見終わったあとモヤモヤする映画が大好きな筆者が語る映画連載【シネマ・グレイ】。今回は、これまでの掲載記事のなかから、編集長がおすすめの記事をピックアップ! 鬱映画から考察系まで幅広く扱っているので、ぜひご覧ください。

【閲覧注意】最悪の気分になりたいあなたへ! トラウマ級の鬱映画3選

これぞ胸糞映画代表! スティーブン・キングが贈る衝撃のパニックホラー『ミスト』【シネマ・グレイ File.050】

突然街を覆った謎の深い霧と、そこに潜む不気味な異形のものたち。スーパーマーケットに閉じ込められた人々は、次第に極限状態へと追い詰められ、狂気へと変貌していきます。映画史に深く刻まれる“絶望のラストシーン”は必見。観終わったあと、誰もが立ち直れなくなる胸糞映画の代名詞です。

人間の恐ろしさ、愚かさ、脆さ、そして残酷さを描いた2時間を、ぜひお楽しみください。安全のため、視聴は心が元気なときにしましょう。

公開から30周年! ブラッド・ピット主演の“一生忘れられない名作トラウマ映画”『セブン』【シネマ・グレイ File.039】

「七つの大罪」になぞらえた連続猟奇殺人事件を追う2人の刑事。スタイリッシュな映像美と退廃的な雰囲気に引き込まれますが、待ち受けるのはあまりにも残酷で衝撃的な結末。犯人の真の目的が明らかになったとき、計り知れない衝撃とモヤモヤが押し寄せます。サイコスリラーの金字塔として今なお色褪せない傑作です。

観終わったあと、しばらく落ち込むこと間違いなし。「今日はトラウマを作りたいな」という気分のときにおすすめです。

胸糞指数100%!! “日常に潜む人間の恐怖”を暴くリアルタイムスリラー『ソフト/クワイエット』【シネマ・グレイ File.028】

全編ワンショットで描かれる、女性たちの暴走。差別心や偏見がきっかけとなり、事態は歯止めの効かない凄惨な悲劇へと突入していきます。怪物でも殺人鬼でもなく、ごく普通の人間が引き起こす狂気だからこそ、息が詰まるような現実的な恐怖を感じるトラウマ作です。

加害者の視点で進行していく本作は、視聴者自身も加害者の一味であると錯覚させる効果があります。最初から最後まで不快な気持ちで観ることができる作品です。

伏線と真相に翻弄される! 考察系映画3選

全世界騒然! 衝撃の内容に日本公開中止となった超問題作『マザー!』【シネマ・グレイ File.014】

郊外の一軒家で暮らす夫婦のもとに、次々と訪れる不気味な訪問者たち。土足で家を荒らされ、平穏が崩壊していく怒涛の展開は、観客の精神を限界まで追い詰めます。鑑賞後に解説や考察を読み込まずにはいられない、最狂の問題作です。

【シネマ・グレイ】の連載のなかでもとくに反響を呼んだ人気No.1の本記事。この記事をきっかけに初視聴したという方も多いのではないでしょうか。ぜひチェックしてみてください。

記憶を消してもう一度観たい! タイムパラドックスを繰り返す男の運命を描いた究極のSFサスペンス『プリデスティネーション』【シネマ・グレイ File.023】

時空を越えて犯罪を防ぐ監察官が、連続爆弾魔を追うために過去へ遡るSFサスペンス。複雑に絡み合う人間関係と伏線が、物語の終盤で一気に収束していく快感と混乱は唯一無二です。すべての謎が繋がったときに訪れる切なくも恐ろしい衝撃に、思考がフリーズすること間違いなし。

よくあるタイムトラベル系の作品と一線を画す本作は、ネタバレ厳禁! まずは初見で挑戦してみてください。

世界興行収入913億円! クリストファー・ノーラン監督が仕掛けた究極の考察映画『インセプション』【シネマ・グレイ File.030】

他人の夢のなかに侵入し、アイデアを植え付ける産業スパイたちの危険なミッションを描いた知略アクション。入れ子構造にもなる複雑な夢の世界観と、現実と夢の境界線が曖昧になっていく演出に引き込まれます。そして映画史に残る「あのラストシーン」の解釈を巡り、観終わったあとも議論が尽きない名作です。

一度だけでなく、何度も何度も繰り返し観て、ぜひ考察を楽しんでみてください。きっと、コブのコマがほしくなるかも!?

現実は映画より奇なり!? 実話が元になった映画3選

オーストラリア史上最悪の銃乱射事件を映画化! 衝撃の実録ムービー『ニトラム/NITRAM』【シネマ・グレイ File.043】

1996年に起きた「ポート・アーサー事件」の犯人である青年の半生を描いた凄惨な実録劇。彼がなぜ事件を引き起こすに至ったのか、その精神的な孤立や周囲の環境を冷徹かつ静かに追いかけます。淡々と事実を描くからこそ、言葉にできない重苦しいモヤモヤが胸に残る作品です。

オーストラリアにおける銃規制法の見直しのきっかけにもなった事件を描いた本作は、観終わったあと銃社会について今一度考えたくなることでしょう。

衝撃の実話!世界を震撼させた恐怖の“心理実験”『es エス』【シネマ・グレイ File.057】

実際に米スタンフォード大学で行われた「スタンフォード監獄実験」を題材にした心理スリラー。高額な謝礼目当てで集まったごく普通の一般人が、「看守」と「囚人」の役割を与えられただけで急速に攻撃性を増していく様を描きます。

与えられた肩書や環境がいかに簡単に人間の理性を破壊するかを突きつける、恐ろしい心理実験。自分が被験者になったとき、果たして同じことをしないと言い切れるでしょうか?

あなたの理想は都会? それとも田舎? 実話をもとに描かれた驚愕の心理スリラー『理想郷』【シネマ・グレイ File.062】

スペインの小さな村へ移住してきたフランス人夫婦と、貧困に喘ぐ地元住民との間に生じた対立を描くサスペンス。実在の事件をベースに、価値観の相違、閉鎖的な村社会の狂気、じわじわと嫌がらせがエスカレートしていく恐怖をリアルに描きます。

誰の視点に立つかによっても見え方が変わる、苦みのある心理スリラーである本作は、2部構成で展開される点にも注目です。ちなみに、作中に出てくる犬は死なないのでご安心ください。

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今回ご紹介した記事以外にも、おもしろい記事は盛りだくさん! ぜひこの機会に、気になる記事をチェックしてみてくださいね。

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画像: 【まとめ記事】考察系や鬱映画に挑戦してみよう! 『シネマ・グレイ』のおすすめコラム9選

紺野ミク|Miku Konno

モデル・女優などで活躍中の他、2017年からはライターとしても活動。連載を持ちコラム執筆をするなど多方面で活躍中。お酒・映画鑑賞が大好き。

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