監修ヘアメイクアーティスト:森 寧々(もり ねね)
大阪から単身上京し、18歳で美容師・ヘアメイクのアシスタントとしてキャリアをスタート。4年半の経験を積み、テレビ局のヘアメイク事務所へ入所。23歳で独立し、以降はドラマ・舞台・映画・CM・MV・広告など、多彩な方向性に対応するヘアメイクアーティストとして活躍中。
今回は「ヘアゴム(リングゴム&シリコンゴム)」を使ったヘアアレンジ
まずはヘアアレンジ前のベースから
ベース作りが必要のない方は飛ばしてください。
髪に動きを出すために、ヘアアレンジ前にベースとして髪を巻いておくとよいでしょう。
160℃・32mmのコテを用意
ここでは160℃設定・32mmのカールアイロン(コテ)を使います。
髪を5束にブロッキングして巻く
髪の毛を5つのブロックに分けて巻いていきます。
巻き方はミックス巻き(内巻き・外巻きを交互に行う)です。こうすることで、全体的にボリュームを出すことができます。
ねねのワンポイントアドバイス
ベース作りのときは、巻き方の左右対称を気にする必要はありません。
トップは根元まで巻く
トップはよりボリュームを出すために、根本まで巻きましょう。
ベース作り完了
ねねのワンポイントアドバイス
巻き終わったら、バームor オイルを髪全体に馴染ませます。どちらかは好みで良いですが、後れ毛をつくりたいときはオイルがおすすめです。
カチモリハーフアップ
必要なヘアアクセサリー
・ヘアゴム1個
耳上から髪を取る
耳上の延長線上をゴムで結ぶ
最後の毛束は引き抜かず、お団子状態にする
このあとの工程でこのゴムを使います。ここではきつく結ばないようにしましょう。
ここで作ったお団子は「お団子①」と呼称します。
ゴムで縛った先の毛束を上に、お団子①を下に向ける
お団子の形が崩れないよう注意しましょう。
上の写真が、お団子が下になった状態です。
毛先の束を2回ほどねじる
お団子①を留めているゴムを利用して、毛束を留める(お団子②をつくる)
完成!
ねねのワンポイントアドバイス
ヘアゴムで留めた部分に、ヘアカフなどを入れて雰囲気を変えるのもGOODです♪