演奏にアートと、日頃から芸術にどっぷりと浸かっている筆者utoが、ひとりでゆっくりと楽しめる企画展をご紹介。今回は、新宿がテーマの企画展やおじさんに注目した企画展、猫のためにできることを考える企画展など、自分が興味のあるテーマから見に行ける企画展をピックアップしました。ぜひ、新年のお出かけの参考にしてみてくださいね。

新宿や猫など、好きなテーマで見に行ける企画展5選

1月になりました。新しい年となり、何か新しい趣味を始めたいと思ったら、美術鑑賞はいかがでしょうか。

美術館はちょっとしたお出かけのついでにも足を運べるため、じつは気軽に楽しめる趣味のひとつです。知識がなくても大丈夫! 作品の近くに解説を書いたキャプションやパネルがある場合もありますので、安心して見に行ってみてください。

今回は、新宿を舞台にした企画展から、おじさんに着目した企画展、猫のためにできることを考える企画展など、興味深いテーマの企画展を5つピックアップしています。

興味が出たら、ぜひお出かけしてみてください。自分の意外な感性を発見することができるかもしれません。

新年のお出かけを楽しんでくださいね。

モダンアートの街・新宿(SOMPO美術館)

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駅チカの美術館は日本にも数多くありますが、こちらのSOMPO美術館も駅から近い美術館のひとつ。新宿を歩くついでに行くことができるので、美術館デビューにもおすすめです。

そんなSOMPO美術館が新宿に開館したのは、1976年7月のこと。2026年はSOMPO美術館開館50周年に当たります。

この記念すべき年に、美術館のある新宿を舞台とした企画展が始まりますよ。

日本における近代美術(モダンアート)は、この新宿という地で大きな発展を遂げました。明治時代末期には、近代美術を担う多くの芸術家たちが集まっていたのです。

芸術家が芸術家を呼び、大きな美術拠点のひとつとなった新宿ゆかりの人物には、中村彝(つね)佐伯祐三松本竣介宮脇愛子などが名を連ねています。

こういった芸術家たちの、約50年におよぶ活動を紹介する企画展となっていますよ。近代日本でのアートシーンを見てみたいと思ったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

モダンアートの街・新宿
会場:SOMPO美術館(JR「新宿」駅 西口 徒歩5分)
会期:2026年1月10日(土)〜2026年2月15日(日)

浮世絵おじさんフェスティバル(太田記念美術館)

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原宿にある太田記念美術館も、駅チカ美術館のひとつ。なんと明治神宮前駅5番出口からは徒歩1分、JR山手線原宿駅表参道口からも徒歩3分という近さです。

こちらの企画展は、2024年に岐阜県の中山道広重美術館でおこなわれた同名の企画展とコンセプトが同じですが、内容は太田記念美術館オリジナル。 1月6日(火)~2月1日(日)の前期、2月5日(木)~3月1日(日)の後期で全点展示替えがあり、何度も楽しめる構成となっています。

浮世絵にしばしば描かれる、個性豊かで味わい深い「おじさん」たち。旅をしたり、仕事をしたり、はたまた食事を楽しんだり。愛嬌たっぷりのおじさんたちは、時にとても目を惹く存在です。

これらのおじさんたちが太田記念美術館に集う、まさに「おじさんフェスティバル」。展示される作品数は前後期合わせて約150点という圧巻の内容です。

作風も時代もさまざまな絵師たちが浮世絵に描いたおじさん。彼らに着目することで、浮世絵の細部に目をこらし、新たな魅力を発見できるこちらの「おじフェス」、ぜひご注目くださいね。

浮世絵おじさんフェスティバル
会場:太田記念美術館(東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅 5番出口 徒歩1分)
会期:2026年1月6日(火)〜2026年3月1日(日)

Love Cat Energy!!! -猫のためにアーティストができること-(MEDEL GALLERY SHU HIBIYA)

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※Instagramは2025年11月に撮影された入り口の様子です。

こちらの「MEDEL GALLERY SHU HIBIYA(愛でるギャラリー祝 日比谷)」も、非常に駅チカのギャラリーです。駅から徒歩2~5分ほどで行くことができます。

MEDEL GALLERY SHUは、原宿にあるOMOTESANDO、日比谷にあるHIBIYA、北海道のニセコ町にあるNISEKOという3つのロケーションで展示をおこなっているギャラリーです。

