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奇跡の2000マイル
観てきました。

たった一人、愛犬とラクダを連れて、壮大な冒険の旅へ

1977年に、ロビン・デヴィッドソンが愛犬と4頭のラクダを連れて、アリススプリングスからインド洋に向かってオーストラリアの砂漠地帯およそ3000km(2000マイル)を踏破した実話を映画化した作品です。

およそ半年に及ぶ旅には、荷物を運ぶラクダが必要で、その為に約2年間、住み込みでラクダの世話をしながら調教を習い、引き換えに3頭のラクダと、その1頭が産んだ赤ちゃんラクダを手に入れる。

こうして壮絶かつ過酷な冒険が始まります。

何もない砂漠でたった一人、誰とも会話もなければ毎日ただひたすら歩き続ける旅に、孤独と寂しさが襲う。また、野生のラクダや蛇が襲ってきたり、4頭のラクダが突然消えていたりと、大自然と闘いながら進んでいく彼女の勇敢な姿に心揺さぶられます。
アボリジニの人たちとの出会いに、言葉がわからなくても、大自然の中で生きるもの同志、心と心が通じ合い、そして助けあう。また、長年連れ添い、何度も危機を救ってくれた愛犬との別れ…そんな出会いと別れを経て、それでも前に進んでいく彼女の芯の強さに本当に心打たれます。

オーストラリアの広大な大自然、砂漠、エメラルドグリーンの海等の息を呑むほどの美しさも見ものです!

ロビンを演じたミア・ワシコウスカの秀逸な演技が、本当にドキュメンタリーなのではないかと思うほど、リアルで素晴らしかったです。

最後にロビンの言葉。
「私が学んだ二つのこと。それは、パワフルで強くあることを自分に許すこと。
そして、どんな悩みでも一番難しいのは最初の一歩を踏み出し、最初の決断をすることなの。」

人間、誰でも何かできる!できない理由なんてない!
生きる希望とパワーをもらえる作品です!!

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写真は、サハラ砂漠を旅したときのものです。
ロビンの旅とはスケールが違いすぎますが…

あ~旅に出たい!!

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