※使用している画像は特別に許可を得て撮影したものです。
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いよいよバイクとご対面!
入校説明会を終え、ついに今日から教習がスタートします。
心配性な私としては、教習が始まるのが楽しみなようで不安でドキドキ……。できるだけ順調に卒業したいという思いがプレッシャーとなっていて、とても緊張しながらこの日を迎えました。
気になる初回の内容ですが、今回は実車走行はしないとのこと。少人数の場合は、初回でも行うこともあるようです。ちなみに、この日は私を含めて3人。実車走行できないのは残念ですが、バイク人口が多いのはよいことです!
なお、教習の人数を指定することはできないので、初回から実車走行ができたらラッキーですね♪
今回は運転をしないということで、ヘルメットはかぶらずに手袋だけ装備します。それならそうそうトラブルも起こらないであろうとひと安心。まさかこのあと苦戦するとも知らずに……。(笑)
装備を終え挨拶を済ませたら、歩道からはみ出さないように気をつけながらバイクの元へ。敷地内は教習車も走っているため、安全な移動を心がける必要があります。
ワクワクとドキドキが入り混じって、非常に長い道のりに思えましたが、ついにバイクとご対面!
バイクの元まで来ると、「ついに私もバイク女子の一員になれた(まだ早い)」という感動が込み上げてきますね!
気合いが入ったところで、まずは、バイクを支えて歩いてみることに。スタンドを払って……あれ?
お、重い……!
バイク仲間(気が早い)である友人たちに聞いていた、地面と垂直にしていれば重さも感じないというのは、嘘だったの!? できる限り垂直にしているつもりなのに腕にずっしりとした重みを感じるのですが!?
ということは、自分側に若干傾けていないと支えられないのではという不安から、垂直にできていないのかも。だけど、垂直にするために動くのは怖すぎる! まさに、蛇に睨まれた蛙といったところです。
私より先に動かしていた男性生徒2名はスムーズに歩いていたので、もしかしたら車輪が回る分、押せば軽く進むのかもしれません。まだバイクを倒さないよう耐えられているし、きっと大丈夫なはず。
そうと決まれば、置いていかれないようさくっと進もうと思います!
お、重い(泣)
重すぎてノロノロと進むことしかできません。倒れないよう踏ん張っているうちに、バイクがどんどん傾いてきて……ついには倒してしまいました。ゆっくり倒れたので足を挟むことはありませんでしたが、内心パニック。
はやくバイクを起こさねば! 初日から置いていかれるわけにはいかないのです。
入校手続きの際に引き起こしに苦戦したため、あの後しっかり復習していた私。知識はバッチリなので、さっそく引き起こしにチャレンジします。
指導員さんやほかの生徒さんが心配そうに見守ってくれているので、なんとかスムーズに成功させたいところ。汚名返上を狙います。
すると、拍子抜けするほどにあっさり成功! やはり、引き起こしはコツなんですね。腕で持ち上げようとせずに、体を前に押し出すイメージで車体を起こすことがポイントです。
バイクを起こせたら、気を取り直して今度は腰を入れつつ、ゆっくりと前進。腕だけで支えずに、体で支えると思えば比較的楽に押すことができました。よかった。
バイクの死角体験では思わぬ結果に驚愕
合流したら、バイクの部位を教えてもらいます。これも、教科書で予習していたのでテンパることなく理解できてひと安心。心配性に予習は欠かせません。
サイドスタンドやセンタースタンドの立て方に加えて、引き起こしを復習したら(私だけ2回目でしたが)、お次は死角について教えてもらうことに。
死角とは、特定の位置からはどうしても目視できない場所のこと。車にも、バイクにも、死角は存在します。
まずは、手前から1台目のバイクに座って、サイドミラーに車が映るかを確認します。私の予想では、余裕で映っているはず。
さて、結果はいかに?
車、まったく映ってない!
サイドミラーだけでは車は完全に死角。バイクのサイドミラーは思ったより見える範囲が狭いことに驚きが隠せません。だいぶ体を前に倒すことで映るようになるものの、ここまでしないと映らないなんて、意外です。
普段車を運転しているとき、車線変更などでがっつり振り返って目視するライダーをよく見かけていましたが、そういうことか! と納得。
余談ですが、フルフェイスのヘルメットをかぶっているライダーがあの目視をしている姿、すごくかっこよくて憧れています。もちろん目視自体は車でも必要ですが、ライダーって一際かっこいいんですよね。私も早くあのかっこいい動作をしたい。
ちなみに、前傾になったときの映り方がこちら。分かりやすいようにミラーも少しいじってはいますが、概ねこのように見えます。
目視がいかに大切か、よく分かりました。この意識を忘れずに、しっかり安全運転をしたいですね!
はじめてのギアチェンジは順調
最後に、ギアチェンジを体験します。センタースタンドを立てた状態で、エンジンのかけ方からギアチェンジのやり方を教わって、実践。
指導員さんの指示に従い、まずはN(ニュートラル)から1速(ロー)に入れ、その後2速(セカンド)、3速(サード)と変えていきます。予習もしっかり行なっていたので、クラッチも忘れずにちゃんとできました!
ただ、1速(ロー)から少し上げるか、2速(セカンド)から少し下げることで入るN(ニュートラル)が難しい。これはバイクの個体差によって入れやすい入れにくいはあるようですが、感覚をつかむのはなかなか大変そうです。
それとびっくりしたのが、アクセルのかかり方。回転数は2,000くらいを目安にと言われたのですが、ほんの少ししか動かしていないつもりでも、一気に4〜5,000まで上がってしまうのです。かなり気をつけていてもすぐにブォン! とふかしてしまい、焦りました。
ギアが上がっていけば激しさも落ち着く印象でしたが、アクセルの扱い方は勉強が必要そうです。こんな繊細な動きをしていたなんて、知りませんでした。
課題も多く残ったものの、はじめてバイクにまたがってギアチェンジまで体験したことで、やる気は俄然アップ! 収穫の多い初回教習となりました。
次回はついに、実際にコースを走ります。果たしてハプニングなく終われるのか!? 乞うご期待!
つづく!
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