《utoの自己紹介》
不思議で不気味な世界観の作品が好き。とくに幽霊をこよなく愛しすぎていて、もはや一緒に住みたい。王道なオチもどんでん返しも大好き。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス
好きなジャンル:ホラー、サスペンス、ノンフィクションなど
筆者おすすめの鑑賞方法をご紹介!
今回は、ホラー映画は初めて観る……という方に向けて、「こうすれば楽しく恐がれる!」「こうすればあんまり怖くない!」というおすすめの方法もご紹介します。
せっかくだから恐がりたい! という方にも、やっぱり怖いから極力怖くないように……という方にも、心ゆくまでホラー映画を楽しんでいただきたい!
ぜひ、夏のホラーを楽しんでくださいね!
初心者向け! 観る前におさえておきたいホラー映画の楽しみ方
★怖がりたい人向け! こうすれば怖がれる!
・怖いシーンで感情移入してみる!
怖いシーンでは登場人物がしっかり怖がってくれるので、こちらも同調して怖くなりましょう!
・死角を意識してみる!
不意に画面の隅に見える幽霊さんにドキっ!とできると得した気持ちになれます。
・何もないシーンにこそ何かを感じ取る!
何かあるのでは? 何か潜んでいるのでは? 突然何か起こるのでは!? と予測しながら観てみましょう。何かあったら「だから言ったじゃぁぁん!」とツッコむのをお忘れなく!

ただ話しているだけのシーン。何もないと思われるシーンですが、暗がりにドキドキしませんか……?
★恐怖を回避したい人向け! こうすれば多少怖くない!
・明るい時間帯に観る
そもそも、人は暗がりが怖いもの。暗い時間帯だとリアルの室内にも死角が増えて恐怖度が増すので、昼間に観るのがおすすめ。目の健康のためにも室内は明るく!
・現実ではありえないテンション感を楽しむ!
ジェットコースターを眺めるのと似たような話ですが、現実ではなかなかお目にかかれない「絶叫している人」を観られる希有なエンタメです。ぜひ絶叫シーンを楽しみましょう!
・ギャグ……では? というシーンを探す
恐怖とギャグは紙一重……。どんな恐怖シーンも一歩間違えば爆笑シーン。悲しいかな、ホラー映画最大の恐怖は、コメディ映画と笑いのツボが同じ場所にあることです……。

恐怖シーンと思いきや。このシーンがどのような場面かは、実際に観て確かめてみてください
★ホラー映画視聴上の注意点を少し……。
ほかのジャンルにはない独特の演出があることがあります。
光の点滅、画面の揺れなどから、やや生理的に気持ち悪いと思われる表現までさまざまです。具合が悪くなることもありますので、明るい室内で、体調的にも万全の状態で視聴しましょう。
恐怖ポイント・恐怖回避ポイントのガイド付き! 各映画を解説
さて、前述した恐怖ポイントや恐怖回避ポイントに加えて、「どんな人におすすめか」という点にも触れつつ、各映画を解説していきますよ!
その村に行ってはいけない。『犬鳴村』
インターネットのみならず、オフライン上でも噂になっている犬鳴村の存在。この作品は、そんな犬鳴村の噂にオリジナルの設定を加え、ホラー映画として完成させた映画です。
監督はホラー映画『呪怨』の清水崇さん。『呪怨』では伝染する恐怖を描いていますが、今作は果たして……? ぜひご覧ください!
★ここが恐怖ポイント!
「全体に漂う得体の知れなさ」
謎と謎が絡み合う複雑なストーリーですが、最後にはそれがきれいにまとまって本作最大の恐怖が訪れます。
各シーンに配置されている幽霊さんたちも頑張っているのですが、やはりこの映画における最大の恐怖シーンは、一見いい感じに見えるラストシーンかも……。
★恐怖を回避したい人はここをチェック!
「早く……! 早く走って……!」
ホラー映画名物・謎のチンタラシーンがかなり長めのため、そこで恐怖度はグッと下がります。
「恐怖回避ばーじょん」なるコメディ映画ふうの別バージョンもありますので、「そうは言ってもホラー映画は怖いよ!!」という方はそちらもおすすめ! こちらは完全にギャグです……(笑)
『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん』予告編はこちら
- YouTube
youtu.be★視聴における注意点
生理的に気持ち悪いと思われる表現があるので、そういうものが苦手な方はご飯時は避けて視聴してください。
★こんな人にはとくにオススメ!
