こんにちは、恐竜おねぇさんこと生田晴香です。今回は、生田晴香が実際に恐竜を見に行った、日本のオススメ博物館をご紹介。博物館だけでなく、周辺施設も楽しめるというところも加点ポイントとしています。行けば間違えないエリアをご紹介するので、さっそく見ていきましょう!

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くします。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ! - singles編集部

まずは“ど定番”からご紹介

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館にて撮影

恐竜博物館といえば絶対に、最初に出てくるのが「福井県立恐竜博物館」。世界三大恐竜博物館の1つといわれ、貴重な標本がたくさんあり、1日じゃ全部回れないほど。もはや致死量の恐竜を浴びることができます。

恐竜本も図書館のようにたくさん置いてあるので、毎日通ったとしても一生楽しめるでしょう。恐竜漫画もありました。イベント要素盛りだくさんで、体験もできます。

チェックポイント:あわせて楽しみたい期間限定イベントと常設展

2025年3月8日(土)〜5月25日(日)には「巡回展・ポケモン化石博物館」が始まり、4月18日(金)には「野外恐竜博物館」が開館します。野外恐竜博物館は、勝山市北谷町の恐竜化石発掘現場の見学と化石の発掘体験ができるフィールドステーション。軍手や手袋を持参のうえ挑戦してみてください。

常設展で見られる実物のカマラサウルスや……、

保存状態の良さからギネスブックにも登録された実物のミイラ化石、ブラキロフォサウルスは必見!

別料金かかりません

恐竜映画上映『かいけつゾロリの探検!恐竜博物館』という、ポプラ社の協力を得て制作されたオリジナルアニメ映画が1日数回上映されているのですが、じつはとても泣ける話になっていておもしろく、一番見てもらいたいまであります。

チェックポイント:お土産とフードも充実!

お土産コーナーは定番なものからここでしか買えない限定のものまで幅広く、過去に開催された特別展の図録まであったときはレアすぎて感動しました。特別展は期間が過ぎると通販でもない限り買える機会ないですもんね。

画像: 館内レストランにて撮影

館内レストランにて撮影

館内には、ご飯やスイーツなどの恐竜メニューがあります。こちらのジオラマスィーツ(ババロア)は飾りたくなるほど見た目がよく映えるので記念に注文したい一品です。

ちなみに、4月17日(木)……つまり「恐竜の日」に行くと、恐竜博物館オリジナルシールをプレゼントしてくれるそうなので、その日を狙って行くのもいいですね。

チェックポイント:博物館周辺もすごい!

恐竜博物館前にあるジオターミナルの中のレストランザウルスキッチンにも、たくさんの恐竜メニューがあります。

画像: ザウルスキッチンにて撮影

ザウルスキッチンにて撮影

こちらはドリンクセット付きのプテラノうどん。恐竜のガチャやお土産コーナーもたくさんありました。

画像: 勝山駅から博物館に向かうバスから見つけ撮影

勝山駅から博物館に向かうバスから見つけ撮影

福井自体が恐竜王国なので、ほかにも周辺をうろうろするだけでいろんな恐竜に出会えるのでオススメです。

【福井県立恐竜博物館】
住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
URL:https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

国立科学博物館

「国立科学博物館」──通称「かはく」。こちらもまたとんでもない博物館で、漫画「カイジ」のスピンオフ「ハンチョウ」でも紹介されている“圧倒的博物館”です。

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こちらもボリュームが多すぎて1日で半分すら回れませんが、地球館にある恐竜エリアならなんとか……と思いきや、興味深い展示が多すぎてサラッと移動できなくなります。

画像: 国立科学博物館にて撮影

国立科学博物館にて撮影

オシャレな空間が広がっているエリアのセンターにいるのはアロサウルス! 国立科学博物館で1964年に公開された日本初の恐竜骨格です。頭骨以外のほとんどは実物化石という記念すべき恐竜となっております。

画像: 国立科学博物館

チェックポイント:いろんなティラノサウルス

トリケラトプス・プロルススの向かいにはお座りティラノサウルス。なんと! 国立科学博物館にはお座り「バッキー」、そして「スタン」という違うティラノサウルスが見られるんです!

バッキー

スタン

スタンの横にはティラノサウルスの子どもまで! この子は、タルボサウルスの子どもの化石をもとに大きさと形を推定し復元してできたそうです。

ティラノサウルスの頭骨展開もあり、いろんなティラノサウルスが見比べられるのがいいですよね。

チェックポイント:珍しい展示「カモノハシ竜」

さらに、珍しい展示も。カモノハシ竜の咀嚼模型は必見です!

カモノハシ竜

デンタルバッテリーといわれるカモノハシ竜の歯だけ見ても、どうやって食べたものをすり潰していたかわかりにくいと思うんですよね。

ですが、顎が上下だけではなく左右にも動き効率よくすり潰してる動きを模型で見てせてくているので、どうもぐもぐしているかイメージがしやすくて好きなんです。

「クラスメソッド シアター36◯」ではドームの内側すべてがスクリーンになっていて、上映スケジュールによっては360°全方位に恐竜世界が楽しめるタイミングも! これがアトラクション感あって本当に楽しい!

館内のレストランは恐竜にちなんだメニューもあるのもいいんですよね。国立科学博物館もオススメです。

【国立科学博物館】
住所:東京都台東区上野公園7-20
URL:https://www.kahaku.go.jp/

まとめ

本当はオススメ恐竜博物館5選! って感じで紹介したかったのですが、推しポイントが多すぎて2つだけの紹介になってしまったので、続きのオススメはまたやります。

ひとまず、「福井県立恐竜博物館」と「国立科学博物館」の紹介でした。

恐竜だけではなくいろんな生物・古生物を見て知って……たくさん見てきたうえで、やっぱり一番美しいのは恐竜! となってほしいですね。

デートでもいいですが、ひとりの方が自由に好きな時間に動けていいかもしれません。
ではまた次回!

画像3: 【恐竜博物館ガイド】ここは絶対外せない! “ど定番”なオススメ博物館をご紹介 ─前編─

生田晴香 | Haruka Ikuta

恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。

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