《自己紹介》
『singles』をご覧の皆さんこんにちは!モデルをしながらライターとして記事を書いている「紺野ミク」です。こちらでは映画大好きな私がオススメする作品を紹介しています。好きなジャンルは考察系、クソ映画、鬱映画など見終わった後にモヤっとする映画が大好きです(笑)独断と偏見で楽しくツッコミながら紹介していくのでよろしくお願いします☆
ついに公開! ヨルゴス・ランティモス監督 × エマ・ストーン最新作『ブゴニア』
(C)2025 FOCUS FEATURES LLC.
『女王陛下のお気に入り』(2018)で人間の存在意義やその真実をあぶり出し、『哀れなるものたち』(2023)で世界を魅了したヨルゴス・ランティモス監督。
映画ファンの心を掴み、一躍注目の的となった彼が、再び誰も見たことのない痛快な傑作を生みだしました!
そして、そんなランティモス監督と今回製作でタッグを組んだのは、狂気のその先を描いた『ミッド・サマー』(2019)、『エディントンへようこそ』(2025)で監督を務めたアリ・アスターと、『パラサイト 半地下の家族』(2019)の製作チーム。
この最強の布陣が、韓国の伝説的なカルト映画『地球を守れ!』(2003)をこれ以上ないほど現代的なエンタメ作にパワーアップしたのが、本作『ブゴニア』です。
主人公のカリスマ CEO ミシェルを演じるのは、ランティモス監督とは5作目のタッグとなるオスカー俳優のエマ・ストーン。『哀れなるものたち』に続き今回も製作に入り、自ら演技の限界にチャレンジしています。
さらに、『憐れみの3章』(2024)や『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)で圧倒的な存在感を放ったジェシー・プレモンスと、オーディションで大抜擢された期待の新星エイダン・デルビスが、彼女を”地球侵略しに来た宇宙人”だと信じてやまない誘拐犯の2人組を演じています。
もう公開を今か今かと心待ちにしていたんですが、有り難いことに先日『ブゴニア』の試写会にお邪魔させていただき、いち早く監督の世界観に触れてきました!
いろんな意味でとにかく衝撃でした!!!
まさに前代未聞! 予測不能な唯一無二の体験!
最初から最後まで心臓がバクバクしていました(笑)
そしてついに昨日、2月13日(金)より全国公開されましたので、これから観に行く皆さんがさらに楽しめるよう、あらすじとともに見どころを紹介していきたいと思います。
誘拐されたカリスマ経営者

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世界の未来を握るトップリーダーとして知られる、製薬会社の人気カリスマ経営者ミシェルがある日何者かに誘拐されます。
犯人は、ミシェルがCEOを務める会社の下請け会社社員のテディと、彼の従弟のドンの2人組。
陰謀論に心酔する2人は、ミシェルが地球を侵略する宇宙人だと信じ込み、彼女に今すぐ地球から手を引くよう要求してきます。

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彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルですが、2人は彼女を自宅の地下室に監禁し「宇宙船に連れて行け。皇帝と会談し、地球から撤退するよう交渉させろ」と言うのです。
頭脳明晰で心理学の学位も持つミシェルは、何とか2人を言いくるめようと、あの手この手で抵抗します。
しかし、一歩も引かない両者の駆け引きは二転三転し、やがてテディの隠された過去が暴かれ、誘拐劇は誰も予想しえなかった衝撃の結末へと突き進んでいきます……。
エマ・ストーンの本気! 役作りで丸刈りカット!
『ブゴニア』では、開始早々衝撃シーンが……。
なんと、誘拐されたミシェルが犯人によって丸刈りにされてしまうのです!
もちろんこのシーンでは、エマ・ストーンが実際に髪を丸刈りにしました!
気合いが凄すぎるし、坊主めっちゃ似合ってて素敵……。

