《ameの自己紹介》
映画を始めとする映像作品には非日常を求めるタイプ。エンディングはハッピーエンド派。圧倒的な強さを誇る主人公が登場するアクションが好み。
主に利用している配信サービス:アマプラ、ディズニープラス、Netflix
好きなジャンル:アクション、SFなど
意外とラフに楽しめる『キングスマン』シリーズ
早いもので1月も残り1週間ちょっと。1月下旬から2月は、入学や就職といった新生活に向けてスーツを準備する方が多くなる時期です。新社会人向けのフェアも見かけるようになりました。
スーツ、いいですよね。
スーツに憧れるようになったきっかけは、小学生の頃に読んだ「王様の仕立て屋」という、伝説の仕立て屋の弟子が依頼人の問題を解決してゆく漫画です。その後、アパレル販売員として働いていた頃には、「テラモリ」という、スーツ屋で販売員を始める女子大生と副店長のラブコメ漫画もよく読んでいました。
(私がいた店舗は女性しかいなかったので、とくにラブコメ的展開はありませんでしたが)
スーツの種類や形は奥が深く、ネクタイや靴といった小物も重要になってきます。レディーススーツにも良さはありますが、私はやはりメンズスーツが好き。男性と入れ替わる機会があれば、ぜひフルオーダーのスーツを仕立てたい!
映画においても、スーツが印象的な作品は多々ありますが、今回は英国紳士×スパイ×アクション×コメディという要素マシマシな映画『キングスマン』シリーズをご紹介したいと思います。
かなりきっちりかっちりな映画かと思いきや、意外とぶっ飛んでいるカジュアルな映画なので、ポテチ片手にラフに楽しんでいただければと思います。ただ、グロい描写もあるので、苦手な方はポテチの影からご覧ください。
『キングスマン』シリーズ概要
・『キングスマン』(2014)
上映時間:2時間9分
・『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)
上映時間:2時間21分
・『キングスマン:ファーストエージェント』(2021)
上映時間:2時間11分
本数:3本
合計時間:6時間41分
【配信サービスの例】
・アマプラ、ディズニープラス:すべて見放題で配信中
『キングスマン』のあらすじ
幼い頃に父を亡くした青年エグジーは、母親の再婚相手に母子ともに暴力を振るわれながら、荒れた日常を送っていました。
そんな彼の前に現れたのが、完璧な身なりと紳士的な振る舞いを持つ謎の男・ハリー。彼は、表向きは高級テーラーの仕立て職人、裏では世界を陰で守る極秘諜報機関「キングスマン」の一員でした。
エグジーはある出来事をきっかけに、キングスマンの候補生として過酷な選抜試験に挑むことになります。一方、世界では科学者の失踪事件が起きており……。
『キングスマン』の予告編はこちら
映画『キングスマン』予告編
youtu.be『キングスマン:ゴールデン・サークル』のあらすじ
前作から1年後、エグジーはキングスマンとして成長。しかし、ある事件でスパイ機関「キングスマン」の拠点が壊滅的な打撃を受けてしまいます。頼れる仲間も失い、エグジーたちは前例のない状況へと追い込まれていきました。
わずかな手がかりを頼りにたどり着いたのは、アメリカに存在する同盟組織「ステイツマン」。しかし、イギリスの文化に影響を受けたキングスマンとは対照的に、コテコテなアメリカンのステイツマンは、価値観も流儀も異なっていました。
果たして、アメリカンなエージェントたちとの共同戦線はうまくいくのか!?
『キングスマン:ゴールデン・サークル』の予告編はこちら
映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」予告A
youtu.be『キングスマン:ファーストエージェント』のあらすじ
物語は現代よりさかのぼり、20世紀初頭へ。世界は第一次世界大戦という大きな混乱の渦中にありました。赤十字としての活動もおこなう貴族のオックスフォード公は、戦争の影で暗躍する者たちの存在を知り、独自の諜報網を築きます。
一方、息子のコンラッドは、英国軍としての従軍を強く望んでいました。祖国のために戦いたいというコンラッドの入隊志願に対してオックスフォード公は、反対を続けていましたが……。
果たして、彼らは戦争の裏に渦巻く陰謀を止めることはできるのか?
『キングスマン:ファーストエージェント』の予告編はこちら
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』本予告編
youtu.be『キングスマン』シリーズといえば、スーツ!
