フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、クールなおひとりさまの腕を飾るに相応しい珠玉の1本をセレクト。今回は、独立系時計ブランド ローラン・フェリエから『スポーツ オート ブルー』をご紹介しよう。
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LAURENT FERRIER
独立系時計ブランドの中でも、異彩を放つ存在が「ローラン・フェリエ」である。創業は2009年とまだ若いが、その背景にはパテック フィリップで長年研鑽を積んだ創業者の確かな技術と美意識がある。19世紀の懐中時計を彷彿とさせるケースデザインや、精緻な手作業による仕上げは、クラシックな美しさと現代的な技術が見事に融合。これにより、時計愛好家やコレクターたちの心を掴み、新興ブランドとして確固たる地位を確立した。

独自性で魅せる新時代のラグスポ

かつてパテック フィリップで腕を振るった時計師、ローラン・フェリエが自身の名を冠して立ち上げた独立系ブランド「ローラン・フェリエ」。2009年に設立され、翌2010年のバーゼルワールドでデビューを果たして以来、ハイエンドの機械式時計業界で注目を集め続けてきた。

そんなローラン・フェリエが送り出したスポーツモデルが、今回ご紹介する『スポーツ オート ブルー』である。

画像: スポーツ オート ブルー

スポーツ オート ブルー

ケースには、時計用として最適化されたグレード5チタニウムを採用。軽量かつ高強度で、耐食性にも優れた素材だ。ケース形状は「クッション型」と呼ばれる独特のスタイル。ラウンド以外では、スクエアやレクタンギュラーケースが多く見られる中、このクッション型は19世紀の懐中時計にルーツを持つレトロな意匠である。

画像: ブレスレットはスポーティさを感じさせる3連タイプ

ブレスレットはスポーティさを感じさせる3連タイプ

画像: ケース同様にストラップ&バックルもチタン製

ケース同様にストラップ&バックルもチタン製

ベゼルや風防、ケース全体のフォルムは、「丸」と「四角」のモチーフを絶妙なバランスで構成。

デザインは一見クラシックでありながら、スポーティな要素も取り入れているのが特徴だ。6時位置のスモールセコンド、3時位置のデイト表示、そして文字盤中央をクロスするラインが、スポーツモデルらしい機能性と視覚的なダイナミズムを加えている。

文字盤にも注目したい。
針はアルファ型で、根本のくびれ部分が極めて長い形状となっている。インデックスも針のデザインに呼応するように長めに取られており、端正なダイヤルデザインの中に独自性がしっかりと表現されている。

画像: プラチナ製のマイクロローターを搭載する自社製ムーブメント 「Cal.LF270.01」

プラチナ製のマイクロローターを搭載する自社製ムーブメント 「Cal.LF270.01」

同ブランドではムーブメントの設計を自社で行っている。本モデルに搭載されているのは、自社設計による「Cal.LF270.01」。プラチナ製のマイクロローターを採用し、最大約72時間のパワーリザーブを誇る。

ムーブメントの濃いグレーの色味は、「ルテニウム加工」によるもの。ルテニウムは白金族元素の一種で、これを用いた表面処理によって、耐食性や耐摩耗性が向上するとともに、上品なメタリックグレーの風合いが生まれる。

これほどまでに精緻な自社ムーブメントを搭載している点には、元パテック フィリップでの経験を積んだ時計師としてのこだわりとプライドが感じられる。

画像: 独自性で魅せる新時代のラグスポ

新興ラグジュアリースポーツウォッチが数多く登場する中で、『スポーツ オート ブルー』は単なるトレンドの後追いではない。ムーブメント、素材、デザインに至るまで、すべてにおいて“他とは違う”を実現している稀有な一本と言えるだろう。

LAURENT FERRIER
スポーツ オート ブルー
品番:LCF040.T1.C1GC5.1
素材:グレード5チタニウム
サイズ:縦41.5mm×横41.5mm
防水:120M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブルー
販売価格:6,230,000円(税込)※USED
参考定価:9,163,000円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、国内正規保証書(2023年12月)が付属
※価格は2025年4月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

ローラン・フェリエは、定価が非常に高いブランドです。今回の『スポーツ オート ブルー』も900万円を超えてきます。新興ブランドでここまで強気な価格設定をしているのは、正直すごいことですが、それはパテック フィリップで腕を磨いた創業者だからこその自信の表れでしょう。実際、仕上がりはトップブランドと比べても見劣りしないクオリティです。

ただし、ブランド自体の認知度はまだそれほど高くありません。だからこそ、USED市場ではこの価格で購入できるわけですね。これは、ある意味“お得”といえるでしょう。将来的にもっと評価が高まり、手に入らなくなる可能性も十分にあります。900万円の時計を“お得”と言える場面なんて、そうそうないですからね。

2025年4月現在、当店では同ブランドの時計を2本のみ取り扱っております。実物を見るチャンスは多くありませんので、ぜひこの機会に試着してみてください。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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