メンバーが各々おすすめをピックアップ! 今回は、不思議で不気味な世界観の作品が大好きな筆者utoが、2020年に放送されたバディものサスペンスドラマ「MIU404」をご紹介します。

《utoの自己紹介》
不思議で不気味な世界観の作品が好き。とくに幽霊をこよなく愛しすぎていて、もはや一緒に住みたい。王道なオチもどんでん返しも大好き。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス
好きなジャンル:ホラー、サスペンス、ノンフィクションなど

タイムリミットは24時間! ノンストップサスペンスドラマの名作

筆者は星野源の大ファンで、どのくらい好きかというとそれはそれは好きなのですが、そんな星野源がドラマ「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」にてバディもので主役を演じるとなれば、観ないわけにはいきません。義務なのです。ええ。

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しかし、好きすぎるあまり、「MIU404」はかえってなかなか見ることができなかったドラマでもあります。だって実物を見たら失神すると思ってるからライブにも行ったことがないくらいなのです。動いて演技している星野源をそんなに長時間見つめていたら爆発してしまいます。

……と思っているので、星野源が出演している作品は観るまでに覚悟の錬成(?)が必要なのですが、いざ覚悟を決めて(!?)観てみたら、「MIU404」はとってもおもしろい! 一気に観てしまいました。

星野源が出ているからという理由で観始めましたが、いまはストーリーのおもしろさと音楽の良さ、それぞれの俳優さんの演技の魅力にとりつかれて何周もしています。

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そんな「MIU404」、サスペンスやミステリーなどのジャンルが好きな方にももちろんおすすめなのですが、バディものが大好き! という方にも強くおすすめしたい作品となっています。

最初は自分のバディにキレてばかりだった切れ者の人間(星野源)が、そのバディ(綾野剛)の天真爛漫さに触れていくうちに徐々に変わっていき、やがてふたりはバディらしくなっていく……。

なんということでしょう。最高です!! ぜひ観ましょう。

「MIU404」シリーズ概要

「MIU404」(2020)
全11話合計上映時間:8時間51分

【配信サービスの例】
・アマプラ:見放題で視聴可能
・ディズニープラス:見放題で視聴可能

「MUI404」あらすじ

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警視庁の働き方改革の一環として、3部制から4部制に変更となった刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)。新設の臨時部隊、第4機捜のひとりとなった志摩一未は、とあるトラブルでバディの隊員がいないという事態になってしまいます。

仕方なく、奥多摩の交番で勤務していた伊吹藍を採用することになりましたが、彼については「足だけは速い」「二度と顔を見たくない」という前評判。不安になった志摩でしたが、実際に一緒に行動してみると、予想を超える破天荒ぶりに振り回されることに……。

そんななか、男性が何者かに殴られたという事件が発生。初動捜査を受け持つ機捜の一員として、第4機捜の志摩と伊吹も捜査を開始します。

初動捜査のタイムリミットは24時間。ぶつかってばかりいる志摩と伊吹は、制限時間内に犯人を見つけることはできるのでしょうか?

かみ合わない志摩と伊吹。最高のバディになるまでをぜひご覧ください!

「でこぼこコンビ」という言葉がありますが、切れ者だけれど誰も信じない志摩と天真爛漫で暴走しがちな伊吹は、どちらもとがった個性の持ち主。凸と凸がかみ合うわけもなく、最初は”キレる志摩”、”周囲をかき乱す伊吹”と、「ちゃんと捜査できてる……?」というシーンの連続です。

しかも、初めはちゃんとした捜査車両を使わせてもらっていたのに、車両を大破させメロンパン号(メロンパンの販売車)を使うことになるという衝撃展開。

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捜査車両がメロンパン号になったのも、もちろん伊吹のせい。それは志摩もキレます。

そんな衝突ばかりのふたりですが、事件と犯人を追ううちに徐々に成長していきます。個人としてもバディとしても変化していくふたり。やがてふたりはお互いのことをかけがえのない最高のバディと認識するようになります。

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伊吹は常にふわっとした推理で物事を理解しようとするのですが、志摩はさすがに経験豊富なだけあって、情報を仕入れて組み立てていくスタンス。

そんな情報の仕入れ先のひとつに、UDIラボを選んだことも。

……UDIラボ? なんとなく聞いたことがある、いや忘れるはずもないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

UDIラボは、ドラマ「アンナチュラル」の舞台となった研究所。

そう、「MIU404」と「アンナチュラル」は同じ世界線のおはなしなのです!!
「アンナチュラル」も紹介しているので、下記もぜひ。

じつは、2024年夏に公開された映画『ラストマイル』も同じ世界線。ぜひ3つセットで観てほしい! 『ラストマイル』は2025年4月にDVD発売&レンタル開始です。(こっそり)

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「MIU404」には、志摩・伊吹のほかにも、ベテランのおじさん捜査員の陣馬と若手の九重というバディが存在します。

こちらも最初はなかなかにアンバランスなふたりなのですが、九重が徐々に心を開いていき、陣馬が受け止める、というバディとしての成長を見ることができます。

バディものが好きな方にはたまらないドラマである「MIU404」。ストーリーのおもしろさと音楽の良さとともに、それぞれの登場人物たちの変化もぜひ楽しんでくださいね!

スピード感満載の予告編はこちら

画像: - YouTube youtu.be

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もう何周観たかわかりませんが、何度観てもおもしろいです。今日も観ます……。

シリーズものをもっと知りたい方はこちら

同じ世界線、「アンナチュラル」もあわせてどうぞ!

モヤモヤ映画を紹介するコラムはこちら

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