バイクに憧れる20代女子ameが日吉自動車学校に通い、普通二輪免許(MT)を取得するまでを綴る連載【レディ・ライド】。今回は、「坂道発進&1段階みきわめ」編! 当日に初めて挑戦する坂道発進は練習もそこそこに、1段階みきわめへ突入。果たして、無事に2段階に進むことはできるのか……!?
※使用している画像は特別に許可を得て撮影したものです。

前回はこちら

みきわめ前に初の坂道発進に挑戦!

前回、突然次の時間はみきわめと宣告された私。まだ先だと油断していたので必死にコースを覚えているときに、一つの不安が浮上します。

あれ……? 坂道発進やってなくね?

まさか、みきわめの前にやって、そのままぶっつけ本番になるのっ!? 完全にノーマークだった課題、坂道発進。自動車教習時代の記憶を思い返してみましたが、オートマだったのでまったく苦ではありませんでした。

画像: 普段乗っている車は坂道発進サポートがあるので、教習のときより甘やかされて育ってしまいました

普段乗っている車は坂道発進サポートがあるので、教習のときより甘やかされて育ってしまいました

マニュアルで受けてた人のなかには、エンストするから苦手という声もあったような……。バイクはマニュアルだし……もしや、やばい!? しかし、慌てていても仕方ありません。5分後には次の教習が始まってしまうのです。ひとまず、軽く予習しておくことに。

二輪課題における坂道発進は、上り坂の中腹で停車し、後方確認ののち発進するといった内容です。いざ公道を走る際の坂道では、渋滞の影響で停車したり、信号があって停車したりすることも多いので、活用頻度が高そうなこの課題。

坂道発進の流れは下記のとおり。

  1. ギアは1速(ロー)に入れておく
  2. リアブレーキをしっかりかけて停車
  3. 高めの回転数でアクセルを回す
  4. クラッチをゆるめて車体が沈む感覚があったらキープ
  5. リアブレーキをゆるめて発進

後ろに車やバイクがいることを想定しているので、後退してはいけません。どうやら、この課題にもコツがあるようなので、サクッと習得してみきわめも1回で合格するぞ!

※画像は、指導員さんによる見本

さて、坂道発進で大切なのが車体が沈む感覚。クラッチをゆるめていくと、とあるところでぐっと車体が沈み込むタイミングがあります。これが、後退せずに発進するための準備が整った合図。あとはリアブレーキをゆるめていけば自然と発進できるのだとか。

なんか簡単そうじゃーん! これはいける!

……と、思っていたのですが。車体、沈まなくない……?

アクセルの回転数をある程度上げることで後退せず発進することはできたのですが、肝心のコツを実感することは叶わず。いま沈んだその感覚を覚えておいて! と言われても、このときはほんのり沈んだかこれ……? といった感覚でした。

とはいえ、最終的には沈む感覚を捉えたので、最初に苦戦しても大丈夫。焦らずに流れを一つずつこなせば、エンストも後退もせずに発進できますよ!

坂道は体勢も要注意

ちなみに、バイクで坂道を登る際は、体勢にも気をつける必要があります。勾配がきつい場合、上り坂で体が後ろにいってしまうと、前輪が浮いて最悪ひっくり返ってしまう恐れもあるのだとか……。怖すぎる! そうならないために、上り坂では体を前のめりにするような意識を持つことが大切です。

画像: 上り坂では、体を前のめり気味に

上り坂では、体を前のめり気味に

画像: 下り坂では、体を起こす

下り坂では、体を起こす

下り坂では、シートから前に滑らないよう、しっかりニーグリップを忘れずに! 体を起こすような体勢がベスト。シチュエーションによっては立って走行することもあるそうです。

実際にやってみましたが、最初は私が立ち乗りなんてしていいのっ!? と思ったものの、とても楽しい体験になりました。今後、波状路でも立ち乗りする機会があるようなのでいまからワクワク。

ですが、ワクワクはすぐに終わってしまいました。みきわめのために、まずはコースを指導員さんとともに走るとのこと。緊張する……!

コースを覚えることはそこまで苦手ではないのですが、指導員さんと一緒に走ったあと一人で練習するタイミングで道を間違えてしまってさらに緊張が高まってしまいました。ああ、本当に1回で合格できるのか……不安すぎる〜!!

日吉自動車学校の情報はこちら

所在地神奈川県横浜市港北区日吉6丁目13−3
TEL045-563-3333
営業時間8:30〜20:00(日曜日・祝日は17:50まで)
定休日毎週月曜日
公式情報はこちら公式サイトInstagramXYoutube
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