こんにちは!中山こころです!
今回は前回紹介しました
「掏摸」の兄妹作の紹介です☆

今までも何度かご紹介しました
中村文則さんの作品で
『王国』です。

画像: 「王国」 中村文則

社会的要人の弱みを作り握るという
闇の仕事をするユリカ。

その仕事を依頼してくる
組織には深くは関わることなく
ただただ依頼された仕事をこなしていた。

ある日見知らぬ指の長い男に
「あいつは化け物だ。関わらない方がいい。」
と急な忠告を受ける。

だが化け物と言われる、木崎と呼ばれる男は
ユリカに接触してきた。

世の中を思うように操るような男・木崎に
ユリカは立ち向かう…

____________________

「掏摸」のあとがきに書かれていた
兄妹作と聞いて
とてつもなく惹かれて読了!

「掏摸」と同じように
不気味な男・木崎に対峙した
今回は女性であるユリカの話でした。

女性が主人公で娼婦というより、
ハニートラップを仕掛けることが
彼女の仕事で、
またやはり闇の仕事。

木崎のような男に対し
ある意味では一般人の彼女が、
木崎と対峙したことにより
運命がまた大きく変わっていく様に
引き込まれていきました。

教団Xを始め、順番は違いますが
銃、掏摸、王国と…
中村さんの作品を読んできましたが、
題材にしろ、主人公にしろ、
普通に生きていれば
見ることすらない世界に
魅了されっぱなしです!

This article is a sponsored article by
''.