こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
小・中学生の時に必ず国語で習うといっても過言ではない「走れメロス」。あれって3日間くらいの内容をぎゅっと物語にしたものですよね。
なんとそれをまるでメロスと同じ時間を共有しながら読み進めて行くことができちゃうというアプリが登場!それが今回ご紹介する『実時間小説 走れメロス』なんです。

アイデアが斬新!物語と同じ時間帯に通知が来て読めるようになる!

画像: アイデアが斬新!物語と同じ時間帯に通知が来て読めるようになる!

『実時間小説 走れメロス』は「走るメロス」の世界観をリアルタイムで味わうことができるという斬新な小説アプリです。小説の進み具合に合わせて通知が来て、物語を読める状態になっていきます。
通知を受け取らないと楽しめないアプリなので、まずはアプリをダウンロードしたら開いて、通知を許可しておきましょう。
「はじめる」をタップして開いてみると…タイトルと作者しか最初は表示されません。

リアルタイムで通知が来てその先が読めるようになります。

画像1: リアルタイムで通知が来てその先が読めるようになります。

物語の冒頭は「もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえ」な時間帯。ということでまず最初の通知は19時頃に来ました。アプリを開いてみるとその冒頭部分が読めるようになっています。
さらに物語の進行の、その時間経過に合わせて通知が来てその都度読める範囲が長くなっていくんです。

画像2: リアルタイムで通知が来てその先が読めるようになります。

今読める部分はここまで。その先は相変わらず真っ白のままです。
下の方までスクロールしてもこの通り、引用元とかなーんにも表示されません。

画像3: リアルタイムで通知が来てその先が読めるようになります。

その後また次々と通知が来ます。「眼が覚めたのは夜だった」で始まる部分は夜なのでその通り18時くらいに通知が来て読めるようになり、「結婚式は、真昼に行われた。」とあらば正午12時に通知が来るという手の込み方。通知が来るたびに目を通せば、まるであなたのメロスになったような気分でその時間軸を実際に体験しながらどんどんと小説を読み進めていけるんです。

画像4: リアルタイムで通知が来てその先が読めるようになります。

「眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。」で通知が来たのが早朝5:30!!さすがにこれは皆さん起きてなさそうですね。「次は何時に通知が来ます」といった予告は全くないのでいつ来るかドキドキ楽しみに待つことができるのもこのアプリの楽しさ。Kindleなどの青空文庫で無料で読むことはできるけど、あえてそこは予習せずに楽しみたいところ。

クライマックスは怒涛の通知!物語もどんどん動きます。

画像1: クライマックスは怒涛の通知!物語もどんどん動きます。

最後の方はこの通知の多さ!数十分ごとに物語がどんどん動いていくのでそれに合わせて通知もバンバン届きます。クライマックスに向かっていくスピード感が通知の勢いからも感じられますね。アプリになって「時間軸を共有しながら読んでいくことができる」ということが技術で可能になったからこその小説の新しい楽しみ方なのではないでしょうか。

画像2: クライマックスは怒涛の通知!物語もどんどん動きます。

最後の通知が来て全てが読めるようになりました。
3日間メロスと共に物語を進めていくとなんだか達成感!感情移入もただ紙やWebページのテキストで読んでいくよりも一層深いものになった感じです。
3日間という短い期間で完結するストーリーだからこそできたこの読ませ方だったのかもしれませんが、今度はもう少し長いものでもこの読み方ができるアプリが出たら楽しいなと思いました。

リアルな時間軸を味わいながら小説を読めるって斬新!そのアイデアの面白さを皆さんに触れていただきたくてこのアプリを今回取り上げました。物語の細かい関してはほとんどの方が授業で触れているであろうというのと、忘れている人のためにネタバレ防止もあり触れませんでした。不朽の名作をアプリでぜひ新しい形で体感してみてください。

実時間小説 走れメロス

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