こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
今回ご紹介するのは出会ったいきものをアプリでコレクションできちゃうアプリ『Biome(バイオーム) 』です。いきものの種類は写真からAIが自動判定することもできちゃいます。
クエストや図鑑機能も充実しているので動物園や水族館が好きな人はもちろん、データは保全活動に使われているそうなので野生動物が好きな人も要チェックです。
私も実際に水族館に行って使ってみました!
どんないきものと出会った?位置情報ありの写真ならカメラロールからも投稿可!

『Biome(バイオーム) 』は動物や魚類、昆虫だけではなく植物にも対応しているのであらゆるアウトドア活動の場面で使えちゃういきものコレクションアプリなんです。いきもの写真をたくさん投稿することでどんどんレベルがアップしていくという楽しみもあるので、いきもの大好きな人はもちろんお子様と楽しむのにもぴったりです。
また過去に撮ったいきものの写真もまとめてコレクションに入れておきたい、という場合はカメラロールから判定を出すことも可能ですが、その場合位置情報が必須となります。これは位置情報を使って名前判定をしているためだそうです。このアプリで判定のために撮った写真も位置情報が付く形で保存されます。
AIがいきものの名前を判定!

早速いきもの判定を使ってみました。使い方はとても簡単で、写真を撮って動物昆虫か植物かを選択するだけです。判定候補が出るのでその中から該当のいきものを選びましょう。
今回は水族館だったため館内の解説を読めば種類の正解はわかったのですが、実際に自然の中で見つけた場合には判定候補の中から種類を選びきれないこともあると思います。その場合は「しつもん投稿」で他のユーザーさんに助けてもらいましょう。

撮影したこの魚は「ハコフグ」だったので候補の2番目を選択。1番にならなかったのがちょっと残念。「決める」の画面では他のユーザーが投稿した写真を確認したり、ウェブから画像検索もできるのでそれで種類を確定しましょう。下の矢印から戻ることもできるので何種類かから見比べることも可能です。これだろうという種類が分かった、もしくは水族館や動物園のようにあらかじめ分かっている時は「種名を確定する」をタップすることで投稿されます。
投稿すると投稿ポイント、レア度やクエストに応じてさらに追加のポイントがもらえちゃいます。

別の水槽にミノカサゴがいたのでそれも投稿してみることにしました。見た目がドレッシーというか、特徴があって面白いですよね。写真は基本正方形なのでこのように範囲指定する形になります。
さて、今回はAIはちゃんと判定してくれるでしょうか。

うーんミノカサゴ、割と下の方に行ってしまいました。同じカサゴ類で迷うならわかるのですが、メバルと迷うのか…!角度や明るさなどでは確かに判定結果が下がってしまうことはあると思いますがもうちょっと精度が上がると嬉しいところ。
先ほど同様、種類を選択、確定させて投稿します。
AIが全然違ういきものを提示してきた時は「検索して投稿」を利用。

可愛いニシキアナゴもいたので投稿!しかしAIがやらかしてくれました。全く当たっていない判定候補しか出してくれませんでした。(しかも両方気持ち悪い。笑)そんな時は「選ぶ」の画面でも下の方にスクロールすると「検索して投稿」や「しつもん投稿」が使えるのでそちらを利用しましょう。
今回はニシキアナゴだと知っていたので検索。出てきたものを選んで決定して投稿します。候補に出てくるニシキアナゴの写真が可愛いです。
いきものと出会う喜びだけでなくゲーム要素の楽しさもプラスしてくれるアプリ!

『Biome(バイオーム) 』は先ほど書いた通り投稿でポイントがもらえたり、クエストに挑戦できたりとゲーム要素もあるんです。いきものと出会い学べる楽しさとゲーム要素の融合でワクワク感が倍増!レベルアップやバッジがもらえるともっと色々投稿したくなっちゃうんです。
クエストの内容も地域密着でそこに行ってみたくなるもの、万葉集にちなんだものなど知的好奇心をくすぐられる内容がたくさんあるのでぜひのぞいてみてください。
図鑑はみんなで作るから、写真がバラエティに富んでいて面白い!

画面下のメニューの「図鑑」から『Biome(バイオーム) 』で扱っているいきものの図鑑を見ることができます。図鑑の各いきものの写真はユーザーの投稿を使っているので、釣りだったり動物園だったりと色々なシチュエーションのものが見られて面白いです。この哺乳類のサムネイル、ずるい。これもユーザーさんが撮ったのか。素敵な撮影タイミングに恵まれているなと少々嫉妬。
ちなみに「イヌ」や「ネコ」もあり、「ネコ」に関しては公園にいる地域猫なども見られてなかなか和みます。

珍しい鳥を検索してみました。絶滅危惧種である「ズグロカモメ」、一応曽根干潟に飛来する種類なのですが『Biome(バイオーム) 』では絶滅危惧種は保全が必要な種類の分布図は表示されないようになっているそうです。「いきものを知るのも大切、でもちゃんといきものを守りたい」というアプリ制作サイドの心意気のようなものを感じました。

ブルーが綺麗な鳥「オオルリ」なのですがこちらはオスとメスで見た目が全く違います。
図鑑のサムネイルになっている写真はブルーのオスなのですが、他の写真も見ることでこのようにオスメスの違いだったり、幼鳥と成鳥で違うというようなものに関しても知ることができるケースがありいきものの多様性にまた驚かされます。
植物だと色違いの花が載っていたりもして楽しめます。
様々な要素があり、いきものと出会うのがより楽しくなるのがこのアプリ。AIの精度がもう少しUPすると判定が楽になるのでその成長が楽しみ…!
お出かけの際は『Biome(バイオーム) 』をインストールして、ゲーム的にいきものコレクションを楽しみながら知識を増やしてみてはいかがでしょうか。
Biome(バイオーム)
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