こんにちは!中山こころです!
今回はミステリー史に残る
傑作小説を紹介したいと思います☆

ドラマ化もされているので
知っている方も多いかも知れません、
宮部みゆきさんの
『火車』です。

画像: 「火車」 宮部みゆき

休職中の刑事・本間俊介の元に
亡き妻の親戚で
銀行員を務める和也が訪れてきた。

和也は結婚を約束した婚約者・関根彰子の
行方を捜して欲しいと頼みにきたのだ。

和也が言うには、
彰子は過去に自己破産をしており、
そのことを知った彼は本人に
事の真意を問い詰めた直後に、
彰子は姿を消したのだ。

休職中の本間は警察手帳も使えないまま
捜査を開始する。

彰子の勤め先や自己破産手続きを行った弁護士
など足あとを辿って行く…
が、本間は”勤め先での関根彰子”と
”自己破産した関根彰子”
同一人物であるはずなのに違和感を感じた。

本間の内にある疑念が湧く…

謎の影にはカード会社の犠牲ともいうべき
自己破産の壮絶な人生が隠されていた…

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1993年の山本周五郎賞を受賞した作品です。

最後の最後まで主人公にも
読んでいるこっちにも、中々
尻尾を見せてくれない展開だらけでした!

なので次の展開が気になって
気になって仕方がなかったです。

読み終わっても、その次が読みたくなる
そんな衝動にかられてしまいました。

想像はつくのですが、
宮部さんはどういう風に
その先を描くのかが気になりました!

作品の途中からは切なくて
やりきれなくなりました。

救われるものが少なく感じる作品でしたが、
一度読み始めれば止まらない、
引き込まれる物語でした!!

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