近年女性を中心にブームとなっている「ヌン活」を知っていますか? 「聞いたことはあるけどよくわからない」「知っているけどマナーがわからず実践したことがない」そのような方が多いのではないでしょうか。当記事ではヌン活とは何か、意味や魅力、そしてマナーを紹介します。誰でも気軽にできるヌン活、当記事を参考にぜひ挑戦してみてくださいね。

ヌン活とは?

InstagramなどのSNSでは、ハッシュタグ「#ヌン活」の投稿が急増していますが、そもそもヌン活とは何を指すのでしょうか。

ヌン活の意味

近年、婚活やサ活などのように「〇〇活動」を略して、「〇活」と表現することが増えているのを知っていますか?ヌン活もその1つで、「アフタヌーンティー活動」の略語です。

2010年頃にできたとされる言葉ですが、本格的に流行し始めたのは2020年頃から。2022年には、流行語大賞にもノミネートされました。

アフタヌーンティー自体は、「ヌン茶」と略されることもあります。

画像: ヌン活の意味

ヌン活の魅力

ヌン活の魅力は、何といっても手軽に非日常を味わえる点です。

ホテルの宿泊や高級レストランの利用は、特別感があるものの、高くて気軽に利用できない方が多いのではないでしょうか。「アフタヌーンティー」はリーズナブルな価格で、ラグジュアリーな雰囲気と食事を楽しめます。

また、かわいいケーキとおしゃれな食器が、SNS映えする点も魅力。

ホテルやカフェによってコンセプトがさまざまなので、複数の場所を巡っておしゃれな写真を撮るのもおすすめですよ。

アフタヌーンティーの基礎知識

画像: アフタヌーンティーの基礎知識

ヌン活はアフタヌーンティー活動の略ですが、そもそも「アフタヌーンティー」とはどのようなものなのでしょうか?

アフタヌーンティーの歴史と現在

アフタヌーンティーは貴族の社交場として、19世紀のイギリスで始まったとされています。当時の食事は朝食と夕食の2回のみ。その間夕方の軽食として、お茶やお菓子などが楽しまれるようになりました。これが「アフタヌーンティー」の起源と言われています。日本のホテルやカフェで、現在のようなアフタヌーンティーが提供されるようになったのは、20世紀に入ってから。現在はイギリスでも日本でも、誰でも気軽に楽しめるスタイルとなっています。

アフタヌーンティーの内容

アフタヌーンティーは、紅茶などのドリンクと、サンドイッチ・スコーン・ケーキで構成された3段のケーキスタンドが一般的です。ただし、カジュアルな現在のアフタヌーンティーにはとくに決まりはありません。

提供するホテルやカフェによって、すべてケーキなどのペストリーだったりケーキスタンドを使わなかったり、内容はさまざまです。

春は桜や苺、秋はかぼちゃやさつまいもなど、季節ごとにメニューを変えているホテルやカフェもあります。

ヌン活のマナー

貴族の社交場が起源・ホテルで提供されているなどの点から、「アフタヌーンティーはマナーが厳しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

この章では、ヌン活の基本的な服装や食事のマナーを紹介します。事前に知っておくと、よりラグジュアリーな雰囲気と食事を楽しめますよ。

画像: ヌン活のマナー

服装

貴族の社交場であった19世紀のアフタヌーンティーでは、ティーガウンや帽子、手袋を着用するなどのマナーがありました。しかし、現在ホテルやカフェで楽しめるアフタヌーンティーに、そこまでの厳しいマナーはありません。

ドレスコードが決まっている場合はドレスコードに合った服装を、ない場合はスマートカジュアルを心がけましょう。

女性の場合はショートパンツやスニーカーなどのカジュアル過ぎる服装を避け、ワンピースやブラウスにパンプスを合わせるのがおすすめです。

食事

アフタヌーンティーのおもな食事マナーは以下の3つです。

  • ケーキスタンドの下の段から上の段へ食べ進める
  • スタンドから取り皿に食事を移して食べる
  • 一口サイズは手で、大きいものはナイフでカットして食べる

ただし、アフタヌーンティーで大切なのは、食事や会話を楽しむことです。上記のようなマナーは知識として知っておいたほうが良いですが、あまりとらわれず、気軽に楽しんでくださいね。

ヌン活で気軽にラグジュアリーな体験

画像: ヌン活で気軽にラグジュアリーな体験

私(筆者)自身、高級レストランでの食事や高級ホテルへの宿泊は、金額だけでなく緊張でなかなか気軽には行けません。しかしアフタヌーンティーであれば、マナーのカジュアルさやリーズナブルさから、高級ホテルで提供されているものでも気軽に挑戦できています。

週末の短時間だけでもラグジュアリーな気分になれると、モチベーションが上がって「また頑張ろう!」と思えます。

「マナー守れるかな」「雰囲気を崩さないかな」などとあまり構えずに、ぜひ皆さんも気軽にヌン活を楽しんでくださいね。

This article is a sponsored article by
''.