GIRARD-PERREGAUX
1791年に創業されたスイスの高級時計マニファクチュールブランド「ジラール・ペルゴ」。美しさと機能性が融合した腕時計は芸術品としても一級で、世界の王侯貴族達を虜に。スリー・ゴールドブリッジ付きのトゥールビヨンや、ハイテク シリコン製の脱進機を備えたムーブメントなど、世界が驚くような機構を開発。その技術力には定評がある。
レトロフューチャーの完成形
1976年に誕生し、わずか2年あまりで生産を終えた『キャスケット』。当時としては先進的だったLED表示と独創的なフォルムで、強い個性を放ったモデルだ。
その系譜を受け継ぎ、2022年に再解釈されたのが、『キャスケット 2.0』だ。オリジナルの造形やコンセプトを踏襲しつつ、素材や装着性、機能面をアップデートした“現代版”という位置づけである。

キャスケット 2.0
ケースはセラミックとグレード5チタンの組み合わせ。独特のフォルムはそのままに、素材はより現代的で実用的なものへと置き換えられている。

直線と面で構成された独特のフォルム

サイドには操作用のプッシュボタンを配置

左サイドにもボタンを備えることで、左右対称のレイアウトに

上面に向かって面が集約される設計。直線的なカットがキャスケットらしい造形を強調

裏面には820本限定を示す文字が刻まれている
そして、この時計を語るうえで外せないのがその表示方法だ。一見すると、どこに文字盤があるのか分からない。時刻表示はケース正面ではなく、6時側の窓に備えられている。

ボタン操作で赤色LEDが点灯し、時刻を表示
サイドのボタンを押すことで赤いLEDが点灯し、時間が表示される仕組みだ。常時点灯ではなく、必要なときにだけ表示させる方式である。
表示部は奥まった位置に設けられており、自然と影ができる構造になっている。そのため明るい場所でも数字を確認しやすい。単にLEDを光らせるだけでなく、ケース形状そのもので視認性を確保している点に注目したい。

裏面にラバーライニングを配置。装着感に配慮した設計だ

チタン製フォールディングバックルを採用。軽量性と堅牢性を両立
ブレスレットはキャタピラ状の意匠を継承しながら、裏側にラバーライニングを備え、しなやかさと装着感が向上。見た目はメカニカルだが、着け心地は非常に柔らかい。バックルもチタン製で、軽さと強度を両立している。

時刻表示に加え、カレンダー機能も備える

クロノグラフ表示にも対応
搭載するのはキャリバーGP3980。オリジナルのムーブメント思想に近い形で設計されたクオーツムーブメントだ。カレンダー機能に加え、クロノグラフ、そして特定の日付を設定できるシークレットデイトなど、複数の機能も備える。

『キャスケット2.0』は、当時の発想を軸に、素材、装着感、機能を見直し、現代の水準に引き上げた一本。世界限定820本という希少性も含め、単なる話題性にとどまらない完成度を備えたモデルと言えるだろう。
GIRARD-PERREGAUX
キャスケット 2.0
品番:39800-32-001-32A
素材:セラミック×チタン
サイズ:縦42.4mm×横33.6mm
防水:50M防水
ムーブメント:クオーツ
文字盤:LEDディスプレイ
販売価格:575,000円(税込)
参考定価:660,000円
※世界820本限定
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2022年3月)、メーカー修理明細書(2024年12月)、タグ
※価格は2026年2月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
本モデルは、レトロフューチャーを代表する1本と言えます。昨今かなり注目されている分野ですね。
レトロな未来感をまといながらも、「2.0」と名乗るだけあってしっかり現代的に再解釈されています。デザイン性の高さだけでなく、装着感や使い勝手もきちんと考えられており、日常使いもGOODです。
オリジナルのキャスケットは現在ほとんど市場に出回らず、状態の良い個体となるとさらに入手は困難です。その点、本モデルはオリジナルにかなり近い雰囲気を保ちながら、安心して使える一本に仕上がっています。長年探してきた方にとっても、有力な選択肢になるでしょう。
| 所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
|---|---|
| TEL | 03-5250-7272 |
| 営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
| 定休日 | 水曜日 |
| 公式サイト | https://moon-phase.jp/ |




