こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。恐竜王国である福井県は、2024年3月16日(土)の北陸新幹線敦賀開業に合わせ、「恐竜拡大プロジェクト」としてJR福井駅周辺に恐竜コンテンツの配置を進めました。前回行ったときよりも恐竜がさらに増えていたので、最新の福井駅周辺恐竜をご紹介します。

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くします。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ! - singles編集部

増え続けるロボット恐竜

皆さん、最後に福井駅に行ったのはいつですか? 生田晴香は2025年1月と最近ですが、その前に行ったのは2023年春でした。

当時の記事は下記から読めます。
※『singles』とは別のサイトです。

当時の記事から抜粋

もともと、JR福井駅西口エリアには、巨大な恐竜イラストのラッピングが描いてあったり、恐竜トリックアートがあったり、さらにフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンのロボット、福井県の恐竜ブランドキャラクター「ジュラチック」の椅子などがあったりと、いかにも「恐竜王国」という感じでした。

福井駅を利用する人に楽しさと目の保養として疲れた心を癒していたわけですが、なんと! 「恐竜拡大プロジェクト」で2025年にはさらに恐竜がもりもりに増えているんです!

もはや福井県の観光地代表が福井駅周辺といっても過言ではなく、全部の恐竜を見つけるのに最低1時間は見ておいていいほど。

さて。盛りだくさんに増えた恐竜を紹介していきましょう。

福井駅周辺をご紹介

西口

まずはもともとあったJR福井駅西口の福井の恐竜ロボットエリアには……、

画像: 福井駅前にて撮影

福井駅前にて撮影

スコミムス! 水辺付近で魚を狙っています。水辺ということもありぬかるんだところを歩いてきたであろう足跡が残っていて、将来化石となるかもしれないと考えるとわくわくします。

画像1: 西口

昼間見るのもよし、夜ライトアップされてから見るのもよし、雪の日を狙って見に行くのもそれぞれ違っていいですね。

画像: ライトアップversion

ライトアップversion

地面にはほかの恐竜の実物大足跡もあります。

画像2: 西口

自分の足と比べたりもできます。レプリカなので人間の体重レベルなら踏んでもOKです。

画像3: 西口

バス停エリアへ行ってみます。ほかにもどこで恐竜を探したらいいか迷っても安心。恐竜コンシェルジュが恐竜コンテンツを紹介してくれます。ありがたいですね。

「ディノ ウィンドウ(ARディスプレイ)」なんかも!

画像4: 西口

ティラノサウルスロボットです。

設置作業は恐竜ロボットで有名で制作している「ココロ」の社員が担当。クレーンを使って土台やパーツを組み立て、つなぎ合わせた部分を接着剤でしっかり接合させてできるのだそう。

目の前に立つと吠えたり動いたりするので、もしかしたら小さい子は泣いちゃうかも!? とにかく迫力がすごい!!

基本的に恐竜ロボットの近くにはその恐竜の説明書きがあるので、どんな恐竜か知ることができるのはいいですね。

お次は西口から駅を通って東口に向かいます。

JR福井駅

画像: JR福井駅

駅から出たところにはレゴで作られたフクイラプトルが! 芸術です。

福井市観光交流センター

画像1: 福井市観光交流センター

そしてフクイラプトルの全身骨格レプリカが! でかい……迫力やばすぎますね。

駅直結で福井市観光交流センターがあり、上に上がってさらなる恐竜を見に行きます。

画像: 福井市観光交流センターにて撮影

福井市観光交流センターにて撮影

屋上広場では大小9体の恐竜モニュメントがいて、家族愛がコンセプトの恐竜モニュメントや越前がにをくわえた恐竜がいます。スマートフォンを利用したAR演出により大きな恐竜がたくさん現れる仕掛けも。

ここで……よくニュースでやっていた、「恐竜モニュメント破壊事件」を皆は覚えているでしょうか。

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防犯カメラにしっかりと映ってますね。少年3人組がフクイラプトルの幼体モニュメントに何度も蹴りを入れて破壊。警察が16歳の少年1人を器物損壊の疑いで福井地方検察庁に書類送検した事件です。

恐竜の赤ちゃんですよ? 赤ちゃん相手に足の指が取れるまで蹴りを入れるなんて……個人的には許せません……見つけ次第何かしら対処したくなるくらいひどいです。

画像2: 福井市観光交流センター

そしてようやく、壊された足の指の治療が完了していてパーツが欠けていない状態のフクイラプトル幼体を見ることができました。

遠目からだとどこがとれたのかわからない状態ですね。よかったです。

蹴られた影響か、折られた部分じゃなくほかのところにもヒビが入っていて……可哀想でしたね。

……と、書いてたら犯人にイラついてきたので下に降りてえちぜん鉄道がある東口方面に行きましょう。

恐竜プレイグラウンド

画像1: 恐竜プレイグラウンド

さまざまな姿でくつろぐ恐竜たちがいます。抱きついたり、じゃれあったり、卵の中に入り記念撮影することも可能なエリアです。かわいいです。

画像2: 恐竜プレイグラウンド

ベンチで恐竜博士の隣に座れちゃうドッキドキイベント発生も!?「家族になって翼竜の赤ちゃんを育てないか?」なんて、告白されるシチュエーションできてますね。

「翼竜保護区」があり、えちぜん鉄道の駅舎壁面には勇壮に舞うプテラノドンの群れが描かれています。圧倒的な迫力の空の世界楽しめますね。

えちぜん鉄道

画像: えちぜん鉄道

駅から出たところには大きな恐竜パネル「ジュラシックえちぜん」が! 恐竜だけではなく福井の観光地なのども描かれており、色合いも綺麗で見入っちゃいます。

東口ダイナソースクエア

画像: 東口ダイナソースクエア

東口の新たなランドマークである、トリケラトプスの親子。地層の上で悠然とたたずむ親トリケラトプスと、愛らしく親を見つめる子どものトリケラトプス。見ていると家族の絆が伝わってきますね。圧倒的な存在感です。

まとめ

これだけではなくほかにも恐竜スポットはあるし、恐竜モノが多いお土産屋さんもいろいろあるので永遠に楽しめちゃいます。

無料でこんなに見れちゃうなんて、さすが恐竜王国福井ですね。素晴らしい!

見に行く場合はそれぞれの恐竜の稼働時間やライトアップ時間が決まっているので、事前に調べておくのがおすすめです。

積雪時、福井市観光交流センター屋上広場は大変滑りやすくなっているため、安全を考慮して閉鎖している可能性があります。雪の様子もチェックですね。

画像: ホテルでのひと時

ホテルでのひと時

最後に、恐竜モニュメントは大事にしましょうね。ではまた次回。

画像2: 無料なのが信じられない! “恐竜拡大プロジェクト”後の恐竜王国が楽しすぎる!

生田晴香 | Haruka Ikuta

恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。

YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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