(当記事ではタオルやスポンジなどの複数の種類を総称して「ボディタオル」と記載しています)
ボディタオルの種類と特徴
ボディタオルで定番なのが、細長い布状のタイプです。全身をまんべんなく洗えるメリットがあります。
手の届く範囲を集中的に洗えるボディスポンジやボディミトン、ボディたわしなどは、においが気になりやすい脇や首元など、しっかり洗いたい箇所があるときに効果的です。
ほかにも、手の届きにくい背中をしっかり洗えるボディブラシなど、「ボディタオル」と一口に言っても、種類や機能性はさまざまです。
ボディタオルの素材
数あるボディタオルですが、その素材によっても機能性が異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶとよいでしょう。自分の肌や目的にあったものを選べば、より衛生的な状態を保てますし、心身のリフレッシュにもつながります。
ここからは素材別にメリット・デメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
泡立ちがいい合成繊維(ナイロン・ポリエステル)
合成繊維のメリットは、泡立ちがよく、モコモコの泡で身体を洗える点です。製品の耐久性も優れており、比較的長持ちしやすいのも嬉しいところ。
デメリットは合成繊維自体を肌に当ててしまい、肌に負担を与えるリスクがあることです。
肌あたりがやわらかいコットン(綿)
コットンのメリットは、ふんわりやわらかな素材のため、肌に優しい点です。摩擦に弱いデリケートな肌の方でも、ストレスなく使えます。
一方で、コットンの水分吸収力が強いため、モコモコの泡が作りにくいことはデメリットと言えるでしょう。たっぷりの泡で体を洗いたい方は、物足りなさを感じるかもしれません。
洗い上りがさっぱりするリネン(麻)
リネンのメリットは、乾きやすいためボディタオル自体を清潔な状態で保てることです。また、吸水性も抜群で、泡立ちも良く、汚れや皮脂を落とす力にも優れています。
デメリットは、素材の肌触りがやや硬めなことで人によってはそれを刺激と感じてしまうことです。ゴシゴシ洗いたい方には向いていますが、優しく肌を労わりたい方には不向きです。
肌への負担が少ないシルク(絹)
シルクのメリットは、繊維自体が非常に細かいため、素材だけでも角質を落としてスベスベ肌にしてくれる点です。シルクは人肌と同じタンパク質でできているため、擦りすぎによる色素沈着のリスクも回避できます。
デメリットは高価であること。また、非常に泡立ちしにくいため、泡で体を洗いたい方には向いていません。
ときには素手で洗うのもオススメ
肌が弱い方は、ボディタオルを活用しながら素手で洗ってみましょう。泡立ちのよいボディタオルを使ってモコモコの泡を作り、そのまま手で優しく体を洗ってください。この方法なら摩擦による刺激がなくなります。
素手では届かない場所がかならずあるので、ボディタオルを上手く活用して、満遍なく洗うようにしましょう。
自分にあったボディタオルを使ってツルツルお肌をゲットしよう
ボディタオル選びのポイントは、自分の好みや肌質に合わせて種類や素材を選ぶことです。背中がしっかりと洗えていないと感じるならばボディブラシを導入したり、ゴシゴシ洗うことで肌が傷んでいると感じるならば、肌に負担の少ないコットンやシルク素材を選んだり。
「このボディタオルを選ぶべき!」という正解はありません。ご自身の肌に合わせて選択しましょう!