こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。
Instagramでアナログな雰囲気の写真が流行っていますが、動画でも簡単にアナログっぽいものを撮ったり加工したりできるアプリがあるんです。
今回はそんな『8ミリカメラ』をご紹介いたします。
アカデミー賞にノミネートされた映画にも使われたアプリ

この『8ミリカメラ』というアプリはレトロに仕上がる映像を撮れるアプリなのですが、何と「シュガーマン 奇跡に愛された男」というアカデミー賞にノミネートされた映画の撮影にも使われているものなのだそう。
昔に撮影されたような映像を撮ってみたい、またはすでに撮ったものをレトロな雰囲気に加工したいという時にはぜひ使っていただきたいアプリなんです。
選べるフィルムは10種類。レンズも変えられます。

フィルムは全部で10種類。一番最初の写真のようなピンクなレトロ調のもの、モノクロ、セピアっぽいものなどレトロな色々なテイストのものが用意されています。選び方は右下のダイヤルをくるくる回していくのですが、逆回転できなかったりする不便さがまた昔のカメラっぽさを出していてたまりません。

左下のフィルムボタンから飛べるページで設定を変更できるのですが、アスペクト比を変えたり、解像度を変えたりすることも可能。このページではずっと4:3の画面で紹介していますが、16:9で撮影することも可能です。用途によってぜひ使い分けてみてください。
またレンズが7種類用意されていて、同じフィルムでもこんな風に映りが変わります。撮影したいイメージに合わせて使い分けてみてくださいね。
ワンタップで撮影可!カメラロールからの読み込みもできます。

撮影方法はとても簡単。アプリを立ち上げて好きなフィルムをセットして記録ボタンをタップするだけで録画が開始します。撮影中にフィルムを変えることもできますよ。
また「ジッタ」という部分をタップすると昔の映像のように上下に揺れる感じを追加することができるのも面白いです。「音声」では無音で録音や、映写機のようなカタカタ音を足すように撮ったりする設定も可能です。
カメラロールに入っている動画を読み込みたい場合はフィルム変更ダイヤルの上の「ビデオを読み込む」ボタンから選んで加工しましょう。

画面下の真ん中の矢印のボタンでカメラの内側/外側を切り替えることもできます。
自撮りする時はこれで切り替えて内側カメラから撮ると楽チンです。
フラッシュは暗い場所で撮る時に便利。外側カメラの時のみ使えてつけっ放しにできるので、バッテリー残量に注意しながら効果的に使いましょう。

撮った映像は自動でカメラロールに保存され、さらに「リール/クリップ」のところに保存されます。
リールの方から各動画を開くと音楽を追加できたり、タイトルをつけたりなどの簡単な編集加工もできるので必要に応じて使ってみてください。
先ほど書いたアスペクト比などの設定変更はこの画面の右上から行えます。
こんな感じの動画が撮れます。
#8ミリカメラ pic.twitter.com/lUADkZH0IO
— 今井安紀(Aki Imai) (@akinyan0826) 2017年9月10日
撮って文字を入れてみたものがこんな感じです。文字入れのテーマは「ミニマリズム」を使用しました。
これは3つの動画を組み合わせたのですが、動画のつなぎ合わせくらいの編集であればこのアプリ内で可能です。
#8ミリカメラ pic.twitter.com/YqLAyQ31AH
— 今井安紀(Aki Imai) (@akinyan0826) 2017年9月10日
文字入れのテーマ「クラシック」にすると映像の最初に文字がかぶるようになります。
#8ミリカメラ pic.twitter.com/0CMrJn0jBX
— 今井安紀(Aki Imai) (@akinyan0826) 2017年9月10日
自撮りするとこんな感じ。
肌の感じがちょっとざらっと映るのとかレトロです。
前の方の音声切り替えで説明した、映写機のようなカタカタ音はこんな感じで入ります。
キラキラした動画もいいけれど、写真でもザラザラ加工が流行っているくらいですしレトロな映像を投稿してみてはいかがでしょうか?レンズとフィルムの組み合わせで色々な雰囲気で撮影できてなおかつカメラロールの動画も加工できるから、日常の中で撮ったもので本当に素敵な動画に仕上げることができるんです。映画が作れちゃうくらい優秀な『8ミリカメラ』、有料ですが試す価値ありです!
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