「結局逃げられないんだよなあ……」というオチが好きな人
どんなふうに逃げ切れなかったかは観てのお楽しみ! 個人的にはけっこう大好きなタイプのオチでした。
決してたどり着いてはいけない。『きさらぎ駅』
とある匿名掲示板で、その書き込みは2004年におこなわれました。とある女性が見知らぬ駅にたどり着き、掲示板にいる人と相談しながら家に帰る方法を探しましたが、突然書き込みが途絶えてしまったというもの。
その駅の名前が「きさらぎ駅」。リアルタイムで書き込みを見ていた人もいるため、噂と言うのはちょっと違いますが、その後その女性がどうなったかは誰も知らない……というお話です。映画ではどのようになっているのか、ぜひ観てみてくださいね!
★ここが恐怖ポイント!
「見てはいけないものを見た……。」
得も言われぬ気味悪さ全開です。恐怖演出も、まるで悪夢に出てくるタイプのあれ。見た目の気味悪さもさることながら、一度見たらもう二度と見たくない動きを見せてきます。
夢に出そうなものを見るのが苦手な方は、おひとりで視聴しないほうがいいかも……。
★恐怖を回避したい人はここをチェック!
「主人公強すぎ問題」
ホラーゲームやホラー映画で発生しがちなこれ。本作でも主人公がバッチリ異変に対して強さを発揮してくれます。強すぎてちょっと笑っちゃうかも……(笑)
★視聴における注意点
一人称視点でのカメラワークが半分ほどあります。
歩きや走りの表現で画面揺れが発生しますので、画面酔いしやすい人は気をつけて視聴してください。
★こんな人にはとくにオススメ!
「結局絶望なんだよなあ……」というオチが好きな人
ホラーならこうやって終わってほしい! というオチのひとつ、それは絶望での閉幕。あ、エンドロールは最後まで見てみることをおすすめします!
ヒトコワ的な要素もあり、それもゾゾゾ~っと背筋をなでてきます。筆者はヒトコワ要素が一番怖かったです。
その顔を見てはいけない。『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』
スレンダーマンと言えば、筆者としては数多くのホラーゲームを生み出した噂、というイメージがあります。ホラーゲーム好きなもので……。
ホラーゲームではスレンダーマンを見てしまうとゲームオーバーになるものが多く、非常に難易度の高い作品が多いです。実際の噂でも、彼の顔を見てはいけないと言われているとか……。
★ここが恐怖ポイント!
「精神的な恐怖」
精神的恐怖を感じる演出が多く、心をえぐるような方法で恐怖心をあおってきます。恐怖シーンの表現方法も独特で、まるで悪夢を見ているような感覚になります。
音でびっくりさせることが恐怖演出、となっている映画もありますが、本作の場合はそういうシーンは控えめ。静かな恐怖を感じたい人はチェックしてみてください。
★恐怖を回避したい人はここをチェック!
「ホラー名物・忠告を聞かない登場人物」
忠告を聞き入れて安全を確保しながらではホラーにならないことはわかっているのですが……。忠告を聞かないどころか仲違いまで発生すると、「そんな場合じゃなくない?笑」となってしまうこともしばしば。
ホラーが苦手な方のなかには、こういう無用な危険を生み出す行為に不満を感じてしまうから苦手なんだ、という人もいます。
でもホラー慣れしてくると、こういうところで笑っちゃうんですよね……ほんとすみません……。
★視聴における注意点
激しく画面が明滅するシーンがあります。しかもけっこう強めの明滅です。
絶対に明るい部屋で、画面から離れて視聴してください。体調面も気をつけて、少しでも具合が悪かったら視聴を控えるなど、対策を取ってから視聴しましょう。
★こんな人にはとくにオススメ!
「結局大切な人を救うんだよなあ……」というオチが好きな人
誰が生き残るのかは観てのお楽しみですが、ホラーとは言え少し救いもほしい方にはおすすめしたいです。
ただ、生き残ってしまったことが絶望という説もありますが……。
今回は、初心者さん向けにあまり怖くないと思ったホラー映画をピックアップしてみたつもりですが、ホラー慣れしている人の「あまり怖くない」は信用ならないという説もあります。
怖いか怖くないか? 実際に観て確かめてみてくださいね。ふふふ……。