『キングスマン』シリーズは、『キングスマン:ゴールデン・サークル』が2作目であり、『キングスマン:ファーストエージェント』がスパイ機関である「キングスマン」の誕生を描くいわゆる前日譚となっているので、純粋な3部作というわけではありません。
『キングスマン:ファーストエージェント』は、第一次世界大戦をベースに史実も交えながら描かれているので、2作目までとは雰囲気がガラッと変わります。戦争映画のような感じで“『キングスマン』シリーズらしさ”は薄いため、ここは好みが分かれるところのようですが、私はけっこう好き。
ちなみに、3作目にあたる『Kingsman: The Blue Blood』(仮題)も2025年には撮影が開始されるとあったものの、結局動きはなく……2020年時点では7本企画されているという話もあったので、このまま立ち消えとならないことを祈るばかりです。
さて、『キングスマン』シリーズといえば、言わずもがなスーツに注目する方が多いと思います。例に漏れず私もそう。なので、今回はシリーズをより楽しめるように、スーツの予備知識をご紹介します。
そもそも「スーツ」とは
「スーツ(suit)」の語源は、ラテン語で“続く”を意味する「sequi」からきています。ひと揃えの衣服を指しているので、ジャケットだけ、またはパンツだけでスーツとは言えません。ジャケット+パンツをツーピース、ジャケット+パンツ+ベストをスリーピースとも呼びます。
また、スーツは国によってスタイルが違うというのも特徴です。イギリスはスーツ発祥の地らしくフォーマルでカチッとした仕様、イタリアは優雅でやわらかくドレッシーな印象、アメリカは大量生産が可能&機能性重視、といった感じです。

スーツで戦うってかっこよすぎるから大好き
『キングスマン』シリーズでは、スーツは鎧(戦闘服)であり、「キングスマン」に所属していることを示すアイコン的存在。イギリス式スーツは生地も硬めで肩パッドもしっかりしているので、鎧のイメージにぴったりです。
シングルやダブルなど、形にもいろいろありますが、『キングスマン』シリーズでは基本的に前ボタンが2列のダブルスーツが多く登場します。シングルに比べて体が大きく見えやすく、重厚感やフォーマルさが強調されやすい形です。
ダブルは恰幅の良いおじさんに似合う形だと思っていましたが、『キングスマン』シリーズではサイズ感が程よくジャストで、スタイリッシュな着こなしになっていて非常にGOOD。ダブルスーツか、襟付きダブルベストのスリーピースが似合う人間になりたいものです。
とにかく、ダブルスーツは男性らしさを強調する形なので、英国紳士としての誇りも込められているのでしょう。私もスーツで戦いたい。
スーツだけでなく小物にも注目してほしい!
スーツを着こなすためには、シューズやネクタイなどの小物も非常に大切です。
『キングスマン』シリーズでは、シューズは内羽根式であるオックスフォード、袖を折り返したダブルカフスにカフリンクス、ネクタイは縦縞デザインのレジメンタルタイ、ポケットチーフはTVフォールドなどなど、注目したい小物が盛りだくさん。
ちなみに、レジメンタルタイは、左から右に上がるのが英国式、左から右に下がるのが米国式です。『ハリー・ポッター』シリーズのネクタイも英国式なので、衣装からもその国らしさを感じることができます。
私は、スーツ小物ではカフリンクスがとくに好きですね。時計はこだわるけどカフリンクスは気にしてない、という方も多いと思うのですが、ぜひ目を向けてもらいたい! オニキスであれば使いやすいと思うので、粋な着こなしを楽しんでほしいです。
なお、『キングスマン』シリーズにも出てくるダブルカフスの場合はボタンがないので、カフリンクスが必須! ジャケットからチラ見えするカフリンクス……まさに大人のおしゃれ。かっこいい!
ほかにも生地はドーメルだとかいろいろ語りたいところですが、あまり掘り下げてしまうと、もはや映画を語る記事ではなくなってしまうのでこのあたりで。スーツから小物に至るまで、目を向けていただけるとより楽しめるはず!
映画自体はあまり堅苦しいものではないので、肩肘張らずにスパイギアやスーツといった男のロマンを感じながら観ていただけたらなと思います。50代にしてアクション初挑戦とは思えないコリン・ファースの戦闘シーンも素晴らしいです。私もあんな動きしたい。
スーツの着こなしを追っていくだけでもおもしろいので、ぜひ!








