▶▶▶写真はこちら|『パテック・フィリップ トラベルタイム』
PATEK PHILIPPE
世界最高峰の時計ブランドと称されるPATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)。その歴史は1839年、ポーランド出身のアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックが創設した「Patek, Czapek & Cie」から始まった。1851年、技術者ジャン・アドリアン・フィリップとの出会いを機に「PATEK PHILIPPE & Cie」と改名。“世界最高の時計をつくる”という理念を掲げ、「カラトラバ」「ノーチラス」などの名作を生み出す。文字通り理念を体現し、時計界の頂点に君臨するブランドだ。
実用性と気品を兼ね備えたパテックの旅時計
パテック・フィリップの『トラベルタイム』は、旅を快適にするための実用性を備えたモデルだ。GMTやワールドタイムといった多時間帯表示機能を持つ他時計とは異なるアプローチで、唯一無二の魅力を備えている。

トラベルタイム
GMTもトラベルタイムも3本目の針で別の時間帯を示す点は同じだが、トラベルタイムはその表示を状況に応じて切り替えられるのが特徴だ。メインの時針は黒、トラベルタイム用の針は金で、通常は両者が重なり合い、一本の針のように見える。

黒い針の下に重なる金色の針は、トラベルタイムを使うと単独で動き始める

時計左サイドのプッシュボタンでトラベルタイムを操作する仕組み
トラベルタイムを使いたいときはプッシュボタンを操作して金針を1時間単位で調整するだけ。多くのGMT機能搭載時計がリューズ操作で切り替えなければならない煩わしさがあるのに対し、トラベルタイムはボタンひとつで完結する、まさに“旅人のための機能”といえる。

12時位置にレイアウトされた24時間積算計
文字盤には24時間表示のインダイヤルを備えており、AM/PMの判別も一目瞭然。

6時位置には視認性の高いスモールセコンドを配置

3時位置にブランドネームを置くことで、さりげないアシンメトリーが生まれている
デザイン面にも、パテック・フィリップの美意識が息づいている。インデックスには気品漂うブレゲ数字を配し、3時位置に配されたブランドネームが文字盤の非対称を演出する。その絶妙なバランスが、クラシカルな佇まいに遊び心を添えている。

美しく装飾された手巻きムーブメント

着脱のストレスを軽減するDバックル仕様も魅力だ
裏蓋はシースルー仕様で、手巻きムーブメント「Cal.215 PS FUS 24H」の精緻な動きが楽しめる。機械式時計ならではの繊細な仕上げと動きを、旅先でも存分に味わえるだろう。

使い勝手と美しさ、そのどちらも妥協しない。だからこそ、パテック・フィリップのトラベルタイムは多くの人に選ばれ続けている。ぜひ一度、ムーンフェイズ銀座店で実物を手に取り、その魅力を直接感じてみてほしい。
PATEK PHILIPPE
トラベルタイム
品番:5134R-001
素材:ピンクゴールド
サイズ:縦37mm×横37mm
防水:100M防水
ムーブメント:手巻き
文字盤:ホワイト
販売価格:3,150,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2005年5月)、メーカー修理明細書(2016年8月)が付属
※価格は2025年7月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
パテック・フィリップにはさまざまなシリーズがありますが、例えば『ワールドタイム』は同じ年式のものでも保証書無しでおおよそ500万円ほどします。今回紹介しているこちらの『トラベルタイム』は保証書付きで315万円ですので、価格面でも魅力がありますね。
世界中の時間を同時に表示できるワールドタイムほどの機能が必要ないのであれば、最低限の実用機能を備えたこちらのほうが、より現実的で扱いやすいと思います。
また、トラベルタイムは全体的に上品な装いのモデルが多いのが特徴です。一般的にGMT機能つきの時計はスポーティなデザインが主流なので、その点でもトラベルタイムは雰囲気が異なります。
それとデザインにも注目です。これだけダイヤルが非対称になっているパテック・フィリップのタイムピースというのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。デザインの個性を楽しみたい方にもおすすめです。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |