※使用している画像は特別に許可を得て撮影したものです。
前回はこちら
ただ走るだけから卒業! 二輪課題が始まります
前回のその後、クラッチの握り方とアクセルの回し方を意識しつつひたすらコースを走り回っていた私。
そろそろ慣れてきたし、何かテクニカルな運転をしてみたい……と思っていたところに、指導員さんから「問題なくできそうだし、二輪課題やってみようか」という提案が! 新しいことに挑戦できる嬉しさと、認められたような嬉しさがダブルで押し寄せました。やったぜ!
ということで、さっそく二輪課題を教えてもらうことになったわけですが、そもそも二輪課題ってなんだろう? みきわめや卒業試験で走るコースにいろいろ書いてはあるけど、いまいちピンとこない……。
私のように分かっていなくても、指導員さんがちゃんと説明してくれるので安心です。普通自動二輪においての二輪課題とは、下記の6種類の課題のこと。
- S字
- スラローム
- 急制動
- クランク
- 一本橋
- 坂道発進
大型になると、でこぼこ道をバランスを保ちつつ通過する波状路も課題に入るようです。日吉自動車学校では、波状路の体験もできるようなので、今からドキドキワクワク。
二輪課題に入る前に、Uターンの練習
さて、さっそく二輪課題の練習へと移るわけですが、まずはUターンから。
なぜ二輪課題にないUターンから始めるのかというと、Uターンは字面のとおり180度回って進路を変えるターンなので、今までの外周コースとは異なり、しっかりハンドル操作と体重移動をする必要があります。Uターンでバイクを操作する感覚を掴むことで、S字も余裕でできるようになるとのこと。
「大丈夫。しっかりとハンドルを曲げて、目線を常に進行方向へ向けていれば、必ず曲がれるから」
※画像はこの日の指導員さんのイメージです。
ホントかなぁ!? S字のほうが、ターンがゆるやかじゃないかなぁ!?
と、私は心の中で叫んでいたわけですが、指導員さんのつぎのセリフで不安がほぼなくなり、俄然やる気になりました。
「どれだけハンドルを曲げても、どれだけバイクを傾けても、絶対に倒れない。保証する! 今までの生徒さんもみんな、誰一人としてUターンでバイクを倒した人はいないんだよ」
「怖がったことで曲がりきれなくて倒す人はいるけど。あそことか」
ん? いま何か聞こえたような……。気のせいか。
信じて! 大丈夫だから! と自信たっぷりに言われると、大丈夫な気がしてきました。経験の積み重ねによる自信は信頼できる! ということで、さっそくUターンに挑戦。
Uターンのコツ……というより、曲がること全般のコツは、とにかく目線を進行方向へ向けること。これができればもう曲がれたも同然。
ちなみに、バイクには車体を傾けたとき、ハンドルも自然と曲がってくれるという仕組みがあります。このハンドルの動きを「セルフステア」ともいうようです。
いまはまだ体重移動をそんなにやっていないことから、最初はハンドルを意識的に切るのも大切なようなので、今回はとにかくハンドルと目線を意識。
指導員さんが前を走り、私が後から続く形で、いざUターン!
「こっち!」「こっち見て!」「こっちこっち!」とひたすら声をかけてもらい、もう無我夢中。ハンドルを切りつつひたすら指導員さんを見る! それはもう喰らいつく勢いで必死で見ました。
そうすると……なんと、曲がれたんです!!
少し危なっかしい曲がり方でしたが、指導員さんが言ったとおり。自分の中ではもうバイクを倒す! という気持ちでハンドルも切ってバイクも傾けましたが、バイクは倒れることもなく、むしろギリギリで曲がることに成功。
この成功体験は、私にとってかなりの衝撃でした。いままで、ほぼ毎回のようにバイクを倒してきた私。(記事にしていない通常の教習でも倒してきています)
それが、バイクを倒さないどころか、Uターンできちゃったんです! 本当に感動。嬉しい。私、もうバイク上級者かも。
その後、何回かUターンを繰り返し練習したのですが、指導員さんをガン見することで、バイクを倒さずにこなせました。やっぱり私、もうバイク上級者かも。
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