▶▶▶写真はこちら|『H.モーザー ヘリテージ センターセコンド ファンキーブルー』
H.Moser & Cie
1828年にスイスにて創業された老舗時計ブランド「H.モーザー」。創業者のハインリッヒ・モーザーはブランド設立時から当時の貴族に知られる著名な時計職人であった。まもなく200周年を迎えるブランドだが、一環して家族経営を貫いており、連綿と受け継がれてきた技術は現在でも遺憾なく発揮。シンプルでエレガントなデザインは、伝統的なスイスの時計製作技術と、現代的な要素を見事に融合させている。
ファンキーブルーが映し出す、クラシックとモダンの調和
H.モーザーの『ヘリテージ』シリーズは、クラシカルなデザインと現代的な技術が融合したコレクション。その名の通り、歴史を感じさせるレトロな雰囲気を持ちながら、独自の個性を放つタイムピースだ。
今回ご紹介するのは、クラシックスタイルにモダンな魅力が映える『ヘリテージ センターセコンド ファンキーブルー』だ。

ヘリテージ センターセコンド ファンキーブルー
ヘリテージ センターセコンドは、H.モーザーの過去のコレクションにあったポケットウォッチからインスピレーションを得て、現代に甦らせたモデル。大きなインデックスと太い針によって、視認性を極限まで高めている。

立体的に配置されたインデックスには最先端素材のグロボライト®︎を使用。夜行塗料により暗所でも視認性は抜群

シンプルながら大きく見やすい針
とくに飛行機の操縦中など、瞬時に時刻を読み取る必要がある場面を想定した設計は、航空時計を意識したもので、まさにオーセンティックなパイロットウォッチの精神を体現している。
また、ケースはスリムなフォルムながらも文字盤が広くとられており、視認性とエレガンスを両立。ワイヤーラグを模したデザインや、ケースサイドのコインエッジ装飾が1920年代のクラシックな雰囲気を演出している。

大型のリューズには浮き彫りで「M」のロゴが施されている

ケース側面にはコインエッジ

1920年代のタイムピースを彷彿とさせるワイヤーラグを模したバネ棒
H.モーザーのアイコンともいえる文字盤には、鮮やかかつ深みのある「ファンキーブルー」を採用。サンレイ仕上げとグラデーションが組み合わさり、角度によって異なる表情を見せてくれる。
見る者を惹きつける奥行きのあるダイヤルデザインは、まさにH.モーザーの真骨頂といえるだろう。

深く美しいブルーカラーの文字盤
裏蓋はスケルトン仕様となっており、自社開発のムーブメント「Cal.HMC 200」を鑑賞することができる。設計から製造、仕上げに至るまで一貫して自社で手がけるH.モーザーのこだわりが詰まったムーブメントで、手作業による丁寧な仕上げが施されている。

職人が作り上げた自社製自動巻きムーブメント Cal.HMC 200
伝統的なスタイルにH.モーザーらしい洗練さを加えた『ヘリテージ センターセコンド ファンキーブルー』。パイロットウォッチの精神を感じさせながらも、独自のエレガンスをまとった唯一無二のタイムピースだ。
H.Moser&Cie
ヘリテージ センターセコンド
ファンキーブルー
品番:8200-1201
素材:ステンレススチール
サイズ:縦42mm×横42mm
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブルー
販売価格:1,480,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、国内正規保証書(2020年3月)、替えの純正革ベルト等が付属
※価格は2025年3月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
H.モーザーは、国内では非常に流通が少ないブランドです。コレクションにはゴールドを使用した時計が多く、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどの貴金属を使ったケースが一般的です。しかし、本モデルはステンレススチール製であり、H.モーザーの中では比較的手の届きやすい価格帯に位置しています。
H.モーザーの時計は、手に入りづらく、また高価というイメージが強いかもしれませんが、ヘリテージコレクションはその中でも非常にアクセスしやすい価格帯で提供されています。もし店頭で見かけた際には、ぜひ手に取って、その作り込みを実際にご覧いただきたいです。
H.モーザーらしさが、文字盤やムーブメントにしっかりと息づいており、細部までこだわりが感じられます。入門機だと思わず、ぜひその品質の高さを実感してください。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |