ロレックス コスモグラフ デイトナ レインボー「入手難度MAX！超絶レアなシークレットデイトナ」【今週の逸本 Vol.274】

見ることすらほとんどできない!? 超絶腕時計

高級ブランドには、特別な顧客向けに展開される「シークレットモデル」という商品が存在する。カタログや公式サイトには掲載されず、一般には購入できない特別な限定商品だ。

以前当連載では、ロレックスのシークレットモデル『GMTマスターⅡ　ダイヤモンド』をご紹介したことがあるが、今回セレクトしたのは、ベースにデイトナを使った1本。
※リンク先の記事はdino.network掲載時のものです。

七色の宝石が輝く『コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW』だ。

2018年のバーゼルワールドにて発表され、超お得意様のみに展開されてきた本モデル。入手難度・生産本数・ベースモデルなどすべてのファクターがトップレベル。

加えて、ベゼルにはバケットカットされた七色のカラーサファイヤがあしらわれ、ラグやリューズガードにはダイヤモンドがセッティングされるなど、極めて豪華な仕様で、いまや中古市場では5千万円を超える。（定価は約1200万円）

文字盤の装飾も秀逸で、ベゼルのカラーに呼応するように、インデックスにはカラーサファイヤが配置され、インダイヤルにはメテオライト（隕石）を採用するなど、細部にわたりこだわり抜いたデザインとなっている。

ケース素材には、ロレックス独自開発のピンクゴールド合金を使ったエバーローズゴールドを採用。

「高級」という言葉がチープに感じるほど、その仕様は圧倒的で、ロレックスの頂点ともいえる1本だ。

このシークレットモデルには別バージョンとして、文字盤とブレスにダイヤモンドを散りばめた『116585RBOW』というモデルもある。どちらも一生のうちに見ることができるかどうか……というレベルの品だ。もし時計店に並んでいたら、その姿を目に焼き付けておくことをおすすめする。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

実機を見る機会はほとんどないであろう希少なモデルです。実は撮影時点で商談に入っており、すでにお店にはありません。

雲上ブランドの中には、今回のモデルと同価格帯ものや、それ以上のものもあります。しかし、それらは予約ができたり、普通にブティックで購入できるものがほとんどです。

ところが本モデルは、ロレックスで数千万円以上の購入実績があり、お得意様だと認められないと購入する権利すらもらえません。つまり、とんでもなく入手難度が高いんですね。

あのトップユーチューバー・ヒカキンさんですら正規店では購入できない……と言えば、その凄さがお分かりいただけると思います。（ちなみにヒカキンさんは並行輸入店でシークレットモデルのバージョン違いを2本とも購入しました。すごいですね……）

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