紫外線対策は、スキンケアから取り入れたい
皆さん、いまの時期から日焼け止めは塗っていますか?
筆者は夏になれば日焼け止めを塗らないわけではないものの、日焼け止め特有の重さが苦手&手が汚れるのが嫌でいつもスティックタイプの日焼け止めを使っています。が、朝の準備は忙しなく、家を出てから駅に向かう道のりで日焼け止めを塗りながら歩いているパターンがほとんど。化粧品にも多少UV効果あるし……。
さらに、すっぴんだけどコンビニに行きたいときは、マスクをつけてキャップをかぶり、近くだからいいやと何もしないときもありますが。ああ、大声ではとても言えません。
頭では分かっているんです。紫外線対策は夏以外でも必要だし、家を出る前に塗らないと紫外線のダメージを防ぐことはできないということは……。とはいえ、今までのルーティンに入っていない行動をするのって面倒くさ〜い!
そんなあなたに! いや、私に! ぴったりな紫外線対策、見つけてきました。
そう、日頃のルーティンに新しい要素をプラスするのが億劫なら、いつもやっているスキンケアの流れで紫外線対策を取り入れればよいのです!

肌の悩みに合わせて高濃度の原液でケアできる美容ブランド「TUNEMAKERS」
今回は、編集部員男女2名で日傘を試してみた記事で、男性編集部員の紫外線対策への意識の高さを知ってからさすがにやばいと思い始めた編集部員 yukiが、原液美容ブランド「TUNEMAKERS(チューンメーカーズ)」の紫外線対策アイテムを実際に使ってみることに。
ダメージブロックとケアができる原液「フラーレン」と、UV美容液である「原液UVプロテクター」&「原液UVトーンアップ」を試してみたので、その感想をお届けします。
紫外線ダメージをケアして蓄積させない「フラーレン」

「フラーレン」30ml・8,800円(税込)、10ml・3,410円(税込)
そもそも、「フラーレン」ってあまり聞いたことがなく、どんな成分なのか? というのが気になったのですが、簡単にいえばスポンジのような役割をしてくれるそうです。紫外線によるトラブルのもとを吸収し、ブロック。そのため、紫外線によるダメージを蓄積させないという効果が見込めるとのこと。
朝に取り入れると紫外線ダメージの進行を食い止めエイジングケアにもなり、夜に取り入れると浴びてしまった紫外線ダメージのケアになるという、予防もアフターケアもこなしてくれるすごいやつ! もはやこれだけでもいいんじゃないかってくらい、優秀そうなので期待値も上がりますね。
【フラーレンの使い方5選】
- 化粧水のあとに2〜3滴を肌に直接なじませる
- 化粧水に1〜2滴混ぜて、肌になじませる
- 化粧水を浸したコットンに数滴加え、5〜10分パック
- 日焼け止めに1滴加えて混ぜ、普段通り肌に塗る
- ビタミンC誘導体をブレンドするスペシャルケアもおすすめ
余計な成分を含まない原液だからこそ肌にまっすぐ届くとのことですが、化粧水のあとに使うなら2〜3滴で良いなんて、ほんと? 全顔に伸ばせるのかな……と不安でしたが、さらっさらのテクスチャーなので意外や意外。ちょうどいい量かも。
香りも無臭なので、かなり使いやすいです。でも、2〜3滴だし無臭だし、正直なところ使っている実感はなし(笑)とりあえず、ターンオーバーの周期分は試してみようと、使ってみること約1ヶ月。
翌日から早くも肌がもっちりしたような気はしていたものの、さすがに早すぎるし気のせいかなと思っていましたが、なんだか肌の調子が良い! これ、けっこういい感じかも。
化粧水はあえて「TUNEMAKERS」でライン使いせず、いつも使っているメディヒールのミルクブライトニングトナーにあわせて使用していましたが、とくに喧嘩することもなく、肌トラブルもなかったので私には合っていたと思います。
なんだか狐につままれた気分になるほど、あっさりした使用感に似つかわしくないくらいのもちもち肌を手に入れることに……。使用感が好きだなと思えるスキンケアに出会うこともそう多くないですし、これはもう少し継続してみたいなと思える商品でした。夏場の強い紫外線でどうかも気になるところですね!
UV美容液は、クリアタイプとトーンアップタイプの2種類から選べる
汗・水に強いウォータープルーフのクリアタイプ「原液UVプロテクター」

