こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
最近Twitterでめっちゃ流行っているアプリ『Remini - photo enhancer』をわたしも試してみました。
Twitterではバグで顔が出てくるということばかりが取り上げられがちですが、元々このアプリは古い写真や画像を取り込んでAIの技術によって綺麗な画像に仕上げてくれるもの。紙の写真なんかは昔のものだと画質が悪いものも多いのでこのアプリで生き返らせてみてはいかがでしょうか。
粗い画質の写真をなめらかに。まずはTrialでお試しを。

このアプリは古かったりして画質の悪い写真を綺麗に補正してくれるもの。
TrialとSign inしての利用を選択できるのですがアプリの仕様の権限の部分(AndroidのDLページに書いてあります。)を見ると色々権限求められているようなのでそこは自己責任で。私はサインインはせず、Trialの方で使用することにしました。無課金の場合1日に使用できる回数が限られるそうです。
すごい写真が出てきてしまった!アプリで補正してみます。
アプリを試す上でちょうどいい紙の写真はないものか……、と家の中を漁ってみたところ、良さそうなのが出てきました。2004年、カリフォルニアにホームステイしていた時に同じクラスだった人が確か撮ってプリントしてくれた写真なのですが……

古い、画質悪い、そして若干のピンボケ。これがどのように補正されるのでしょうか。綺麗になってもこのブレによる躍動感は程よく残ったらいいな、と思ったり。
私が黒髪なのにそれでもギャルみがすごいのは目をつぶっておいて欲しいです。笑

写真はアプリからカメラで撮るか、カメラロールから読み込みます。今回は紙の写真からだったのでカメラで撮影しました。画像はトリミングで調整できるので斜めにならなければざっくり撮影でも大丈夫です。

トリミングが終わったらチェックマークをタップすると加工が始まります。このアプリの加工はアプリ内で行われるのではなく一度データを飛ばして行っているらしく、混雑している時には何十分も加工に要したそうですね。今は数十秒〜1分少々待てば完了するという感じでした。

画像ができあがりました。顔が認識されるとこのように顔のアップも比較できるようになっています。この写真の場合、全体図よりも顔のアップの方がシャープになったのがわかりやすそうな気が。

画面下の赤いスライダでBeforeとAfterを比べることができます。
Afterの方は輪郭もくっきり、目元や歯もぼんやりしていたのがはっきり細かいところまでわかるくらい表現されています。そしてギャル感もくっきり……笑
元の雰囲気を壊すことなく綺麗に仕上げるAIの技術、すごいです。

全体のBefore-Afterを見比べてみました。風景などは補正しないようでぼんやりとしたまま。ブレからくる体の躍動感もある意味そのままです。あと私の後ろに実は人がいるのですが、さすがにブレブレすぎて認識できなかったのか補正されず。流石にこの距離感ではっきり顔が写っていてもバランスがおかしいというか怖いのでそこも計算ずくだったらすごいなと思いました。
目を閉じている写真はどうなるのか。

さらに古い写真も以前発掘していたのでそちらも読み込んでみます。これは多分私が中3の頃、1999年の写真だと思います。この写真は目をつぶってしまっているのですが果たしてちゃんと認識して綺麗になるのでしょうか。試してみました。

どうやら『Remini - photo enhancer』は目をつぶっている写真は顔を認識するのが苦手な模様。元々そこそこの画質はある写真だったのもあり、周りのドラムセットもほとんど変化がないなという印象でした。
あくまでも目がしっかり開いている物の方がちゃんと動作してくれるようですし、画質がガサガサしているくらい悪いもので試した方が変化がよく見えるのかもしれないと思いました。
写真だけでなく、昔の雑誌の記事や切り抜き、新聞などで試してみても面白そう。大昔の推しが蘇るかもわかりませんね。
繰り返しますがこのアプリは使用する上での権限の許可の内容が結構エグいので自己責任で使ってください。
Remini - photo enhancer
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