分かりにくいシューズのサイズ表記を解決！ サイズ表記早見表

日本／USA／UK／EUのサイズ表記がややこしい

アパレルショップのシューズや海外メーカーのスニーカーなどを選ぶ際、37や5という表記で記載されているのを見たことはありますか？

日本のサイズしか知らないから、どのサイズを選べばいいのかわからない……。と、悩んでしまいますよね。

ややこしいことに、国ごとで長さの単位が異なるため、必然的にサイズ表記も異なります。それにより、服や靴などのファッションアイテム表記にも違いが出ているのです。

では、サイズ表記にはどのような種類があるのかを見ていきましょう。

【日本】単位：センチメートル（cm）

日本のサイズ表記は、JIS規格で定められた単位を使っており、大きさは0.5cmずつ刻みで表記されています。これは、日本人の足に合わせた独自の単位であり、海外のサイズと比較すると大きな違いがあります。

【アメリカ（US）】単位：インチ（inch）

アメリカ（US）は、キッズサイズの一番大きなものを「0」として、そこから大人サイズの展開が始まります。例えば、日本の25cmはアメリカでは「7」になります。すべての靴を「0cm」から測る日本とは根本から異なり、日本サイズをインチ表記にしても同じにはなりません。

（後述しますが、USはメンズとレディースで計算方法も異なります。ややこしいですね泣）

【イギリス（UK）】単位：インチ（inch）

アメリカのシューズ同様、イギリスの単位もインチで表記されています。考え方もアメリカ（US）と同様です。

ただし、キッズサイズの最大値を起点として計測してはいるものの、USよりもやや小さくなるのが特徴です。これはアメリカ人の足とイギリス人の足の形が異なることで、キッズサイズの最大値が小さくなるからです。

【ヨーロッパ（EU）】単位：センチメートル（cm）

ヨーロッパ（EU）は、日本と同様にcm単位を採用していますが、1cmの尺度が日本よりも大きく「日本の約0.67cm＝EUの1cm」となります。

さらにサイズ表記の際は、つま先の遊び部分（2cm）を含めて表記しているため、EUサイズで「40」とあれば、「40×0.67＝26.8」。そこから遊び部分2cmを引き「24.8（約25cm）」が日本換算での靴のサイズになります。

レディース／メンズで違うサイズの計算方法

女性と男性では、足の厚みや大きさにも違いがあります。ここからは、男女別に表示サイズの計算方法を解説します。

USサイズの計算方法

USサイズはメンズ、レディースで計算方法が違うため注意が必要です。メンズサイズは、センチ表記の1桁目と2桁目の数字を足すと、USのサイズが割り出せます。

以下のような計算で割り出してください。

レディースサイズでは、上記計算時に1を足します。

UKサイズの計算方法

UKサイズの場合、USサイズの計算方法から最後に0.5を引くと自分のサイズがわかります。27.0cmの男性の場合、USサイズでは9インチのため、UKではマイナス0.5して8.5インチとなります。

EUの計算方法

EUサイズの場合は、日本のcmサイズを倍にして10を引くと、インチサイズがわかります。

メンズ・レディースともに、計算方法は同じように算出可能です。

ただし、日本のメンズサイズでいう、26.5cmや27.5cm、28.5cmに対応するEUサイズはないため注意してください。

サイズ表記早見表

こちらは、メンズ・レディースシューズのサイズ表記早見表です。

男性は24.0cmから28.5cmまで、レディースは22.0cmから25.5cmまでを表示しています。

サイズ表記を理解してぴったりなシューズを選ぼう

シューズはサイズが合わないと、歩きにくいだけでなく足が痛くなったり骨にも負担をかけたりします。健康は足からといいますが、フィットしたシューズは履いていて快適なだけでなく歩きやすさも違います。

海外メーカーのシューズを購入するなら、サイズ表記をよく理解し、自分の足にマッチしたシューズを選びましょう。