※当連載は掲載Vol.239までdino.networkに連載されていました。Vol.240からは当メディア『singles』にてお楽しみください。
OMEGA
1848年、当時23歳であったルイ・ブランが、懐中時計の組み立て工房を開いたのがはじまり。その後事業を拡大し、1903年に社名を「OMEGA」に変更。オリンピックでも常に名前のあがる公式時計メーカーであり、1965年にはNASA(アメリカ航空宇宙局)が進める宇宙計画のパートナーとしても認められた。1969年に人類と共に月面に降り立った腕時計『スピードマスター』はあまりにも有名。近年では、コーアクシャルムーブメントを採用するなど、時計界のエポックメイカーとして注目されている。
ファン待望の白文字盤
『スピードマスター・ムーンウォッチ』は、オメガが誇る、いや人類が誇る腕時計のひとつ。6度に渡る月面着陸に携行された機械式時計であり、その精度は“宇宙”に出しても恥ずかしくない。
そんな同モデルは、これまで黒い文字盤が基本であった。黒文字盤の歴史は1957年から連綿と続いており、2024年3月に本モデルが発売されるまで白文字盤はなかったのだ。
今回セレクトしたのは、まだ発売されたばかりでなかなか実物を見ることができない1本。待望の白文字盤を搭載した『オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル』だ。
文字盤が黒から白へと変わったことで、針やインデックスの色も反転。スピードマスターの文字色も赤くなった。もちろんこれらカラーには意味がある。
「白」は宇宙服の色であり、1969年にオメガが展開した「アラスカプロジェクトⅠ」のプロトタイプからインスピレーションを受けたカラーでもある。文字盤上での「白」はラッカー仕上げになっており、とても艶めいて見える。
Speedmaster の文字と秒針の先に施された「赤」は、船長の宇宙服に入った赤いストライプと、先述した「アラスカプロジェクトⅠ」の保護ケースの色から着想を得たもの。「白」に対してとても映える配色であり、視認性も良好だ。
機能としては2021年に登場した黒文字盤の同型機と変わらない。スピードマスターでおなじみのドーム型風防(サファイアガラス)も健在だ。
ブレスレットは人気の5連ブレスを搭載。コンフォートセッティング付きのクラスプを備えており、ワンタッチでサイズの微調整が可能だ。
何十年も黒文字盤で展開してきたスピードマスターシリーズに、新たな仲間入りを果たした白文字盤モデル。
買えない、見ることもできない……なんて嘆いてた方にはまさにタイムリーな1本だろう。いまならムーンフェイズ銀座に未使用の1本がある。ぜひこの機会をお見逃しなく。
OMEGA
スピードマスター ムーンウォッチ
プロフェッショナル
品番:310.30.42.50.04.001
素材:ステンレススチール
サイズ:縦47.5mm×横42mm
防水:50M防水
ムーブメント:手巻き
文字盤:ホワイト
販売価格:1,390,000円(税込)※未使用品
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、国内正規保証書(2024年5月)、ピクトグラム証、マスタークロノメーター証書が付属
※価格は2024年5月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
2024年の新作としては当店第一号の入荷です。スピードマスターの白文字盤はまだ出たばかりで、ブティックで現物を見ることも難しいでしょう。
ラッカーの艶感などは写真ではなかなか伝わらないもの。実際に腕に巻くとこれまた違った雰囲気を感じると思います。
定番スピードマスターの中でも一番人気のプロフェッショナルシリーズ。その最新モデルが今、当店にあります。探していた方はぜひご来店ください。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
---|---|
TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |