「カラーシャンプー」とは？
カラーシャンプーとは、原料の一部に染料が配合されたシャンプーのことです。ヘアカラー後の髪色キープが可能で、ヘアカラーとは異なる染料を使っているため、髪へのダメージがないのが特徴です。
ブリーチなどで明るくした髪にとくに有効で、ヘアカラーをしていない髪の場合にはほとんど色はつきません。
カラーシャンプーの種類と選び方
カラーシャンプーにはさまざまな色がありますが、髪の色に合わせて選ぶのが大切です。どれがいいのかわからない場合は美容師さんに相談したり、トライアル品を試してみたりするのがオススメです。
ここでは5種類の色のそれぞれの特徴と、それぞれのシャンプーが合うおすすめの髪色を紹介します。
紫
紫はブリーチ後の明るい髪色に対して、髪の黄ばみを防ぐシャンプーです。ホワイト系のハイトーンに使用すると、色落ちの段階で強くなる黄色みを抑えてくれます。また、色落ちしやすいアッシュ系・パープル系をまろやかな髪色にしてくれます。
ピンク
レッドやピンク系のカラーをしたあとに使うと、色を長持ちさせる効果があります。アッシュ系に使用するのもオススメで、色味が落ちて来たときに使うとよりピンクが入りピンクアッシュになっていきます。
カラーシャンプーのなかでは、もっとも色の入り方が強いため、ブリーチした明るい髪に使用すると髪色の変化を楽しめます。
アッシュ
黄ばみや赤みを抑えるのに効果的で、寒色系の色味に使うのがオススメです。ブルー系に使用すると色落ちを隠しながら髪の透明感をキープできます。また、グレーやアッシュ系に使うと色持ちを良くし、くすんだ色になります。
くすみ系のカラーをキープしたい方や、寒色系のカラーをしても髪の赤みが出てきやすい方にオススメです。
ブラウン
ブラウンやベージュなどナチュラル系のカラーにツヤを出してくれます。繰り返し使うとブラウンがしっかり濃くなり、色あせや黄ばみを防ぐのに効果的です。
明るいカラーにも暗いカラーにも使用でき、頻繁にカラーをする時間がない方にはホームケアとしての使用がオススメです。
オレンジ
オレンジや暖色系の色みでカラーしたあとに使うと、肌なじみのいいオレンジ色をキープできます。オレンジ系のヘアカラーは、他の色と比べて特に抜けやすいため、カラーシャンプーを使用してきれいなオレンジを維持しましょう。
またピンク同様に、ブリーチした明るい髪に使用すると簡単に髪色の変化を楽しめます。
カラーシャンプーを使うタイミングと注意点
ヘアカラーしたあと、1〜2週間後から使い始めるのがオススメです。髪色をキープするには3日に1回程度使用するとよいですが、ダメージケアの効果はないため、髪の手触りなどを確認しながら使いましょう。
カラーシャンプーは髪になじませたあとの放置時間によって、色の入り方が変わります。2～5分程という商品がほとんどで、仕上がりによってお好みで調整し、そのあとはしっかりと洗い流します。（商品よっては放置時間無しのものあります）
次のヘアカラーをする場合は、影響が出ないように1週間前から使用を控えましょう。
カラーシャンプーは髪色に合わせて選ぼう！
カラーシャンプーはヘアカラー後に色持ちを良くする効果があります。種類は紫やピンク、アッシュなどの色があり、髪の色に合わせて選ぶのが大切です。
ブリーチした明るい髪色に合う色、寒色系に合う色、暖色系に合う色など違いがありますので、ヘアカラー時に美容師さんに相談したり、トライアル品で自分に合うものを探して試してみたりするのがオススメです。
カラーシャンプーを上手に活用しながら、ヘアカラーをきれいに長持ちさせましょう。
