《ameの自己紹介》
映画を始めとする映像作品には非日常を求めるタイプ。エンディングはハッピーエンド派。圧倒的な強さを誇る主人公が登場するアクションが好み。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス、Netflix
好きなジャンル:アクション、SFなど
登場人物がゲーム内で使用するアバターがおもしろい!
すごろくから進化してデジタルなゲームになった「ジュマンジ」は、ゲームに入る前にアバターを選択するのですが、選択画面では見た目が表示されていません。これによって意図せず登場人物の性格とアバターの見た目がチグハグになっておもしろいんです。
ぜひ、誰がどのアバターだろう? と一度考えてから後述のキャラクター紹介へ進んでいただきたい!
アバターの姿
左から、フィンバー、ブレイブストーン博士、ラウンドハウス、オベロン教授
現実の姿
左から、スペンサー、フリッジ、マーサ、ベサニー
2作目『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』と3作目『ジュマンジ/ネクスト・レベル』では各登場人物が使用するアバターが異なるのですが、2作目がかなりハマり役だと思っているので2作目を中心にご紹介します。
気弱なオタク男子「スペンサー」 → ムキムキな大男「ブレイブストーン博士」
【スモルダー・ブレイブストーン博士】
スキル:キメ顔、勇気、登ること、スピード、ブーメラン
弱点:なし
臆病なゲームオタク、スペンサーが選んだアバターはゲームを有利に進められそうな博士キャラ。しかし、この博士、なんと無敵。唯一弱点がなく、スキルも豊富というもはやチートキャラなんです。
見た目はムッキムキな大男なのにビビりまくるというシュールな状況がまたおもしろい! アバターの無敵感につられてか、スペンサー自身も成長していく過程にも注目です。
そして、何よりもスキル・キメ顔がポイント! “ピープルズアイブロー”という眉毛を上げる表情といえば、ドウェイン・ジョンソンなわけですが、そのキメ顔をとことん楽しめます! キメ顔中は動作も停止するので漂う空気感もまたシュール。
自撮り大好きJK「ベサニー」 → 中年の太ったおじさん「オベロン教授」
【シェルドン・“シェリー”・オベロン教授】
スキル:地図製作、考古学、古生物学
弱点:持久力
SNS大好きなイマドキ女子、ベサニーはオベロン教授の「CARTOGRAPHER CURVY GENIUS(直訳:曲線美の天才地図製作者)」という説明を読んで“豊満ボディの天才”だと選択。しかし、ここでの「CURVY」とは、ボディラインが美しいという意味ではなく、曲線が多い=おでぶという意味! オベロン教授は、じつは太った中年おじさんだったのです!
そして、“シェリー”というのも、シェルドンの略! そう、やっぱりオベロン教授はおじさんだったのです!
とはいえ、持ち前のギャルさで「おじさんもまあ、アリ!」と最終的には愛着を持って行動しているのもベサニーのキャラクターを感じられてとってもよき。愛嬌があって、もっとも好きなキャラです。超かわいいです、オベロン教授。
ちなみに、オベロン教授役のジャック・ブラックは、ベサニー役のマディソン・アイスマンに女子高生の動きを指南してもらったとか。その努力の結果、立派な中身女子のおじさんになっています。完璧なギャルおじが観れるのはこの映画だけ!?
いじめっ子気質なアメフト部「フリッジ」 → 背の低い動物学者「フィンバー」
【フランクリン・“マウス”・フィンバー】
スキル:動物学、武器運び
弱点:ケーキ、スピード、強さ
アメフト部スター選手のフリッジは、“強そうな名前”ということで、フィンバーを選択。しかし、身長が縮んでしまっただけでなく、スピードも強さも失ってしまうことに。完全にスペンサー(ブレイブストーン博士)に主役を持っていかれてしまい、不満が募ります。
もともと、スペンサーとフリッジは幼馴染なんですが、今ではフリッジがスペンサーに無理やり課題をやらせたりパシッたりと関係はよくありません。このあたりの関係性がどう改善していくのかというのにも注目です。
なんやかんやでツッコミ役に回ることが多く、彼がいるからこそスペンサーの天然ボケが拾われているなと思います。あとツンデレっぽい。彼も魅力が詰まってます!
シャイなガリ勉少女「マーサ」 → セクシーな美女戦士「ラウンドハウス」
【ルビー・ラウンドハウス】
スキル:空手、太極拳、合気道、ダンス武術
弱点:毒
真面目なマーサは、最初こそ居残り中なのにゲームをやるのは……と抵抗しましたが、ベサニーに挑発され、とりあえずラウンドハウスを選択。超がつく生真面目娘なマーサは、かなりセクシーなアバターになってしまったことにかなり戸惑い、最初の方は気まずそうに体を丸めています。
しかし、マーサもどんどん成長! かなり大胆に積極的に行動することを覚えていきます。スペンサーはじつはマーサのことが好きなんですが、この2人の恋の行方にも注目。
個人的には、お互い現実の姿をすでに知っているとはいえ、アバターでの恋愛との温度差は少なからずありそうだから大丈夫かな〜とちょっと心配になりながら観ていました。(笑)急に盛り上がる感じは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(2011)のロンとハーマイオニーを彷彿とさせます。観ればわかる。
ちなみに、ドウェイン・ジョンソン(ブレイブストーン博士)とカレン・ギラン(ラウンドハウス)の2ショットはビジュアルが良い! という声が多くファンにも人気。自信ない組はアバターによるバフがかかって、イケイケ組はデバフがかかっているのもおもしろいですね。

今すぐ観よう!!
と、いうわけで『ジュマンジ』シリーズは登場キャラクターも魅力いっぱい! 個人的には、ジュマンジの中に入るならアバターはオベロン教授一択です。なぜなら、かわいいおじさんだから。かわいいかどうかは中の人次第ではありますが。(笑)
1作目も2作目以降もとても楽しめる映画なので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