今回はポッと心が温まる、
素敵な小説を紹介します☆
累計120万部突破のベストセラー
大沼紀子さんの「まよパン」こと
『真夜中のパン屋さん』
です。

都会の片隅に真夜中、
午後11時から午前5時まで営業している
「ブランジェリークレバヤシ」という
パン屋さんがある。
オーナーはいつも笑顔を絶やさない暮林。
口の悪いイケメンパン職人の弘基。
その2人が働くこの店からは
いつも香ばしいパンの香りを漂っている。
その香りに誘われて
なぜか珍客が扉をくぐってくるのだ。
母親に振り回され、
このパン屋にたどり着いた希実は
店の2階で居候として世話となり、
暮林と弘基と共に店を切り盛りすることに…
3人の問題を抱えてくる珍客達の、
そして各々の問題を解決するために
奮闘する日々が幕を開けた…
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第5段にまで続く
「まよパン」シリーズ。
自分でもびっくりするほどのめり込み、
寝不足にさせられた作品でした!
幸せの香りしかしないパン屋
という舞台で、
気がついたら集まるようになった珍客達や
暮林、弘基、希実の想像以上に重い問題が、
妙なハーモニーを作っていて
この美味しい作品ができているようです。
内容は意外とシリアスな部分も多いのに
個性的なキャラクター達のお陰か、
文字からでも伝わる
パンの香ばしさのお陰か…
温かみのある、なんともほっこりする作品!
登場する愛くるしいキャラクターに
所々クスリと笑わされて、
テンポ良く進んでいく物語に吸い込まれます。
.
そして、お待ちかねだった
シリーズ最新作が今年3月に出て、
物語は更に盛り上がりを見せています!
「午後4時の共犯者」は
また新たな謎も解け、
またほっこりだけでなくほろりともします。

更に、まだ続くであろう
その続きが気になって仕方ありません!
「まよパン」中毒になること必至‼︎
是非読んでみて下さい♪