※当連載は掲載Vol.239までdino.networkに連載されていました。Vol.240からは当メディア『singles』にてお楽しみください。
BREITLING
1884年のスイスにてレオン・ブライトリングが開いた精密計器専門工房がブランドの始まり。パイロットのための「腕に装着する計器」として製造を徐々に拡大させながら、現在まで続くクロノグラフの形態を完成させた。1936年に英国空軍のサプライヤーになったことを機に、世界的な航空時計として確固たる地位を確立。1942年に登場した回転計算尺付のクロノグラフ「クロノマット」や、1952年の航空用回転計算尺装備の「ナビタイマー」は、時計史に輝く金字塔といえる。
エイジングを楽しむブロンズ素材のダイバーズウォッチ
海洋調査や深海ダイビングなどが盛んになり、ダイバーズウォッチへの要求も高まりはじめた1950年代。ブライトリングは、ブランド初のダイバーズウォッチとして『スーパーオーシャン』を発表。
その後60年代に入ると、視認性の向上を含め改良を施した、より実用的なダイバーズウォッチ『スーパーオーシャン・スローモーション』を開発。同モデルは、性能はもとよりそのデザインも高く評価され、多くのユーザーに愛されることとなった。
今回セレクトしたのは、スローモーションのデザインコードを踏襲しつつ、セラミックベゼルや鮮やかなカラーダイヤルといった現代的な要素を加味した1本。2024年7月現在の最新モデル『スーパーオーシャン オートマチック42』だ。
インデックス、針、数字、スケールと、ダイヤルを構成するすべてのパーツがはっきりと視認できる明快さが特徴的なスーパーオーシャン。
幅広の針には蓄光塗料のスーパールミノバが塗布されており、水中での視認性も抜群。衝撃や砂塵、塩水への耐性もあるので、ダイビングはもちろん、マリンスポーツ全般に対応してくれる。
本モデルはケース素材にブロンズ(銅)を採用。経年によって緑青が生じることで、独特の風格が楽しめる。
緑青(ろくしょう)とは?
銅や真鍮といった金属に生じる青緑色のサビのこと。
この緑青を考えてのことか、全体的にグリーンを基調にした構成になっており、ストラップもグリーンのラバーベルトを採用。バックルもブロンズでできており、ケースと合わせて風合いを自分なりに“育てて”いける1本となっている。
BREITLING
スーパーオーシャン
オートマチック42
品番:N17375201L1S1
素材:ブロンズ
サイズ:縦42mm×横42mm
防水:300M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:グリーン
販売価格:550,000円(税込)※USED
参考定価:770,000円
【付属品】
箱、保証書(2023年9月)が付属
※価格は2024年7月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
時間が経つにつれて味わい深い外観になり、自分だけの1本へと育てていけるブロンズ時計。エイジングを楽しむ一方で、磨きをかければ元の輝きを取り戻すこともできます。
ブロンズ時計は高価なものが多いのですが、本モデルは手が届きやすい価格帯にあり、性能良し・デザイン良しと、とてもオススメできるタイムピースです。
ブロンズ時計の魅力を手軽に楽しめる1本となっておりますので、ぜひ手に取って見てください。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |