こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
東日本大震災からもうすぐ7年。みなさん防災対策きちんとしているでしょうか?今はアプリで防災のヒントを知ることができたり、情報を登録しておくことによっていざとなった時の備えができるんです。
つい先日リリースされた『東京都防災アプリ』は東京にお住いの方はもちろん、出張や旅行で東京に来る機会のある方は是非持っておきたいアプリ。また防災対策などは図解も含めわかりやすくまとめられているので、どこに住んでいても役立つ知識がたくさん詰まっているんです。

防災の基礎知識からいざとなった時に活用できる機能まで幅広く網羅。

画像: 防災の基礎知識からいざとなった時に活用できる機能まで幅広く網羅。

2015年に東京都内の家庭に配布された「東京防災」、また暮らしの中での防災対策を学べる「東京くらし防災」この2つの防災ブックとさらに災害時に役立つ機能を盛り込んで1つのアプリにまとめた『東京都防災アプリ』が先日リリースされました。アプリの中では3つのモードが選べ、上2つのコンテンツでは今から学んでおいて損はない防災の知識について知ることができます。災害時モードではいざとなった時に役立つ機能が充実していますが、災害が起こる前に登録しておいたほうがいい情報の部分が多いのでそちらも取り上げて紹介しておきます。

「東京防災モード」では基礎知識や災害時の行動を予習。

画像1: 「東京防災モード」では基礎知識や災害時の行動を予習。

「東京防災モード」では防災の基礎知識を学んだりできるだけではなく、実際の災害の備えのチェックリストがついていたり災害時の行動のシミュレーションや防災アクションといった自分で考えたり行動したりするメニューもあります。
コンテンツを見たり必要な登録をしたりするとトップの「防サイくんのおうち」に防災グッズや家具などが増えていきます。ここに出てくるアイテムからも防災情報を学ぶことができるので、楽しみながら揃えていきましょう。

画像2: 「東京防災モード」では基礎知識や災害時の行動を予習。

防災なんて馴染みないしよくわからない!という方はまずは防災クイズがおすすめです。
マルバツ式なのでこれなら気軽に取り組めるのではないでしょうか。
避難や災害の知識のほか、テロ・武力攻撃に関するもの、衛星と怪我、さらにはシンボルマークまでとジャンルは多岐に渡ります。日常生活でも役立つものもあるのでぜひチャレンジしながら学んでみてはいかがでしょうか。

「東京くらし防災モード」では生活の中でする防災を学べます。

画像1: 「東京くらし防災モード」では生活の中でする防災を学べます。

モードの切り替えは各モードの「トップ」の左上から可能。
「東京くらし防災モード」では生活に取り入れられる防災についての知識をつけることができます。
いつものあの行動、ちょっと変えると実は防災につなげられるということがたくさんあるんです。まずは取り入れられることを見つけて備えていきましょう。こちらの東京くらし防災モードと災害時モードでは簡単に緊急ブザーにアクセスすることもできるので、災害以外の万が一のトラブルの時のためにもこれがあることを覚えておくと良いでしょう。

画像2: 「東京くらし防災モード」では生活の中でする防災を学べます。

「くらしの中で防災をしよう」のコンテンツでは「いますぐできる!15のこと」や「片付けでできる防災」「買い物でできる防災」など簡単にいつもの生活のルーティーンの中でできる知識について学ぶことができます。例えば「カーテンは閉めて寝る」という行為がガラスの飛散防止になると書かれてあり、当たり前のことの中にも実は災害対策につながるのか!と意識をすることができます。
また「片付けでできる防災」では棚の収納の方法や、食器の重ね方・落下防止テクニックなども。食器は大きい順に下から積んでいくものだと思ったら実は違う!驚きでした。

画像3: 「東京くらし防災モード」では生活の中でする防災を学べます。

買い物の仕方も一工夫。「日常備蓄」という言葉は知らなかったのですが実はこれ私はおうちでお水や缶詰などで何となくやってました。ただストックを切らしてしまってから買い足すことが多かったので、次からはちょっと多めに買っておくこと、さらに使うと分かった時点で買い足すことを意識していきたいなと思いました。
また在宅避難の時の心得なども載っています。食事と料理に関しては何もない時に練習しておけばいざという時の調理でも失敗が少なくて済みそうです。

防災マップはオフラインでも使用可能。よくいる場所はダウンロードを。

画像1: 防災マップはオフラインでも使用可能。よくいる場所はダウンロードを。

「東京防災モード」「災害時モード」のメニューから「防災マップ」にアクセスすることができます。電波がある状態であれば「オンラインマップ」が使え、近くの避難所を現在地から確認することができるので自宅や職場から見ておくことをオススメします。
また電波がなくても使える「オフラインマップ」もあり、こちらはあらかじめダウンロードしておくことで使用可能になり、現在地の表示もできるそう。市区町村ごとになるので、自宅や職場のある場所、またよく行く営業先のある場所やお買い物やご飯を食べに行くエリアは入れておくと良いと思います。

画像2: 防災マップはオフラインでも使用可能。よくいる場所はダウンロードを。

「地域危険度マップ」では各エリアの危険度を色別にわかりやすく示しています。道路一本隔てただけで危険度がグッと上がったりするので驚きです。
右上の矢印のアイコンで「総合危険度」「火災危険度」「建物倒壊危険度」を切り替えて確認することができます。よくいる場所が危険度の高めの場所だった場合は先ほどのマップで避難所を確認しておくなど備えておきましょう。

自分や家族の情報を忘れずに登録!安否連絡

画像: 自分や家族の情報を忘れずに登録!安否連絡

いざ災害が起きてしまった時、防災の勉強も大切ですが情報を登録して備えておくことも大切。
「東京防災モード」の「今やろう防災アクション」、もしくは「災害時モード」のメニューなどから「自分と家族の情報登録」をあらかじめしておきましょう。アレルギーや常時服用している薬の情報も入れられるので万が一病院に行くことになった時にも役立つでしょう。(余談になりますがiPhoneユーザーの方はヘルスケアアプリのメディカルIDも登録しておいてください。)
災害が起きてしまった時には「災害時モード」の「安否連絡」を使って家族や友人に安否を知らせたり、逆に調べたりもできます。災害時にいきなり使ってみようにもわからない!とならないように予習しておくと良いでしょう。

観光や出張で来る人にもオススメしたい、複数言語のヘルプカードもついています。

画像: 観光や出張で来る人にもオススメしたい、複数言語のヘルプカードもついています。

外国から東京に出張や旅行で来る人にもこの『東京都防災アプリ』は対応できる機能がたくさんあります。アプリ自体が一部機能を除き日本語だけではなく英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に対応しているので「地震大国だしもしも自分がいる時に災害が起きたら…!」と考えている方にもインストールしていただき、読んで備えていただけたらな、と思いました。災害時モードのメニューに「3ヶ国語対応ヘルプカード」というのがあり、それらを使うことで旅行者の人にも情報を伝えたり困っていることを聞いたりするなどのコミュニケーションの助けになるでしょう。

いつ何が起きるかわからないのが災害。同時に備え方がわからないというのもあるでしょう。
このアプリでは本当に幅広く対策やシミュレーションを掲載していて、しかもわかりやすい。今からできることも多いことを実感すると思います。
堅苦しい作りでは全くないので、まずは暇つぶしの読み物程度でもアプリをダウンロードして目を通してみてはいかがでしょうか。

東京都防災アプリ

iOS

Android

This article is a sponsored article by
''.