(C)Yorgos Lanthimos.
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エマは今回の並々ならぬ役作りについて、「頭を剃ると聞いたとき監督に言ったの。“あなたも剃れば連帯感が出る”と。彼は“いいよ”と言ったけど、彼の頭を剃るのは思ったほどおもしろくはなかった(笑)」とユーモアを交えながら語っています!
でも、監督にも丸刈りを提案するなんてエマじゃなきゃ出来ません!(笑)これもエマと監督の間に揺るぎない信頼があるからこそですよね♪

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髪を剃るという演出でもっとも重視した点について、監督は、「美しい髪にハイブランドを身に纏っていたミシェルが髪を失うことで“人間らしさ”が削ぎ落とされ、観る者を未知の恐怖へと誘う不気味なアイコンへと昇華していくんだ。」と劇中の見どころを語っています。
エマの底知れぬ俳優魂を感じる本作は、第98回アカデミー賞にて作品賞・主演女優賞(エマ・ストーン)を含む4部門にノミネートされており、プロデューサーを兼任するエマは37歳にしてアカデミー賞通算7部門ノミネートという、ノミネート数で女性史上最年少の新記録を樹立しました!
さらに、キャストとプロデューサー両部門で二度目の同時ノミネートを達成した初の女優という大記録も打ち立てており、三度目のオスカー受賞となるか熱い視線が世界中から注がれています。
注目のアカデミー賞授賞式は、現地時間3月15日(日本時間では3月16日の朝)ですのでご期待ください!!
陰謀論や誇大妄想で描く、現代の不条理さ
『ブゴニア』は、陰謀論や誇大妄想など、周囲から孤立する不安に苛まれる人々で溢れるこの現代社会を、予想外の展開に満ちたスリリングな物語で表現しています。

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自分が絶対に正しいという先入観や、輪からはみ出すものを無意識のうちに排除しようとする社会に対しての疑問と問いかけ。現代特有の不条理主義を描いた新しいタイプの心理スリラーです。
誘拐されたミシェルが、テディとドンの陰謀論がいかに馬鹿げているかを証明しようとしていくなかで、私たち観客は何を思うのか?

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3人に対して抱く先入観も次第に複雑になっていき、最初と最後では「これは同じ映画?」と思ってしまうほどです!(笑)
また、タイトルである『ブゴニア』とは、ギリシャ神話に由来した古い言葉で「雄牛の死骸から蜂が発生する」という意味があり、劇中でも“蜂”は、死骸から新しい命が生まれるという、文明や人間社会の再生・変容のメタファーとして非常に重要な役割を果たしています。
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絶対に映画館で楽しんでほしい作品
監督は「この作品は絶対に映画館で観て、周囲の人たちと一緒に笑い、泣き、うめき、たじろぐべきだ。ビスタビジョンというとても美しいフォーマットで撮影しているし、ジョニー・バーンの音響デザインも、イェルスキン・フェンドリックスの音楽も最高。笑える部分も怖い部分も、映画館でなければ、それをフルに感じることはできないと思うよ。」
と、とにかく『ブゴニア』という作品を周囲を巻き込んで楽しんでほしいと語っています。
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確かに今回作品を観て、音響がこの映画を何倍にも素晴らしくしている! と感じました。
あまりにインパクトのある音にビクッ!!としてしまったんですが(笑)、怖さを助長する音響というよりは、怒りや悲しみ、感情をそのまま音にしたようなドーン! と心臓に響き渡る音楽にドキドキしっぱなしでした。あと個人的にはエンドロールの音もシュールで好きでした(笑)
圧倒される音楽と迫力のある美しい映像。そしてそこに毒気たっぷりのユーモアを描き出した、まさに“今”こそ観てほしい作品です。
『ブゴニア』、週末のお供にいかがですか?
【公式サイトはこちら】
【ブゴニア 予告動画】
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映画『ブゴニア』本予告 | 2026年2月13日(金)全国公開
【ブゴニア メイキング映像 エマ・ストーン編】
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映画 『ブゴニア』メイキング映像【エマ・ストーン編】 | 2026年2月13日(金)全国公開












