バイクに乗れない雨の日でもバイクのことを考えたい! という思いから生まれた、ビギナーバイク女子ameによるバイクホリックな連載【Rainy Day Rider】。記念すべき初回のテーマは、なぜ私がフルフェイスのヘルメットを選んだのか。私なりのこだわりに、しばしお付き合いください。

フルフェイスのよさを語ります

どうも! ビギナーバイク女子のameです。

最近、ようやく普通自動二輪免許(MT)を取得しまして、晴れてバイク女子の一員と相成りました。

免許を取得するまでの連載はこちら

画像: 教習所に通っていた頃の私(わりと最近) ※特別に撮影許可をいただいた写真です。

教習所に通っていた頃の私(わりと最近)
※特別に撮影許可をいただいた写真です。

まだまだバイクのことに詳しくない私ですが、バイクに乗れない雨の日でも、バイクのことを考えたい! そんな思いから、本連載【Rainy Day Rider(レイニーデイライダー)】を始めることにしました。

この連載では、気になるバイクグッズから、ファッション、かっこいいバイク・ライダーが出てくる映画まで、さまざまなテーマでゆるく語っていく予定です。雨の日のおともにぜひ。

さて、さっそくですが、今回のテーマはヘルメット。先ほどの画像でもかぶっていますが、私のヘルメットはフルフェイスです。

画像: カラーは「フラットブラック」(ツヤ消し)

カラーは「フラットブラック」(ツヤ消し)

画像: 後頭部にはベンチレーションも兼ねたスポイラー付き

後頭部にはベンチレーションも兼ねたスポイラー付き

アライの「ASTRO GX」というシリーズのもので、後頭部がぴよっと跳ねているデザインがかわいいですよね。

前職がアパレルだったこともあり、見た目にも手は抜きたくないタイプなので、ヘルメットも自分なりのこだわりを持って決めました。なかでも、絶対に外せなかった要素がフルフェイスであること

ヘルメットの形は種類豊富で、頭部全体を包み込むフルフェイス・あごの部分がないジェット・あご部分が上下に動くシステム・帽子のような使用感のハーフ(半帽)とさまざま。
(ほかにも、オフロードやアドベンチャーなどもありますが、今回は割愛します。)

とにかく安全性が高いのが、フルフェイス。ほかのタイプより機能性も高いことが多く、防風や防雨性能に加えて、ベンチレーション(通気口)がついていることにより風の抵抗を軽減するほか、ヘルメット内部の排気にも優れます。

画像: なんと、ロゴ上の部分もベンチレーション。画像では分かりやすいようスイッチを上げていますが、下げると外気が入ってくる仕組み

なんと、ロゴ上の部分もベンチレーション。画像では分かりやすいようスイッチを上げていますが、下げると外気が入ってくる仕組み

ただし、頭部をすっぽりと覆うだけあって、視野は狭いですし圧迫感はあります。ぶかぶかでは意味がないので、どうしても“むぎゅっ”とした着用感があるのです。

サイズを選ぶとき、窮屈だから大きめのサイズにしようとかはダメですよ! お店でしっかり測って買いましょう。

それと、最初は重さにも戸惑うかもしれません。私も最初は「重っ!」と思ったものです。ただ、重さはそのうち慣れますが、慣れないデメリットも存在します。

とくに女性にとっては致命的とも言えるでしょう。それが、髪型&メイク崩れ。髪はぺたんこになりますし、メイクは内装に削られてべったりついてしまいます。

まあ髪については、ほかのヘルメットでも普通のキャップでも起こりうることなので、ここは仕方ないでしょう。でも、メイクは基本的にあごまで覆うフルフェイス以外を着用するなら崩れることはありません。

それなのに、どうして私はフルフェイスを選んだのか。その理由は、至ってシンプルなのです。そう、

とにかく、かっこいいから!!!

フルフェイスはロマンなので、正直多少の不便さはもうどうでもよいのです。なんてったって、かっこいいから。見た目で入るのも大切ですよ! フルフェイスは、見た目に加えて機能性もついてきたので、私にとっては非常にラッキーでした。

私の中での理想のライダー像は、下図のようなイメージなのですが、とにかくフルフェイスってかっこいいんですよ!

画像: バイクは、丸型ヘッドライト派

バイクは、丸型ヘッドライト派

分かりますか? このロマンが。伝わるでしょうか? このかっこよさが。

バイクに乗るときの装備は“いかつさ”というのもかなり重要視していて、とにかくゴリゴリのライダーといえば、私のなかではフルフェイスのヘルメットにライダースジャケットなわけです。

その憧れのライダーに私もなってやるんだ! ということで、最初からフルフェイス以外のヘルメットは選択肢にありませんでした。やっぱり多少不便さは否めませんが、好きだから問題ありません。

バイク乗りはみんな自分のバイクが一番かっこよくて、そしてそんなバイクに乗っている自分もかっこいいと思っていると言いますよね。それでいいんです。どうせならかっこよく走りたいじゃあないですか! なので、ヘルメットも重要な要素なわけです。

画像: 振り返るフルフェイスライダーのイメージ

振り返るフルフェイスライダーのイメージ

道ゆくライダーを見ていても、やっぱりときめくのはフルフェイスをかぶっている人。とくに、車線変更や合流などで後方確認をするために振り返る所作が大好きなんですよね。分かる人いるかなぁ。あれ、すごくかっこいい。惚れ惚れしちゃいます。

それと、シールドを開け閉めする所作も大好き。よく見かけるのは信号待ちのときですね。待っているときは開いておいて、走り出す前に閉じる。片手でさりげなく操作しているとよりかっこいいです。ここも譲れません。

メイク崩れはある程度予防できる!

ここまで、フルフェイスのデメリットを「かっこいい」という理由だけで乗り越えてきたかのように話してきましたが、ヘルメットにメイクが持っていかれないようにある程度対策することは可能です。

ヘルメットをかぶった際、崩れやすいのが頬・あご付近。次点でおでこ。手軽に守るなら、マスクですね! メイクが崩れる要因として大きいのがこすれなので、ヘルメットとメイクの間にマスクがあればこすれるのはマスクだけ。これなら多少はガード可能です。

抵抗がなければ、バラクラバ(目出し帽)もおすすめです。ヘルメットを外したときのビジュアルはだいぶ終わってしまいますが、防御力でいえばおでこも守ってくれるのが心強いです。

画像: バラクラバの着用イメージ。これでもビジュアルはかなりよい方でしょう。現実はこうはいきません

バラクラバの着用イメージ。これでもビジュアルはかなりよい方でしょう。現実はこうはいきません

私は冬になるとスキーをやるので、バラクラバを着用することへの抵抗自体はあまりありません。スキーにおいては、防寒や日焼けの対策にも役立つんです。

ただ、私はヘルメットを外したときに髪をふぁさっとたなびかせるという夢も持っているので、マスク派です。すみません。

ちなみに、あご部分を上げておけば着脱時のメイク崩れは起きにくいので、フルフェイスとジェットの良いとこ取りと言われているシステムタイプにしたら? と思われるかもしれませんが、いろいろ試した結果、デザイン的にも私の好みは一体化しているフルフェイスの方でした。

というわけで、なんやかんや熱く語ってしまいましたが、以上が私なりのフルフェイスヘルメットへのこだわりでした。もちろんどのタイプにもそれぞれよさがあるので、皆さんも自分なりのバイクライフを送ってくださいね!

では、また次の記事でお会いしましょう。ameでした。

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