ファッションには大きく分けて3系統ある
ファッションには、さまざまな系統があります。「きれいめ」「カジュアル」「シンプル」のメイン系統には、モードやストリート、ナチュラルといった、さらに細かいスタイルが存在します。
好きな系統の服を着ることが“似合うファッション”への近道ですが、どのような系統があるかの理解を深めることも大切です。それが、新たな好みの発見にも繋がっていきます。
この記事では、それぞれの系統のスタイルを3種類ずつご紹介。ファッションの系統の理解を深めましょう。
系統1:きれいめ
きれいめ系統は、上品な大人女性の印象があるファッション。清潔感があり万人受けする系統なので、幅広いシーンに適しています。王道のきれいめ系統を、スタイル別にご紹介します。
モード
モードの特徴は、流行アイテムを取り入れたスタイル。個性的な柄や色、シルエットのアイテムが多いのも特徴です。白や黒のワントーンコーデや、アシンメトリーなデザインなども印象的です。
フェミニン
フェミニンは、やわらかさと可愛らしさが印象的な、女性らしいスタイルです。白やパステルカラーといった優しい色合いや、花柄やレースといった華やかなデザインのアイテムを使います。フェミニンは親しみやすくて安心感があるので、オフィスにもおすすめなスタイルです。
コンサバ
コンサバは、無難という意味を持つ「コンサバティブ」の略で、オフィスで着るようなきちんと感のあるきれいめスタイル。シンプルなデザインのブラウスや、程よく体にフィットするタイトスカートやパンツといったアイテムを使います。落ち着いた雰囲気と、洗練された大人の女性を感じさせるスタイルです。
系統2:カジュアル
カジュアル系統は、リラックス感がありくだけた雰囲気を持つファッション。動きやすく普段着にも向いた系統ですが、着こなしによってラフすぎない印象にすることもできます。
ストリート
ストリートは、オーバーサイズのトップスやボトムスにキャップ、スニーカーといったラフなアイテムを取り入れるのが特徴。ラフすぎないレザー素材やモノトーンを取り入れると、大人カジュアルに着こなすこともできます。
スポーティ
スポーティは、軽やかで元気な印象のスタイル。トラックパンツやジャージ、キャップやスニーカーなどの、スポーティなアイテムを取り入れるのが特徴です。ラフすぎずまとめる場合は、シックなジャケットにトラックパンツやスニーカーを組み合わせると、かっこよさのなかに遊び心を感じるスタイルになります。
メンズライク
メンズライクは、オーバーサイズのアイテムや黒やカーキといったメンズらしいカラーを取り入れたスタイルです。極力甘さを抑えて男性的な雰囲気にまとめるのが特徴です。きれいめなレザー小物やシアーアイテムを取り入れると、ラフすぎない着こなしが叶います。
系統3:シンプル
シンプル系統は、ベーシックなアイテムを組み合わせるファッション。アイテムの色味や素材、シルエットのよさを存分に活かす系統で、飾らないアイテムは洗練された女性の魅力を引き出します。
ナチュラル
ナチュラルは、着飾らない自然体なスタイルです。ベージュやカーキ、ブルーといったアースカラーや、天然素材を取り入れたアイテムでコーディネートするのが特徴です。ゆったりしたシルエットと自然体なスタイルは、リラックス感のある装いに繋がります。
ベーシック
ベーシックは、シンプルなカラーとデザインの、いわばベーシックアイテムを取り入れるスタイルです。ベージュやブラウン、モノトーン、グレーといった合わせやすい色や、シンプルなデニムやパンツでコーディネート。トレンドに左右されにくいシンプルなアイテムは、コーデも組みやすいのが特徴です。
ノームコア
ノームコアは、「Normal(標準的)」と「Hardcore(中核)」を組み合わせた造語で、タイムレスなスタイルです。あえてトレンドを拾わない、普通を突き詰めたコーディネートが特徴です。こだわりを持ったスタイルなので、丈や素材、シルエットといったアイテムの細部にも手を抜かないのがポイント。
新しくチャレンジする場合は、系統をミックスして取り入れるのがおすすめ
好きな系統や、気になる系統は見つかりましたか?
第一に、自分が好きな系統の服を着ることが一番です。好きな服を着ていると、自然と雰囲気も明るくなります。それが“似合うファッション”の近道です。
そのうえで、もし新しい系統に挑戦するなら、ミックスして取り入れるのがおすすめです。
筆者が好きな系統はきれいめのフェミニンスタイルなのですが、カジュアルのスポーティ要素が気になっていました。まずは、ワンピースにキャップを合わせてみたり、フレアスカートにスニーカーを合わせてみたりとミックスして挑戦したいと思います!
みなさんも、気になる系統に挑戦してファッションを楽しみましょう。