《ameの自己紹介》
映画を始めとする映像作品には非日常を求めるタイプ。エンディングはハッピーエンド派。圧倒的な強さを誇る主人公が登場するアクションが好み。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス、Netflix
好きなジャンル:アクション、SFなど
さあ、今日から「メンタリスト」を観始めよう!
本日、2024年12月27日(金)をもって仕事納めという方も多いのではないでしょうか。今年は「奇跡の9連休」とも呼ばれている超大型連休!!
すでに予定を入れている方もいるかとは思いますが、年末シーズンは何かとバタバタするもの。「あれ? 気づいたらもう連休は明日からじゃんか!」と焦っていたり、休み期間に何をしようかまだ決めていなかったりする方のために!
今回は、全7シーズンと超ヘビー級の長編である海外ドラマ「メンタリスト」をご紹介したいと思います。
すべてぶっ通しで観たとしても、かかる時間はなんと……、
約4日半!!
9連休中に1日8時間寝て、1食に30分かけて1日に3食食べ、1日1回お風呂に1時間使ったとすると、これだけでも4日ほど使います(家事は一旦諦めるものとする)。つまり、それなりに生活をしつつ観終わるために必要な時間は合計で……、
脅威の、約8日半!!
恐ろしいことに、今日から観始めないと連休中に観終わることは叶わないのです。
ただ、ご安心ください。寝食を忘れて観たくなるほどおもしろいのがこの「メンタリスト」。シーズン1は17時間もあれば観ることができるので、まずは挑戦してみましょう!
え? 17時間もけっこう長い? 気のせいです、4日半(108時間)のうちたったの17時間なんで!
一気観はもはや修行の域ですが……どうぞ皆さまお好きなペースで最後まで駆け抜けていってほしいと思います。お忙しい方も、1話だけでもいいので観てほしい。後悔させません!!
いつものようにシリーズ概要、あらすじのあとにおすすめポイントを語っていきますが、シリーズ概要ではそれぞれの視聴時間をまとめています。もう遅いかもしれませんが「こんなに時間がかかるんだ……」となりそうな方はスキップしちゃってください。正直、私もこんなに長いとは思っていませんでした。(笑)
余談ですが、海外ドラマはオープニングとエンディングがほぼないに等しいくらい短いので、かなりさくさく観ることができます。そのあたりもストレスフリーかも。これは観るしかない。
「メンタリスト」シリーズ概要
・「メンタリスト」シーズン1(2010)
全23話合計時間:16時間44分
・「メンタリスト」シーズン2(2009〜2011)
全23話合計時間:16時間29分
・「メンタリスト」シーズン3(2012)
全24話合計時間:17時間5分
・「メンタリスト」シーズン4(2013)
全24話合計時間:16時間55分
・「メンタリスト」シーズン5(2014)
全22話合計時間:15時間33分
・「メンタリスト」シーズン6(2015)
全22話合計時間:15時間32分
・「メンタリスト」シーズン7(2016)
全13話合計時間:9時間6分
話数:全151話
合計時間:4日と11時間24分
【配信サービスの例】
・アマプラ、U-NEXT:全シーズン見放題で配信中
「メンタリスト」のあらすじ
主人公であるパトリック・ジェーンは、持ち前の鋭い洞察力と人間の心理を操る技術を用いて霊能者を騙っていた元詐欺師。そんな霊能者時代、いたずらに刺激してしまった連続殺人鬼「レッド・ジョン」の手により妻子を亡くしてしまい、復讐を誓います。
レッド・ジョンを追うためにも、彼はカリフォルニア州捜査局(CBI)のコンサルタントへ就任。持ち前の技術を活かし、人の思考や行動を操作する「メンタリスト」としてさまざまな事件を解決していきます。
はたして、ジェーンはレッド・ジョンに辿り着くことができるのか!?
主人公・ジェーンがとにかくかっこいい!!
私は、とにかく最強の主人公というのが大好きなんですが、その“最強”というのはなにも腕っぷしに限りません。
「メンタリスト」の主人公であるジェーンは、メンタル部門で最強。
ちなみに、フィジカル部門はドウェイン・ジョンソンやジェイソン・ステイサムを思い浮かべていただければと思います。
彼は、圧倒的に優れた洞察力・記憶力により、あらゆる人をいともたやすく手玉に取って優位に立ってしまうんです。人心掌握術に長けており、催眠術も会得済み。とにかく精神に関与するならほぼ敵なしなくらい圧倒的に強い。
ただし、フィジカル部門最強と違って、ジェーンは荒っぽいことは苦手です。犯人逮捕のどたばたでは、大抵ちょっと離れたところに避難しているほど。
喧嘩では弱いけど、口喧嘩では負けなし! 常に余裕のある態度でのらりくらりとかわし、人をからかうことも。そんなところがまた、かっこいいんですよね。最強を最強たらしめるのは、やはりその余裕だと思います。
でも、メンタルが強いわけではないんです。彼は、自分のせいで家族を失ってしまったことに対してひどく後悔しており、罪の意識に苛まれることも。このあたりに触れようとするとひょうきんな態度でかわそうとするのですが、そんな面もジェーンの魅力を引き立てていると思います。
とにかく、ジェーンはさまざまな心理効果を利用して犯人がボロを出すように仕向けたり、ときには不遜な態度で怒らせることにより本音を引き出したりするんですが、この意のままに操っている感じ……とにかく憧れる!! いいな〜! 私もできるようになりたい! と何度思ったことか。
目線の動きや仕草、声のトーンなどあらゆる情報から相手のことを言い当てる……一時期憧れて挑戦してみたんですが、いまいちピンとこなくて全然できませんでした。とくに私はどちらかといえばこういった機微に疎いので、より強い憧れを感じるというのもあるかもしれません。
主人公以外の登場人物も魅力的!
CBIの捜査チームのメンバーは、下記の4人。
- 頼れる姉御肌なリーダーのテレサ・リズボン(ロビン・タニー)
- 元軍人で寡黙なキンブル・チョウ(ティム・カン)
- 放火事件のエキスパートでチョウと対照的な性格のウェイン・リグスビー(オウェイン・イオマン)
- 美人で真面目な新人捜査官のグレース・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)
どのキャラクターもとても魅力的で大好きなんですが、私はジェーンとリズボンの関係性と、チョウのたまに見せる笑顔が好き。とくにチョウの笑顔にはファンも多いように感じます。(笑)
左からリグスビー、チョウ、ヴァンペルト。チョウはたま〜に笑うんですよね。とくにシーズン2以降はキャラが固まったのか笑顔を出し渋る(?)ようになったのでよりレアに。基本的には生真面目であまりふざけないんですけど、ふとした拍子にふっと笑うとギャップがすごい。
登場人物みんな魅力があり、そこがストーリーへの没入感をより底上げしてくれていると思います。きっと、好きなキャラクターが見つかるはず! ひとりひとりに思い入れがあるので、語ると長くなってしまう……。
ちなみに、「メンタリスト」はレッド・ジョンとの対決がエンディングではありません。その後もしっかりあるという珍しいパターンです。レッド・ジョンのとあるエピソードに関しては、正直賛否分かれるところだとは思いますが。
私はなんの予備知識もなく観ていたので、レッド・ジョンとの対決で終わってしまうと思ってハラハラしていたんですが、その後のストーリーがあることでロス感も出ずに最後まで観られました。1話1話がおもしろいので、本当に終わってほしくなさすぎた。
私も9連休をきっかけにもう一度観直してみようかな。長いシリーズですが、その長さが気にならないクオリティなので、観直すことに抵抗感を覚えにくいドラマだと思います。私のようにすでに観ている方もこの機会にぜひ!
大筋のストーリーはあるものの、ほとんど1話完結でとても観やすいので、繰り返しますがまずは1話だけでも! いや、まずはトレイラーだけでも!!
「メンタリスト」のトレイラーはこちら
(日本向けなので吹き替え版です)
シリーズ全体では長いですが、思ったよりすいすい観られる「メンタリスト」。ぜひ、9連休を使って挑戦してみてくださいね♪