▶▶▶写真はこちら|『クリスチャン・ディオール ディオールⅧ ダイヤモンド』
DIOR
フランスを代表するクチュールメゾン・DIOR(ディオール)。オートクチュールからプレタポルテ、フレグランスに至るまで幅広い分野で高い評価を得ているが、ウォッチメイキングの世界でもひときわ異彩を放つ存在だ。機械式ムーブメントと宝飾技術を融合させたタイムピースは、ファッションブランドの枠に収まらない独自の時計づくりで注目を集めている。
ダイヤモンドが回る。“文字盤にローター”な機械式時計
ディオールが腕時計も手がけていることは、意外に知られていないかもしれない。ディオールはこれまでも腕時計を数多く展開しており、その多くはファッションブランドの常識を超えた、独創的なデザインが魅力となっている。
今回紹介するモデルも、まさにその一つ。ダイヤモンドの装飾が目を引く『ディオールⅧ ダイヤモンド』だ。

ディオールⅧ ダイヤモンド
本モデルは、自動巻きの機械式時計だ。通常、巻き上げのためのローターは裏蓋側に設けられているのに対し、このモデルではローターがなんと表にある。しかも、ただ表にあるだけではない。文字盤の一部、ダイヤモンドが敷き詰められた銀色のパーツがローターとして機能しているのだ。
あたかも文字盤からダイヤが溢れ出してくるかのようなデザインで、この動く装飾そのものが、時計としての機能美とラグジュアリーを同時に成立させている。

ダイヤが舞うように、文字盤の上で輝きを放つローター

ローターの“動き”そのものがデザインに
文字盤自体はすっきりとしたデザインで、インデックスのない2針仕様。ベース部分にもさりげなくダイヤモンドが埋め込まれており、過剰さを避けながらも華やかさを保っている。

地の黒い部分にも、まるで星のようにダイヤモンドが埋め込まれている

ベゼルにはセラミックを採用
ベゼルにもダイヤがぐるりと一周配置され、内側のリングにはセラミックを採用。セラミックとダイヤの対比が、デザインに深みを与えている。

自動巻きムーブメントながらローターがないため、細部までじっくりと堪能できる

時計のサイドにはピラミッド型の装飾

ケースサイド同様の装飾がブレスレットにも入る
裏蓋はスケルトン仕様。表側にローターを配したことで、裏面からはムーブメントの全貌を妨げるものなく鑑賞できる。見た目には手巻き時計のようでもあり、機械式好きにも響く構成だ。
ケースとブレスレットはともにセラミック素材で、軽さと高級感を両立。ベゼルのサイドやブレスレットに施されたピラミッド型の装飾も、ディオールらしいデザインアクセントである。

シリアルナンバー「38」の本個体。限定本数の中でも番号に「8」を含む希少な一本である
世界88本限定の本モデルは、ディオールにとってのラッキーナンバーでもある“8”にちなんだもの。さらに本個体はシリアルナンバー「38」。8を冠するモデルは全本数のうち17本しかなく大変希少だ。
機械式時計としての独自性、そしてジュエリー級の華やかさを併せ持つ、ディオールならではの一本。ぜひこの機会に手に入れてほしい。
DIOR
ディオールⅧ
ダイヤモンド
品番:CD124BE0C003
素材:イエローゴールド
サイズ:縦38mm×横38mm
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブラック
販売価格:680,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2012年7月)等が付属
※価格は2025年5月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
「ディオールの時計」と聞いて、すぐに具体的なイメージが思い浮かぶ方は少ないかもしれません。機械式の高級時計という印象もあまりないかもしれませんが、実はこんなにもユニークなモデルを展開しています。
ファッションブランドだからこそ、歴史や伝統に縛られない自由な発想でデザインされたタイムピースは、他にはない個性を放っています。ディオールはもともとラグジュアリーな世界観を持つブランドなので、ダイヤモンドとの相性も抜群。ケースサイズは38mmと程よく、男女問わずユニセックスで着けられる一本だと思います。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |