骨格診断とは?
骨格診断とは、自分の骨格にあったファッションスタイルを見つけるための手法です。人の骨格タイプを3つに分類したもので、タイプは一生変わることがなく、知っておくと生涯コーディネートの参考に使えます!
身長、体型に関係なく、持って生まれた身体のラインや肌の質感の特徴を捉えているので、太っても痩せても診断結果は同じです。
診断に用いる部位
骨格診断は次の9つの部位をもとに行います。
- 首
- 鎖骨
- 手の平、手の甲
- 指の関節
- 手首
- 手首のくるぶし
- 足
- ひざの皿
- 太もも、ひざ下
それぞれの部位の特徴により、骨格の種類が分類されます。
骨格の種類とコーデポイント
骨格診断の結果はストレート、ウェーブ、ナチュラルの3タイプに分けられます。それぞれ身体の厚みや肌の質感、重心に違いがあり、コーデポイントにも差があります。それぞれのスタイルに似合うファッションの特徴を押さえておきましょう!
ストレート
全体的に立体感や身体の厚みがあり、メリハリのあるボディが特徴です。重心が上にあり、筋肉もつきやすく、肌に張りと弾力があります。バストの位置や腰の位置が高く、ボリュームもあるので細身の方でも華奢な印象にはなりません。
コーデポイント
シンプルなファッションが似合い、厚みのある身体は縦長にIラインを作るとスッキリと見せられます。体のラインが出る服が似合うため、オーバーサイズをアウトで着るより、ジャストサイズをインして着るのがおすすめ。ハイウエストは上半身に目線が行ってしまうので、ジャストウエストにするとバランスよく着こなせます。
上品で高級感のあるコーディネートを心がけ、過度なアクセサリーは避けて落ち着いた雰囲気にまとめましょう。
ウェーブ
華奢で身体に厚みがなく、やわらかなボディラインを描く曲線を持っています。重心が下にあり、肌は筋肉より脂肪が感じられるソフトな質感です。バストの位置や腰の位置が低く、ヒップは平面的で背中からなだらかな曲線になっています。
コーデポイント
全体的に薄手でやわらかな印象の服を選ぶのがポイント。物足りない印象を与えがちな上半身にはボリュームのある服を選ぶとバランスをとりやすいため、装飾がついたブラウスやニットを取り入れてみてください。また、ウエストの位置が重要なので、胴長に見えづらいハイウエストがおすすめです。
見た目が寂しくならないようにアクセサリーなどの足し算も駆使して、華やかな雰囲気を意識したコーディネートを心がけましょう!
ナチュラル
手足が長く骨格がしっかりしていて、スタイリッシュに見えるボディを持っています。筋肉や脂肪が感じられず、肌はドライな質感の人が多いです。その分、骨や関節が目立ちやすく、全体的にしっかりとしたフレーム感があります。
コーデポイント
しっかりとした骨格を目立たせないためには、ゆったりとしたシルエットを選ぶのがポイント。重心を下げるときれいに見えるので、ボトムスやワンピースなど、ロング丈のアイテムが似合います。胸元は大きく開いていないものを選んであげるとラフに着こなせます。
メリハリのあるコーデが合うため、上下どちらかにボリュームを出す「Aライン」or「Yライン」を意識すると、全体的にバランスがとれますよ。
自分の骨格を知って素敵なコーディネートを楽しもう!
骨格診断で自分の骨格タイプを知ると、身体の特徴に合ったファッションのヒントを得られます。ただし、骨格診断に捉われすぎるのもよくありません。あくまでも参考程度に留めてファッションを楽しんでみてくださいね。