こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
「宙玉写真」ってご存知ですか?球体の中に素敵な風景やシーンを閉じ込めたような写真のこと。実際に大きなガラス玉やビー玉を持って撮っている写真も多いのですが、アプリでもガラス玉を覗いた時のような写真を作ることができるんです。
今回は宙玉写真が簡単に作れる『Marble Magick』をご紹介いたします。
写真を読み込むだけで宙玉写真ができちゃう!

アプリのつくりはとってもシンプルで、立ち上げるとサンプル画像が読み込まれた状態で操作画面が表示されます。このコスモスの宙玉写真もとっても綺麗!こんな風に自分の写真もできると思うと期待が膨らみます。
左下の写真アイコンから宙玉写真に加工したい写真を読み込みます。この時に正方形にトリミングするのですが真ん中に来て欲しい部分をきっちり中央に押さえてフレームを決めるのが大切です。右のスクショの例だと、よく見るとど真ん中に小さな鳥が写っています。それをフィーチャーしたかったので周りの部分は少し捨ててとにかく鳥をど真ん中に持ってきています。
フレーミングが決まったら完了をタップしましょう。

宙玉写真ですが、実際にガラス玉を通して世界を見たり撮ったりした場合、上下が逆に見えるんです。読み込まれた写真はその時同様、球体の中で上下逆に表示されます。右側にある回転ボタンで好みに応じて向きを変えましょう。
湾曲や球体の大きさを調整して好みの仕上がりに。

次に画像の湾曲の度合いや球体自体の大きさを調整して好みの宙玉写真に仕上げていきましょう。
実際のガラス玉で撮影した場合この辺りは一定なので、調整できるのはアプリの強みと言えるでしょう。
上のスケールでは球体の中の湾曲の度合いを調整できます。数字が大きくなるほど湾曲が強くなり、グッと中央がせり出したような仕上がりになります。

下のスケールでは球体の大きさを変えることができます。真ん中のサイズの3が左のスクショのサイズです。もっと小さくすれば風景の中にビー玉がちょこんと浮いているような感じにもできますし、全振りすれば迫ってくるような大きさにすることも可能。
球体を大きくしてみると湾曲の具合を変えたくなることもしばしば。色々いじってちょうどいい感じを探しましょう。

色々調整してみた結果、この写真での私のお気に入りの加工は湾曲が4、大きさも4。花の赤、葉の緑、空の青のバランスが一番綺麗で、なおかつハチドリが可愛さを保っている大きさが表現できるのが湾曲レベル4だと感じたからです。
また大きさ2も結構好きです。色がはっきりしていて主張が強くなるので、球体がこれくらいさりげなくてもこれはこれで良いバランスだなと思いました。
こんな写真に加工できちゃいます。
Aki Imai (今井安紀) on Instagram: “先日紹介した『Soratama Lens』と同じようなアプリで無料でロゴが入らないアプリ『Marble Magick』 見つけちゃいました。 元素材によって球体のサイズやカーブを変えてぴったりの具合を見つけ、風景やお気に入りのものを閉じ込めましょう。 元画像は6枚目以降。…”
www.instagram.com『Marble Magick』で色々な写真を宙玉写真に加工してみました。
やはり色使いが華やかだったり、コントラストがしっかりと出ている写真はしっかり映えますね。
元画像は6枚目以降にあるのでどんな風に加工できるのか比較してみてください。
Aki Imai (今井安紀) on Instagram: “『Marble Magick』などの宙玉 加工、もちろん「ビー玉の中の世界」的な世界観も素敵なのですが「小さくしか写せなかったものにぎゅっと寄ってちゃんと主役にできる」というところも好き。 今回は閉じ込めることよりも主役を引き立たせる方にフォーカスした写真をまとめました。…”
www.instagram.comこちらの記事では投稿のコメントでも書いたのですが「小さくしか写せなかったものにぎゅっと寄ってちゃんと主役に仕上げることができる」というようなものを集めてみました。宙玉写真の「真ん中が大きく写る」という特徴を生かしています。
6枚目以降が元画像なのですが、それぞれ球体の中に被写体は元々かなり小さくしか写っていないのがおわかりいただけますでしょうか。本来主役にしたかったけどレンズやズームの倍率の関係で諦めて遠くから撮った写真もこの『Marble Magick』があれば引き立てた写真に加工できるんです。
実際にガラス玉を持って撮影するとピント合わせやボケないように撮るのが難しいと聞く宙玉写真。それなら元々ある写真をアプリで加工した方が気軽で簡単!SNSにも映えますし、ぜひ不思議な世界観に仕上がる宙玉写真加工をこのアプリで楽しんでくださいね。
Marble Magick
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