それぞれで異なる展示を見ることができますが、今回MEDEL GALLERY SHU HIBIYAで見られるのは、猫のためにアーティストができることを、現代アートの担い手たちがそれぞれの視点で表現した企画展です。

2025年12月26日(金)〜2026年1月20日(火)の第1期、2026年1月23日(金)〜2026年2月10日(火)の第2期というふたつの期間にわたり、陶芸家・鯨虎じょう企画の元、猫のためにアートで社会を巻き込んだ支援をという思いで展示をおこないます。

人々を癒やし、愛くるしい姿を見せてくれるかわいい猫。そんな猫たちには、多頭飼育の崩壊現場でレスキューが必要なことや、腎臓の病気にかかりやすいことなど、多様な問題が存在しているのも事実です。

この展示では、微笑ましい作品もありながら、作品を見ることで動物愛護や社会貢献について再考する機会を得ることができますよ。

Love Cat Energy!!! -猫のためにアーティストができること-
会場:MEDEL GALLERY SHU HIBIYA(東京メトロ日比谷線「日比谷」駅 A13出口 徒歩2分)
会期:2025年12月26日(金)〜2026年2月10日(火)

LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―(山種美術館)

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山種美術館も駅から徒歩10分、バスに乗れば徒歩1分ほどと、アクセス抜群な立地の美術館です。

私たちの周りにある愛には、さまざまなものがあります。恋人や家族といった人間への愛に始まり、故郷への愛着や動物への慈しみ、はたまた「推し活」に代表される誰かを応援する愛まで、その形はひとつだけにとどまりません。

今回の企画展では、そんな人間が持つLOVEに着目。愛を描いた日本での近代・現代絵画を紹介します。

展示される作品のなかには、恋人への愛や家族愛ももちろん、郷土愛、動物愛にいたるまで、いろいろな愛が表現されています。

冬は新年の行事やバレンタインデーを始め、親しい人と交わる機会も多いもの。四季のうちで愛がもっとも身近になる冬という季節に、画家たちが表現したさまざまなLOVEを見に行ってみてはいかがでしょうか?

LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―
会場:山種美術館(JR「恵比寿」駅 徒歩10分)
会期:2025年12月6日(土)〜2026年2月15日(日)

愛でたい美術 -絵画とやきものに見る幸せのかたち-(岡田美術館)

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箱根に位置する岡田美術館も、駅からバスに乗り継げばすぐという、比較的行きやすい美術館です。敷地内には渓流や散策コース、足湯、カフェなどがあります。自然を身近に感じられる美術館は数多いですが、足湯があるのは珍しいかも?

箱根という立地上、ちょっとした旅行のついでにも足を運べるので、一度のお出かけでいくつもの楽しみを体験することができますよ。

そんな美術館で見られる、めでたいアートはいかがでしょうか?

アート作品には、幸せへの願いが込められていることがあります。長寿や子孫繁栄、家内安全といった願いは、それぞれに対応したモチーフを用いることで表現されてきました。

不老長寿を持つ「仙人」や霊獣の「龍」。姿を現すのは良いことの前兆と言われる「鳳凰」。冬を耐え、縁起物とされる「松竹梅」。伝説に語られる存在から身近な存在まで多岐にわたるこういったモチーフは、単独のみならず複数を用いることでより「めでたい」効果を発揮します。

この企画展は、めでたいモチーフを愛らしく表現した作品がずらりと並ぶ、見るだけで幸せになれそうな内容となっていますよ。

新年のお出かけにもぴったりなこちらの企画展、ぜひ行ってみてくださいね。

愛でたい美術 -絵画とやきものに見る幸せのかたち-
会場:岡田美術館(JR東海道線「小田原」駅から伊豆箱根バス・箱根登山バスに乗換後 「小涌園」下車 徒歩すぐ)
会期:2025年12月14日(日)〜2026年6月7日(日)

新年のアート始めを、ぜひこの機会に!

今回は、アクセスのいいアートスポットの中から、いろいろなテーマの企画展を5つピックアップしてご紹介しました。新宿という土地をテーマとしたものや、おじさんを集めたもの、猫のために企画されたものまで、その展示はさまざま。

アートと一口に言っても、テーマやジャンルはいろいろありますので、自分が興味のあるものから見に行けるのが魅力です。

今回ご紹介した企画展はどれも興味深いテーマのものばかり。

ぜひ、新しい年に、新しい趣味として、アート鑑賞を取り入れてみてくださいね。

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