EAU ARGENTÉE
シリア・モナムール
観てきました。
衝撃的な現実に、96分間、体の緊張を解く事が出来ませんでした。
私たちが平和に眠る中、今もなお、銃声に怯えいのちが壊されている人がいるということ。
監督であるオサーマ・モハンメドがカメラを持たずにこの映画を撮っています。パリに亡命し、祖国の惨状を映像でひたすら集めることしかできなかったオサーマ監督のもとに、SNSを通して、クルド語でeau argentee(銀の水)という意味をもつシマヴという女性と出会う。包囲攻撃を受ける街で暮らすシマブは自らも撃たれながら、パリにいるオサーマの耳や目となり、シリアの現状をカメラに記録していく。魂の地を引き裂く未曽有の...