【予告】『singles』リニューアルに向けて準備中!
詳細は8月初旬に発表いたします。どうぞお楽しみに!
フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、クールなおひとりさまの腕を飾るに相応しい珠玉の一本をセレクト。今回は、ロレックスを代表するスポーツウォッチ・GMTマスターII。その中でも異彩を放つレフトハンドモデル『GMTマスターII レフトハンド』をご紹介しよう。

ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランド・ROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。

※ singlesリニューアル準備のため、「今週の逸本」は今回で一旦お休みとなります。来週はこれまでの連載を振り返る総集編をお届けしますので、ぜひお楽しみください。

グリーンのセラクロムダイヤルが放つ、特別な存在感

ロレックスのGMTマスターIIには数多くのバリエーションが存在するが、その中でも異彩を放つのが「レフトハンド(左リューズ)」仕様だ。今回紹介するのは、そのレフトハンドモデルをベースに、ケースとブレスレットを18Kホワイトゴールドで仕立てた現行モデル。

2025年に発表された最新仕様であり、スポーツロレックスのなかでもひと際個性が際立つ一本である。

画像: GMTマスターⅡ レフトハンド

GMTマスターⅡ レフトハンド

基本的なスペックはステンレススチールモデルと共通しているが、大きな違いはケースとブレスレットに18Kホワイトゴールドを採用している点だ。手に取ると貴金属ならではの重量感と質感が伝わり、非常にラグジュアリーな雰囲気をまとっている。

ブレスレットやケースには18金を示す「Au750」の刻印が入り、素材へのこだわりも確認できる。

そして、このモデル最大の見どころがダイヤルだ。

画像: 艶やかなグリーンのセラクロムダイヤル。ベゼルにも同素材を採用し、質感を統一

艶やかなグリーンのセラクロムダイヤル。ベゼルにも同素材を採用し、質感を統一

深みのあるグリーンの艶やかな表情は、一見するとラッカー仕上げのようにも見える。しかし実際には、ロレックス独自のセラミック素材「セラクロム」を採用した極めて珍しいダイヤル。

一般的に、光沢のある文字盤はラッカー塗装やポーセリン(磁器)などで表現されることが多い。一方、このモデルはベゼルにも使われるセラクロムを文字盤にも採用。真鍮製のベースプレートに薄いセラミックディスクを組み合わせることで、美しい艶と高い耐傷性を両立している。

このセラクロムダイヤルは現在のところ、このレフトハンド仕様だけに採用された特別な仕様だ。新たなダイヤル表現を、あえて個性的なレフトハンドモデルで初採用した点にも、ロレックスの挑戦が感じられる。

もちろん、このモデルの特徴はダイヤルだけではない。

リューズと日付表示は通常モデルとは逆の9時側に配置され、リューズ操作も左右反転となる。左利きユーザーへの配慮はもちろんだが、一般的にレフトハンド仕様の腕時計は限定的な存在であり、ロレックスがここまで本格的にラインアップへ組み込んでいること自体が珍しい。

画像: 本モデルでは、GMT針の先端はグリーンではなく、ホワイトカラーで仕上げられている

本モデルでは、GMT針の先端はグリーンではなく、ホワイトカラーで仕上げられている

さらに細かな違いとして、GMT針にも注目したい。ステンレススチール製のレフトハンドモデルではGMT針の先端がグリーンに彩られているが、このホワイトゴールドモデルでは他針やインデックスと同じくホワイトで仕上げられている。派手さを抑えながら高級感を演出する、貴金属モデルならではのディテールと言えるだろう。

レフトハンドという個性的なレイアウト、ホワイトゴールドならではの重厚感、そしてロレックス唯一のセラクロムダイヤル。それぞれの特徴が組み合わさることで、このGMTマスターIIは単なる素材違いではない、現行ロレックスを象徴する特別な一本へと仕上がっている。

ROLEX
GMTマスターⅡ
レフトハンド
品番:126729VTNR
素材:ホワイトゴールド
サイズ:縦40mm×横40mm
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:グリーン
販売価格:7,850,000円(税込)※未使用品
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2025年10月)
※価格は2026年7月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

今回ご紹介した『GMTマスターII レフトハンド』は、ロレックスにとってひとつのターニングポイントともいえるモデルです。

2025年は、新作『ランドドゥエラー』の発表をはじめ、セラクロムダイヤルの採用など、ロレックスが新たな技術や表現に挑戦した年でもありました。このモデルも、その流れを象徴する一本といえます。

発売から時間が経ち、以前より店頭で見かける機会は増えてきましたが、レフトハンド仕様はもともとの流通量が少なく、いつでも出会えるモデルではありません。また、今後いつまで生産が続くかも分からないため、将来的な希少性にも注目です。

現在は中古市場で定価を下回る価格帯の個体も見られ、ホワイトゴールドモデルとしては非常に魅力的な選択肢です。将来的な動向を考えると、気になっている方は今のうちに検討してみるのもよいかもしれません。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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