タイプ別!ルームフレグランスの魅力を紹介
ルームフレグランスは、タイプによって香りの広がり方・強さ・持続性が異なります。
ここからは、スティック・スプレー・キャンドル・ジェル・ポプリなど、タイプごとの魅力や特徴を紹介します。生活に取り入れやすいアイテム選びの参考にしてください。
香りが続く「スティックタイプ」はおしゃれなインテリアにも
フレグランスの入ったボトルに、棒状のスティックをさして使うルームフレグランスです。フレグランスを吸い上げたスティックが、香りをゆっくりと広げます。
スティックの本数で香りの強さを調整できるため、本数を増やして広い部屋におくのもよいでしょう。おしゃれなデザインのボトルが多く、リビングやエントランスのインテリアとしてもおすすめです。
基本的にボトルの口は常に開いているため、倒れにくく、子供やペットの手が届かない場所におきましょう。
さっと広がる「スプレータイプ」で好みの香りに包まれる
スプレータイプは、好きなときに香りを広げられる即効性と手軽さが魅力です。「リフレッシュしたい」「勉強や仕事に集中したい」など、状況に応じてさっと香りを変えられます。
香りの持続時間は2〜3時間と短め。カーテンや寝具など、ピンポイントに香りを付けたい場合や突然の来客対応にも便利です。
持ち運びやすく、プッシュする回数によって香りの強さを調節しやすいスプレータイプ。1本は持っておくと重宝するアイテムです。
ゆれる炎が癒しの空間を演出する「キャンドルタイプ」
やさしい香りとゆれる炎が心を落ち着かせるキャンドルタイプ。寝室やバスルームで明かりを落としてから火をつけると、より高いリラックス効果が得られます。
キャンドルタイプは、素材や製品によって、持続時間や香りの広がり方がさまざま。パラフィンワックスだけでなく、大豆由来のソイワックスやミツロウ由来のビーズワックスなど、天然素材のキャンドルも人気です。
安全のため周囲に燃えやすいものがない、安定した場所においてください。寝室で灯すときは、火を消したのを確認して眠りにつきましょう。
置き場所を選ばない「ジェルタイプ」
ジェルタイプは倒れてもこぼれにくく、使い方もフタを開けて置いておくだけ。優しくふんわり香るものが多く、強い香りが苦手な方におすすめです。香りがきついと感じたら、フタを閉めれば簡単に調節できます。
一般的な持続期間は約1ヶ月ほど。消臭成分の入ったジェルタイプフレグランスもあり、エントランス・ベッドルーム・パウダールームなどに気軽に設置できます。揺れやすい車内で安定しやすい固定テープ付きの製品も。おしゃれなボトルは、かわいいインテリアにもなりますよ。
香りも見た目も楽しめる「ポプリタイプ」
ポプリとは花・葉・実をアロマオイルなどで混ぜ合わせたルームフレグランスのこと。瓶や小皿に入れて玄関やトイレに飾ると、華やかな見た目も楽しめます。
ポプリの種類は、ドライポプリとモイストポプリの2種類。材料を乾燥させるドライポプリは、自然で控えめな香りと繊細な美しさが魅力です。材料に塩を混ぜて熟成させるモイストポプリは、ドライポプリよりも香りが長持ちします。
ポプリの替えどきは約1年。使い終わったポプリはメイソンジャーに入れて飾ったり、サシェにアレンジしたりする楽しみもあります。
やさしい香りを長く楽しむ「サシェタイプ」
サシェとは乾燥したお花やハーブ、香料などを入れた香り袋のこと。持続時間は約1〜3ヶ月で、置くタイプと吊るすタイプがあります。
より香りを長く楽しむには、広い部屋よりも狭い空間での使用がおすすめ。クローゼットやシューズラックにそっとサシェを入れておけば、扉を開けるたびにほのかな香りに癒されるでしょう。
キャンドルのロウで作られたワックスサシェは、高温で溶けてしまうおそれがあります。直射日光が当たる場所での使用は避けてくださいね。
ルームフレグランスの香りで空間に彩りを
特別な日に使いたい高級感のあるものから普段使いできるものまで、試してみたいアイテムがたくさんのルームフレグランス。迷ったときはいつ、どういったシチュエーションで使うかを考えると自分に合うフレグランス選びに役立ちます。
好みにあった香りに包まれるのは至福のひととき。香りだけでなく見た目でもおしゃれなお部屋を彩るマストアイテムになるでしょう。