こんにちは。アプリソムリエの今井安紀です。今回ご紹介するアプリは「ひとりぼっち惑星」のデベロッパさんが新しくリリースしたアプリ『からっぽのいえ』です。
ゲームのストーリーが深くて切なくて、最後では泣きそうになりました。
幸せってなんなのだろう。

人のいなくなった空っぽの家を守り続けるロボットの切ない物語。

画像1: 人のいなくなった空っぽの家を守り続けるロボットの切ない物語。

「ひとりぼっち惑星」の開発者さんであるところにょり氏が新しくリリースしたアプリ『からっぽのいえ』、今回は記憶データ化された物語を読み進めていく形式になっています。
舞台は人がもういないという家。
家庭用汎用性ロボットRJ6388265がおうちを守っており、謎の「わたし」が物語を語っています。
しかしこの『からっぽのいえ』、ただデータを読み進めていくだけではなくそのストーリーもすすめからも切なさが散りばめられているんです。

画像2: 人のいなくなった空っぽの家を守り続けるロボットの切ない物語。

家を攻撃しようとする謎の丸い姿の敵が現れるので、それを指でなぞってロックオンし指を離してミサイルを発射させ、敵をどんどん倒していきます。
家の真上にある電波アイコンをタップすると敵を混乱させ呼び寄せる電波を出して、敵を倒しやすくします。こちらは10分おきに使用可能です。

敵を一定数倒すと記憶データが読めパワーアップさせることが可能。しかし……

画像1: 敵を一定数倒すと記憶データが読めパワーアップさせることが可能。しかし……

敵を家の右に書かれている一定の数倒し、家の中にいるRJ6388265をタップすると記憶データを1つ読むことができるようになります。
読めるデータはそれぞれタップしてみて探すしかない模様。読めるものをタップすると自動的にお話が始まります。

画像2: 敵を一定数倒すと記憶データが読めパワーアップさせることが可能。しかし……

最初はRJ6388265の起動から始まります。

画像3: 敵を一定数倒すと記憶データが読めパワーアップさせることが可能。しかし……

その時読める記憶データを最後まで読むと家を増強し制御システムをアップデートすることができるようになります。

画像4: 敵を一定数倒すと記憶データが読めパワーアップさせることが可能。しかし……

しかし制御システムのアップデートのためには記憶媒体の容量が不足しているとのこと。
そのため記憶データの一部を削除しなければならないんです。
このゲームの進め方が後々切なくなっていくんです。

RJ6388265が仕えた家族の物語が切ない

画像1: RJ6388265が仕えた家族の物語が切ない

このあとからRJ6388265が仕えたおうちの記憶データが語られていくのですが、一家の一生を追って語られていく様々なことが、あぁ、もう今誰もいない家でこれを語っているのだなと思うともう切ない。いったい何があってこうなったのでしょう。

画像2: RJ6388265が仕えた家族の物語が切ない

反抗期のくだりはちょっとあるあるだなぁなんて思いましたが。
こんな風に振り返る姿は、ロボットなのにまるで親のよう。
楽しかった普通の家庭の姿が思い浮かびました。

画像3: RJ6388265が仕えた家族の物語が切ない

余談ですが、これは私も耳が痛い。ううう。やめろ。

どんどん消えていく記憶データ、そして……

画像: どんどん消えていく記憶データ、そして……

記憶データを1つ読むごとにシステム増強、そしてそのために記憶データを消しそこに制御システムを書いていくのでどんどんRJ6388265の記憶データはなくなっていきます。もちろん消してしまったデータにアクセスすることはできません。
だれもいなくなった家を守りたがるRJ6388265、そして「わたし」の思い、最後はとても切ないエンディングが待っています。
誰かにとっての幸せってなんだろう。しぬってなんだろう。
そんなことを考えてしまいました。

アプリで遊んでいる、というよりは考えさせられる切ない物語を読んでいるような感覚の『からっぽのいえ』少しずつ噛みしめるようにぜひ進めてみてください。

からっぽのいえ

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