「原液UVプロテクター」30ml・価格:3,300円(税込)
お次は、UV美容液。こちら、なんと先ほどのフラーレンが配合されています! そのほか、ビタミンC誘導体と保湿成分であるセラミドが入っており、「フラーレン 5:ビタミンC誘導体 3:セラミド 2」の割合で配合されているそうです。
3種の原液を独自の比率で調合したUV美容液……もはや聞いただけで肌に良さそう。
気になる紫外線防止効果についてですが、SPF50+、PA++++と、最強クラス。かなりしっかり守ってくれる数値となっています。なお、紫外線防止効果のおさらいは下記をご覧ください。
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線UV-Bの防止効果を示す表記です。「2〜50」の数字で表され、数字が大きいほど防止力が上がります。50を超える場合は「50+」と表記されます。
PA(Protection Grade of UVA)は、紫外線UV-Aの防止効果を示す表記です。「+」「++」「+++」「++++」の4段階で表され、+の数が多いほど防止力が上がります。
ここまで紫外線防止効果が高いと、けっこうパサつく使用感というイメージが強いですよね。しかし、「原液UVプロテクター」は美容液。乾燥しにくいだけでなく、皮膜感のない付け心地が魅力とのこと。
実際に試してみると、確かに日焼け止めによくありがちな重たさはなく軽い使用感! 保湿力が高い化粧下地と似たようなつけ心地です。私は普段あまり保湿力の高い下地はつけないのもあって、若干塗ってる感はありましたが、そこは致し方なし。
液は白いですが、クリアタイプなので伸ばすと白くなることなく馴染んでくれます。シンプルな使い心地なので、「原液UVプロテクター」を使用したあとの化粧にも響きにくく、使い勝手は良い感じです。
とはいえ、せっかく下地っぽい使い心地なら、下地として使えるようなトーンアップも欲しい……という贅沢な思いも叶えてくれる商品も数量限定で登場しているとか!
自然なピンクベージュでくすみや毛穴を補正してくれる「原液UVトーンアップ」

「原液UVトーンアップ」30ml・価格:3,740円(税込)
「原液UVプロテクター」の使い心地はそのままに、トーンアップ機能とくすみケアに対応しているのがこちら、「原液UVトーンアップ」です。
3種の原液の配合比率も同じなので、トーンアップさせたい方にはこちらがおすすめ。4種のパールパウダーが配合されており、くすみをカバーするとともに自然な透明感とツヤのある肌に仕上がるそうです。
さらに、毛穴や肌の凹凸も補正してくれるので、まさに願ったり叶ったり。実際に使用してみると、化粧下地だとしたら十分なカバー力。美容液なのに、日焼け止めと化粧下地を兼ねているので時短にもなりますね!
水分感はあるので、私は念のため皮脂崩れ防止下地と組み合わせてメイクに使用してみましたが、崩れ方にとくに影響はなくストレスフリーに使えました。浮いてきちゃうかなと思っていたので、これは嬉しい誤算。

実際の1プッシュと色の違い。ちなみに、香りはどちらも日焼け止めっぽいです
ただ、適量は1〜2プッシュなんですが、全顔に伸ばすだけなら1プッシュでも半分余るくらい伸びが良いです。日焼け止めは使用量を守らないと効果がないともいうので、1プッシュ分はしっかり伸ばすように気をつけたいところ。
紫外線の影響を受けやすい頬や鼻などを中心に重ね付けしたり、くすみが気になる目の周りや小鼻に少しずつ足したりする使い方がおすすめです。
これなら始められる! 取り入れやすいスキンケアUV
スキンケアの一環として取り入れられるタイプであれば、私にもできそう! と思わせてくれた今回の3アイテム。

私はとくにさらっとした使い心地が好きなので、フラーレンがお気に入りです。予防にもアフターケアにも使えて、手軽に取り入れることができるのも魅力。
年々強くなる紫外線からお肌を守ることが後々自分のためにもなっていくので、頑張っていきたいと思います。
皆さんも、気になるアイテムがあればぜひ試してみてくださいね。