オーデマ・ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ「腕に宿る力と美」【今週の逸本 Vol.270】

美しさと強さを両立したオフショアコレクション

オーデマ・ピゲが誇るラグジュアリースポーツウォッチ『ロイヤル オーク』。その派生モデルとして誕生し、いまやオリジナルを上回るほどの人気を誇るのが、スポーツテイストを強くした「オフショア」コレクションだ。

いまでは44mm、43mmが主流だが、今回紹介するのはロイヤル オーク オフショアの初期サイズである42mmモデル（同サイズは現在もラインナップ）。2010年代に展開されていた『ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ』だ。

オフショア コレクションの特徴はなんといってもラバーベゼルだろう。高級腕時計を広く探しても、ベゼルがラバー素材のモデルは珍しい。実はゴムの下はゴールドであり、その上をラバーで覆っているという贅沢な仕様である。

時計の機能としては、デイト表示付きのクロノグラフで、44mm・43mmモデルとは異なる縦並び（12時・9時・6時）のインダイヤルが印象的だ。

文字盤のタペストリー（板チョコのような意匠）はロイヤル オークシリーズではおなじみのデザインだが、オフショアはひとつひとつが大きいメガタペストリー仕様である。

本モデルと同様のデザインは現行コレクションにもある。つまり、十数年経ってなお人気を保ち続ける秀逸なデザインのタイムピースということ。

高級感と存在感を見事に兼ね備える1本。その剛健な作りは、日常のどんなシーンでも確かな信頼感を与えてくれるだろう。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

オフショアモデルは全体的にボリュームがあるため、サイズ以上にかなり大きく見えます。オフショアは欲しいけど腕に巻いてみたらかなり大きかった……なんて方もチラホラ。

ただ、42mmサイズは日本人の腕周りに対してちょうど良いサイズ感で、比較的多くの方の腕にフィットするサイズといえます。

本個体はラバーが綺麗な状態で残っており、USEDとしてのコンディションは非常に良好です。42mmで綺麗な個体を探していた方にはご納得いただけるかと思います。ぜひ一度お店にて現物をチェックしてみてください。

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