キャップの種類
キャップには、かぶりが深い物・浅いやつばの形や長さなど、細かい違いがあります。どのような種類があるのか、それぞれのキャップの特徴について紹介します。
ベースボールキャップ(カーブなし)
かぶりが深く、つばが真っ直ぐでフラットなデザインは、プロのスポーツ選手も使っている王道キャップです。
メジャーリーグ球団のロゴが入った「ニューエラ」の人気がとくに目立ちます。侍ジャパンの活躍や日本人メジャーリーガーの活躍、スポーツミックススタイルの流行も人気を後押ししているようです。
幅広い年代層に人気があり、レトロな雰囲気は古着コーデにもマッチします。
ベースボールキャップ(カーブあり)
女性や顔の小さな人にぴったりフィットするタイプで、つばがカーブしているため優しい印象を与えます。
きれいめ、カジュアルコーデどちらにも合わせやすく、汎用性のあるデザインですつばが小さいデザインは、一歩間違うと子どもっぽい雰囲気になってしまうため、初心者向けではありません。
カーブがあるキャップは使いやすいため、どのようなファッションにもマッチします。
メッシュキャップ
後頭部がメッシュ素材で作られているキャップは、古着屋やセレクトショップでも見かけることの多いデザインです。アメカジコーデにぴったりで、カラフルなデザインも多く気軽におしゃれができます。
フラットなタイプはストリート系、カーブが入ったデザインはカジュアルファッションに合わせやすいです。
ワークキャップ(ドゴール)
ツバが短くかぶりが浅いデザインで、作業をするときに被るため作業帽とも呼ばれています。
頭部が平たいデザインで視界も良好、小さなお子さんや女性が被るとかわいい印象を与えます。デザインが豊富なため、選ぶのが難しく感じますが顔型にあわせて選ぶとよいでしょう。浅めに被るものは小顔効果があるので、女性にもおすすめです。
キャスケット風デザインは、ボリュームがあるため頬骨の高い人にも似合います。
ジェットキャップ
ジェットキャップは計5枚のパネルで作られ、シルエットはやや浅め、左右に通気穴があしらわれてれています。
ベースボールキャップと比較するとやや浅めの作りで、ツバは広めでフラットなデザインがメインです。浅めのシルエットはタウンユースとしても使いやすく、アウトドアでは前後に切り替えのあるデザインが人気です。
キャップのお手入れ方法
キャップの洗濯は難しいと思っていませんか?
洗濯表示がついていないキャップもあるため、洗濯可能かどうかもわからないと困ってしまいますよね。正しい洗濯方法を覚えてキャップを清潔に保ち、おしゃれを楽しみましょう。
洗濯表示や素材をチェック
- 洗濯表示タグ
- 素材
- 色落ちの有無
この3つをチェックし、自宅で洗えないものはクリーニングに出します。洗濯できるキャップには、洗濯機・手洗い・ドライクリーニングマークがあるため、しっかりチェックしてください。
洗濯機や手洗いの方法
洗濯表示を確認し、洗濯機・手洗いの場合には以下のものを準備します。
- 洗濯ネット
- おしゃれ着用洗剤
洗濯機を使う場合、ネットに入れてクリーニング洗い、手洗いは洗面器におしゃれ用中性洗剤を溶かして押し洗いします。つばが折れてしまわないように、必ず洗濯ネット(キャップがすっぽり入るサイズ)で押し洗いしましょう。
漂白剤を使うと色が落ちることがあるため、必ず洗濯表示を確認してください。
ファンデの落とし方
ファンデーションは油性の汚れのため、丁寧に落とす必要があります。軽い汚れは中性洗剤、おしゃれ着洗剤をぬるま湯に溶かし、液をガーゼやタオルにつけて気になる部分を拭きとりましょう。
頑固な汚れの場合は、落とすための溶剤がしみになってしまう恐れもあるため、クリーニングに出すのがおすすめです。
汚れを防止するなら「ライナーテープ」
ライナーテープは汗やファンデが帽子に直接当たるのを防いでくれるので、キャップを清潔な状態で保ちやすくなります。また、汚れたら簡単に取り外して洗うことができるのでお手入れもぐっと楽になりますよ。汚れの予防としておすすめです。
キャップは正しくお手入れできれいに長持ち
自分のファッションにマッチしたキャップがあれば、おしゃれが楽しくなります。汗やメイクでついた汚れは、しっかり落とし清潔なキャップにしておきましょう。キャップの洗濯表示を確認し、定期的なお手入れをしてみてくださいね。